ようやく秋らしい涼しさを感じられるようになった10月に入り、東京とその近辺を気ままに巡ってきました。
まずは、高校卒業まで住んでいた、茨城県つくば市へ。
関東平野に聳える紫峰・筑波山へと赴きました。
頂上近くまでは、ケーブルカーとロープウェイもあるアクセスの良さを今回は最大限に利用して、頂上を目指します。
ケーブルカーで頂上近くまで上って、最初に2つの峰のうちの1つ、男体山上まで歩きました。
<筑波山>
京都駅を6時14分に出発する始発の「のぞみ」で出発、東京駅と秋葉原駅で電車を乗り継ぎ、3時間半程の所要時間で、つくばエクスプレスのつくば駅へ到着。
このつくば駅、筑波研究学園都市の中心部に位置するターミナル駅だけに、地下駅から地上へと上がったエントランスも、未来的なデザインですね。
つくば駅からは、筑波山へ直行する「筑波山シャトルバス」が運行されています。
筑波山の中腹と山上とを結ぶ、ケーブルカーの最寄り停留所へは36分、ロープウェイの最寄り停留所となる終点へは50分の所要時間で、つくば駅との間を走っています。
週末のこの日は、筑波山の登山客が、バスのりばで長い行列を作っていました。
バスはほぼ満席の状態で、つくば駅を出発。
学園都市の幹線道路である、東大通りを一路北へと進んでいきます。
少し走っていくと、行く手に目指す筑波山の稜線が、街路樹越しに姿を現し始めました。
今回の筑波山行では、つくばエクスプレスの東京側のターミナル、秋葉原駅で購入した「筑波山きっぷ」を利用。
つくば駅までのつくばエクスプレスと、筑波山シャトルバスの、それぞれ一往復分、それに筑波山シャトルバスの指定された筑波山中腹の区間とケーブルカー・ロープウェイとが乗り放題となる、2日間有効のお得なチケットです。
秋葉原からのお値段は、4,300円(大人1人)。
今回想定している行程では、利用する交通機関のレギュラー運賃の合計よりも、1,000円強お安くなる勘定でしたので、筑波山へは今回東京へ日帰りの行程でしたが、利用してみることに。
駅では、自動販売機と案内カウンターで購入できますが、案内カウンターで購入すると、筑波山のガイドマップもいただけます♪
ということで、秋葉原駅の案内カウンターで購入しました。
「筑波上沢」の地名が記された、このゲートを過ぎると、車窓風景が一変。
大学や研究施設の敷地が道路沿いに広がる研究学園都市の風景から、その周囲を取り巻く田園風景へと、車窓からの眺めが変わりました。
見えない境界線でスッパリ分けられたように、眺めが短い時間のうちに切り替わったのが、印象的でした。
学園都市のエリアを抜けると、一気に広がった視界の先に、優美に稜線を延ばす紫峰(筑波山の別称)の全容が!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
最高地点の標高は877mと、決して高い山ではありませんが、関東平野の只中に屹立しているだけに、その美しい姿の存在感は圧倒的です。
筑波山の全容を、ここまでしげしげと眺めるのも、高校生であった頃以来かもしれません;
バスが進むにつれ、当然のことながら、筑波山の山体が、みるみる大きく、眼前に迫ってきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
次第に近付いてくる山の姿は、遠くから眺めた優美さから、険しく荒々しい自然の峻厳な印象へと、変化していくように感じられました。
バスの走行するこの道路は、この後山腹に取りつき、カーブを繰り返しつつ標高を上げていきます。
つくば駅から所要36分、バスは筑波山神社入口停留所へ到着。
京都駅からの所要時間は、およそ4時間20分でした。
ここから10分走行した先の終点・つつじヶ丘(ロープウェイ乗り場があります)へと走り去る、乗車してきた筑波山シャトルバスを見送ります。
バスを見送ってから、巨大な鳥居をくぐって画像左の道路を進み、筑波山神社を目指します。
因みにこの鳥居、バスの車中から眺めた筑波山の眺めの中にも、その姿を確認することができます。
矢印の先の小さな赤い点が、大鳥居です。
バスは、麓からそこまで走って行ったということですね!
