終わってしまいました。
昨日は最終回を何回リピしたことやら(笑)
どのシーンも印象に残ってますが、記者会見場での半沢(堺雅人)が箕部幹事長(柄本明)に向かって言う言葉は今の日本の状況を言っているようにも聞こえてウルウルしました。
このドラマは働く男性のイメージが強い気がしてましたが、最終回は2人の女性が良かったです。
1人は白井大臣(江口のりこ)、幹事長の言いなりと思っていた彼女が徐々に箕部に対して不信を抱くようになり、最後は反旗を翻した感じでスカッとしました。
盆栽を投げるシーンはまさにでしたね。
あと1人は半沢の妻の花さん(上戸彩)。これまでは、半沢と仕事のことで話すことはほとんどなかったのに、いつもと違う旦那さんの様子に
「何かあった?」で始まり「銀行なんて辞めたら良いよー」「よく頑張ったね」「生きていればこそ…」
どの言葉も旦那さんに対しての愛情が出ていて、素敵なご夫婦のシーンでした。
ラストの半沢と大和田取締役(香川照之)のやりとり、銀行を辞めると言う半沢に対しての大和田の挑発、退職願を破り捨てるシーンも圧巻でした。
このドラマ、主役は堺さんでしたが香川さん無しでは語れないくらいだし、どの俳優さんも迫力があって熱が凄かったですよー。
前半は証券会社編、後半は帝国航空の再建で政府との対立。全話を通して楽しませてもらいました。
たぶん視聴率を含めて今年1番のドラマになるようにも思います。
キャストの方もそうですが、スタッフや制作に関わる方々、コロナ禍の中での撮影も大変だったとは思いますが、楽しいドラマを有難うございました。