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このところ中村紘子「チャイコフスキーコンクール --ピアニストが聴く現代--」（１９８８、中央公論社）を読んでいます。
美しい文章の背後に深い思考と洞察が流れています。著者は人間としてスケールの大きなピアニストだと思います。
今日の京浜東北線で読んだページから：
ピアノ演奏法の本質は何よりも「なめらかな美しいヴェルヴェットのようなレガートのタッチ」にあった。（Ｐ１０５～１０６）
音というのは、キイから打鍵先が遠ざかれば遠ざかるほど雑になり濁りやすくなってくる。（Ｐ１０７）
プロの演奏家と学生の演奏との相違はなにか。それは、他者の耳と心に曝された体験の多さと深さで決まる。他者の耳と心に曝されることによって、プロはしたたかにたくましく、より複雑に成長をとげていく。（Ｐ１１３）
ロンちゃん、元気になったのでしょうか。
ロンのご心配をいただいてありがとうございます。
熱は引いたようで、だいぶ元気になってまいりました。
とても痛い注射というものを獣医さんに打っていただき、でも、鳴かずにがまん。強い子ねぇとロンちゃん褒められてご機嫌！？（な訳はないですが、、、）ひたすら我慢して、動物は具合が悪ければ、寝る、ひたすら、寝る。人間は具合が悪くても、今日は頑張らなくちゃ・・・・とか、状況に逆らう（時がある）から・・・・・・・ネコをみならおうっと
家にも昔、マルチーズの「ペロ」がいました。車に乗せて走っていると、他の車の人が一斉に視線を投げてくるほどのかわいい犬でした。確かに具合が悪いときはひたすら、安静にしてましたね。眠いとか、痛いとかは体が出す大切なサインですから、傲慢にならず謙虚になってしっかり休む、手当てをすることが大切だと思います。