ラヴェッロ巡り、ドゥオーモに続きその傍らに入口を開いている古い館、ヴィッラ・ルフォロを訪ねました。
かつての栄華を偲ばせる石造りの建築物に春になれば色とりどりの花が咲き乱れるであろう美しげな庭園、まるで天空にいるかのような素晴らしい眺め…ラヴェッロを代表する見所の1つとされるのも頷けます。
のんびり気ままに、広い敷地の散策を楽しみました。
<ヴィッラ・ルフォロ(ドゥオーモ広場) / ラヴェッロ>
ラヴェッロ(Ravello)の中心、ドゥオーモ広場(Piazza Duomo)の東南端に、「ビッラ・ルフォロ(Villa Rufolo)」の入口があります。
通路部分はアーチとなっている、堂々たる石塔の入口です。
ヴィッラ・ルフォロの敷地内から南を望んでみました。
輝く太陽の下に、ティレニア海が広がっていました。
ラヴェッロは標高約350mの高台に位置するにもかかわらず、間近に迫った海の迫力ある風景を楽しむことができ、周囲の地形がどれだけ急峻であるかが分かります。
右端の建物が、宿泊したホテル・ルフォロ(Hotel Rufolo)です。
ヴィッラ・ルフォロは、13世紀に当時の豪商ルフォロ一族によって築かれ、その後幾人かの手に渡った後、19世紀にスコットランド人フランシス・ネヴィル・リード(Francis Nevile Reid)が購入して修復、現在の姿となりました。
Wikipediaによると、ルフォロ一族のランドルフォ(Landolfo Rufolo)は、かのジョヴァンニ・ボッカッチョ(Giovanni Boccaccio)が著した「デカメロン(Decameron)」にも記されているそうですね!
この明るく暖かそうな(実際歩き続けていると汗ばむ程!)日射しと抜けるような青空…12月31日の大晦日とはとても思えません。
領主の館へと入ってきました。
天井部分等は半分崩れかかっている様子でしたが、美しい柱は健在でした。
アラブ様式とシチリア様式とを折衷させたという、美しいムーア式回廊は、どこかオリエンタル風のエキゾチックなムードが感じられます。
結構重層的な入り組んだ構造をしていて、迷宮的要素にも富んでいます。
…井戸でしょうか?
昔は常に水が出ていたのでしょうね^^
眩しい太陽光の射し込むコントラストが、とても印象的です。
館から外へ出てきました。
背後を振り返ると、ホテル・ルフォロがずいぶん高い所へ遠ざかっていました。。。
ホテル・ルフォロの左隣は、サン・フランチェスコ教会(Chiesa di San Francesco)です。
正面に向き直ると…絵はがきのような(実際絵はがきにも採用されています^^)絶景が!!
独特の枝振りをしている松の木、遠くに見おろす切り立った海岸、エキゾチックな古い教会(いと聖なる受胎告知教会 / Chiesa della Santissima Annunziata)そして紺碧の海と空…そこに普通に存在するのがさも当然であるかのように完璧な構図に、魅了されるばかりでした(^o^)
花の植えられたプランターも、見事なラインを描いています!
見れば見る程に美しい、天空からの眺め…何時間でも佇んでいられるのでは!?とすら思えました。
いちいち絵になる構図に溢れている、素敵な庭園です♪
幾何学模様の植え込みも楽しい庭園。
春以降には、咲き乱れる花々の競演が美しく繰り広げられるのでしょう。
1880年にヴィッラ・ルフォロを訪れたヴィルヘルム・リヒャルト・ヴァーグナー(Wilhelm Richard Wagner)もこのロケーションに魅了され、オペラ「パルジファル(Parsifal)」の第2幕「クリングゾル(Klingsor)の魔法の庭」の着想を得たといわれています。
このことを記念して、現在のラヴェッロでは、毎年夏に「ラヴェッロ・フェスティバル」を開催、この庭園でもヴァーグナーのコンサートが行われるそうです♪
いつの日か、ラヴェッロが最もラヴェッロらしい季節である夏に再訪したいです!
アップして見ると、断崖ですね、アマルフィ海岸(Costiera amalfitana)…。
建物も、今にも海に落ちそうに見えます;
館の石塔も、入口のそれと同様にどっしりと天へ向けて聳え立っています。
青空とのコントラストが素晴らしいです。
館へと戻ってきて、ムーア式回廊の近くの地面近くに施されていた装飾。
ネコ?が魚に喰らい付いているように見えました。。。
足下の目立たない位置で健気に存在をアピールしているような、哀愁漂う雰囲気に惹き付けられました(^^;)
訪れた時には入口であった石塔が、当然ながら今度は出口となります。
見事なアーチですね。
結構長居したかなぁ、と思ったのですが、実際の滞在時間は40分程…素晴らしい眺めに魅了されどおしであった古の館、ヴィッラ・ルフォロでした。
かつての栄華を偲ばせる石造りの建築物に春になれば色とりどりの花が咲き乱れるであろう美しげな庭園、まるで天空にいるかのような素晴らしい眺め…ラヴェッロを代表する見所の1つとされるのも頷けます。
のんびり気ままに、広い敷地の散策を楽しみました。
<ヴィッラ・ルフォロ(ドゥオーモ広場) / ラヴェッロ>
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ラヴェッロ(Ravello)の中心、ドゥオーモ広場(Piazza Duomo)の東南端に、「ビッラ・ルフォロ(Villa Rufolo)」の入口があります。
通路部分はアーチとなっている、堂々たる石塔の入口です。
ヴィッラ・ルフォロの敷地内から南を望んでみました。
輝く太陽の下に、ティレニア海が広がっていました。
ラヴェッロは標高約350mの高台に位置するにもかかわらず、間近に迫った海の迫力ある風景を楽しむことができ、周囲の地形がどれだけ急峻であるかが分かります。
右端の建物が、宿泊したホテル・ルフォロ(Hotel Rufolo)です。
ヴィッラ・ルフォロは、13世紀に当時の豪商ルフォロ一族によって築かれ、その後幾人かの手に渡った後、19世紀にスコットランド人フランシス・ネヴィル・リード(Francis Nevile Reid)が購入して修復、現在の姿となりました。
Wikipediaによると、ルフォロ一族のランドルフォ(Landolfo Rufolo)は、かのジョヴァンニ・ボッカッチョ(Giovanni Boccaccio)が著した「デカメロン(Decameron)」にも記されているそうですね!
この明るく暖かそうな(実際歩き続けていると汗ばむ程!)日射しと抜けるような青空…12月31日の大晦日とはとても思えません。
領主の館へと入ってきました。
天井部分等は半分崩れかかっている様子でしたが、美しい柱は健在でした。
アラブ様式とシチリア様式とを折衷させたという、美しいムーア式回廊は、どこかオリエンタル風のエキゾチックなムードが感じられます。
結構重層的な入り組んだ構造をしていて、迷宮的要素にも富んでいます。
…井戸でしょうか?
昔は常に水が出ていたのでしょうね^^
眩しい太陽光の射し込むコントラストが、とても印象的です。
館から外へ出てきました。
背後を振り返ると、ホテル・ルフォロがずいぶん高い所へ遠ざかっていました。。。
ホテル・ルフォロの左隣は、サン・フランチェスコ教会(Chiesa di San Francesco)です。
正面に向き直ると…絵はがきのような(実際絵はがきにも採用されています^^)絶景が!!
独特の枝振りをしている松の木、遠くに見おろす切り立った海岸、エキゾチックな古い教会(いと聖なる受胎告知教会 / Chiesa della Santissima Annunziata)そして紺碧の海と空…そこに普通に存在するのがさも当然であるかのように完璧な構図に、魅了されるばかりでした(^o^)
花の植えられたプランターも、見事なラインを描いています!
見れば見る程に美しい、天空からの眺め…何時間でも佇んでいられるのでは!?とすら思えました。
いちいち絵になる構図に溢れている、素敵な庭園です♪
幾何学模様の植え込みも楽しい庭園。
春以降には、咲き乱れる花々の競演が美しく繰り広げられるのでしょう。
1880年にヴィッラ・ルフォロを訪れたヴィルヘルム・リヒャルト・ヴァーグナー(Wilhelm Richard Wagner)もこのロケーションに魅了され、オペラ「パルジファル(Parsifal)」の第2幕「クリングゾル(Klingsor)の魔法の庭」の着想を得たといわれています。
このことを記念して、現在のラヴェッロでは、毎年夏に「ラヴェッロ・フェスティバル」を開催、この庭園でもヴァーグナーのコンサートが行われるそうです♪
いつの日か、ラヴェッロが最もラヴェッロらしい季節である夏に再訪したいです!
アップして見ると、断崖ですね、アマルフィ海岸(Costiera amalfitana)…。
建物も、今にも海に落ちそうに見えます;
館の石塔も、入口のそれと同様にどっしりと天へ向けて聳え立っています。
青空とのコントラストが素晴らしいです。
館へと戻ってきて、ムーア式回廊の近くの地面近くに施されていた装飾。
ネコ?が魚に喰らい付いているように見えました。。。
足下の目立たない位置で健気に存在をアピールしているような、哀愁漂う雰囲気に惹き付けられました(^^;)
訪れた時には入口であった石塔が、当然ながら今度は出口となります。
見事なアーチですね。
結構長居したかなぁ、と思ったのですが、実際の滞在時間は40分程…素晴らしい眺めに魅了されどおしであった古の館、ヴィッラ・ルフォロでした。
どの写真も絵葉書みたいでうっとりです。
写真を拝見してると、1度はこの景色を自分の目で見たくなりますよね。
ああ、行ってみたいところが沢山ありすぎて困ってしまう。
装飾、タテガミっぽいからライオンなのかなとも思うけれど、それにしては顔が妙に情けないし(笑)、ライオンは魚なんて食べないから、やっぱり猫なのかしら?
夏は観光客がいっぱいで、こんなにゆったり美景を堪能するのは難しそうですね。
南イタリアには、仰るとおり太陽との相性が殊にピッタリですね^^
ただでさえイタリア屈指の風光明媚な地域のうえに、切り立った高台に町があるので、このラヴェッロからの景色が絶景でない訳がありませんよね!
タヌ子さんも、訪伊の折には是非、このラヴェッロへお立ち寄りになってみては如何でしょう(^o^)
確かにたてがみですね…脚の付き方が変;と思ったら、下半身が欠損している…歯形が妙にリアルでw、ユーモラスな表情の珍獣クンでした。
こんなに素敵な土地を、大勢のセレブや観光客が放っておく筈がありませんよね。
それでもやはりベストシーズンは夏なので、夏にも一度訪れてみたいです(^-^)
春には花がたくさん咲いて、海とカラフルなお花でとっても綺麗そう~。縁に並べられたプランター、いくつあるのでしょうね^^
地中海の青い海と青い空、冬とは思えないですね。私も月末にはアドリア海リベンジです!
花の咲く季節に、是非再訪してみたいです^^
夏には、ここをステージにしたフェスティバルも催されるとのこと、月光に照らされた夜の海をバックにしたステージもさぞかし幻想的でしょうね。
クロアチアの島々を巡られるそうですね!いいなぁ~(^-^)
またアドリア海の素晴らしい風景を、ぜひぜひご紹介してくださいね!