上記の、矢印のない同じ画像をクリックして、別ウィンドウの大きな画像でご覧になると、もう少し鳥居の赤い点が判別し易くなります。
大鳥居から坂道を上ること7~8分程で、筑波山神社へ到着。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
山頂へと赴く前に、道行きの無事を祈願します。
拝殿前には、立派な随神門が聳え建ちます。
この随神門は、江戸幕府第三代将軍の徳川家光が寛永十年(1633年)に寄進したものですが、火災による2度の焼失の後、文化八年(1811年)に再建されたものが現存しています。
明治時代の神仏分離以前は、仁王門として金剛力士像が置かれていましたが、神仏分離以後は金剛力士像を他所へ移し、倭建命(やまとたけるのみこと)と豊木入日子命(とよきいりひこのみこと)の随神像が置かれています。
筑波山頂に祀られた祭神を遥拝する、筑波山神社の拝殿。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
筑波山頂の2つの峰(男体山と女体山)に祀られた、筑波男ノ神(つくばおのかみ、筑波男大神 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)/男体山)と筑波女ノ神(つくばめのかみ、筑波女大神 伊弉冊尊(いざなみのみこと)/女体山)の2柱の祭神を、ここより拝みます。
筑波山神社は、標高270mに位置するこの拝殿から山上までの筑波山南面を境内地とする、広大な神域を有しています。
拝殿は、明治8年(1875年)に造営されました。
ケーブルカー・ロープウェイ利用とはいえ、登山の無事と安全を祈ってから、ケーブルカーの駅へ向かいます。
<関東きままTRIP-02>>
まずは、高校卒業まで住んでいた、茨城県つくば市へ。
関東平野に聳える紫峰・筑波山へと赴きました。
頂上近くまでは、ケーブルカーとロープウェイもあるアクセスの良さを今回は最大限に利用して、頂上を目指します。
ケーブルカーで頂上近くまで上って、最初に2つの峰のうちの1つ、男体山上まで歩きました。
<筑波山>
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京都駅を6時14分に出発する始発の「のぞみ」で出発、東京駅と秋葉原駅で電車を乗り継ぎ、3時間半程の所要時間で、つくばエクスプレスのつくば駅へ到着。
このつくば駅、筑波研究学園都市の中心部に位置するターミナル駅だけに、地下駅から地上へと上がったエントランスも、未来的なデザインですね。
つくば駅からは、筑波山へ直行する「筑波山シャトルバス」が運行されています。
筑波山の中腹と山上とを結ぶ、ケーブルカーの最寄り停留所へは36分、ロープウェイの最寄り停留所となる終点へは50分の所要時間で、つくば駅との間を走っています。
週末のこの日は、筑波山の登山客が、バスのりばで長い行列を作っていました。
バスはほぼ満席の状態で、つくば駅を出発。
学園都市の幹線道路である、東大通りを一路北へと進んでいきます。
少し走っていくと、行く手に目指す筑波山の稜線が、街路樹越しに姿を現し始めました。
今回の筑波山行では、つくばエクスプレスの東京側のターミナル、秋葉原駅で購入した「筑波山きっぷ」を利用。
つくば駅までのつくばエクスプレスと、筑波山シャトルバスの、それぞれ一往復分、それに筑波山シャトルバスの指定された筑波山中腹の区間とケーブルカー・ロープウェイとが乗り放題となる、2日間有効のお得なチケットです。
秋葉原からのお値段は、4,300円(大人1人)。
今回想定している行程では、利用する交通機関のレギュラー運賃の合計よりも、1,000円強お安くなる勘定でしたので、筑波山へは今回東京へ日帰りの行程でしたが、利用してみることに。
駅では、自動販売機と案内カウンターで購入できますが、案内カウンターで購入すると、筑波山のガイドマップもいただけます♪
ということで、秋葉原駅の案内カウンターで購入しました。
「筑波上沢」の地名が記された、このゲートを過ぎると、車窓風景が一変。
大学や研究施設の敷地が道路沿いに広がる研究学園都市の風景から、その周囲を取り巻く田園風景へと、車窓からの眺めが変わりました。
見えない境界線でスッパリ分けられたように、眺めが短い時間のうちに切り替わったのが、印象的でした。
学園都市のエリアを抜けると、一気に広がった視界の先に、優美に稜線を延ばす紫峰(筑波山の別称)の全容が!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
最高地点の標高は877mと、決して高い山ではありませんが、関東平野の只中に屹立しているだけに、その美しい姿の存在感は圧倒的です。
筑波山の全容を、ここまでしげしげと眺めるのも、高校生であった頃以来かもしれません;
バスが進むにつれ、当然のことながら、筑波山の山体が、みるみる大きく、眼前に迫ってきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
次第に近付いてくる山の姿は、遠くから眺めた優美さから、険しく荒々しい自然の峻厳な印象へと、変化していくように感じられました。
バスの走行するこの道路は、この後山腹に取りつき、カーブを繰り返しつつ標高を上げていきます。
つくば駅から所要36分、バスは筑波山神社入口停留所へ到着。
京都駅からの所要時間は、およそ4時間20分でした。
ここから10分走行した先の終点・つつじヶ丘(ロープウェイ乗り場があります)へと走り去る、乗車してきた筑波山シャトルバスを見送ります。
バスを見送ってから、巨大な鳥居をくぐって画像左の道路を進み、筑波山神社を目指します。
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因みにこの鳥居、バスの車中から眺めた筑波山の眺めの中にも、その姿を確認することができます。
矢印の先の小さな赤い点が、大鳥居です。
バスは、麓からそこまで走って行ったということですね!
上記の、矢印のない同じ画像をクリックして、別ウィンドウの大きな画像でご覧になると、もう少し鳥居の赤い点が判別し易くなります。
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大鳥居から坂道を上ること7~8分程で、筑波山神社へ到着。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
山頂へと赴く前に、道行きの無事を祈願します。
拝殿前には、立派な随神門が聳え建ちます。
この随神門は、江戸幕府第三代将軍の徳川家光が寛永十年(1633年)に寄進したものですが、火災による2度の焼失の後、文化八年(1811年)に再建されたものが現存しています。
明治時代の神仏分離以前は、仁王門として金剛力士像が置かれていましたが、神仏分離以後は金剛力士像を他所へ移し、倭建命(やまとたけるのみこと)と豊木入日子命(とよきいりひこのみこと)の随神像が置かれています。
筑波山頂に祀られた祭神を遥拝する、筑波山神社の拝殿。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
筑波山頂の2つの峰(男体山と女体山)に祀られた、筑波男ノ神(つくばおのかみ、筑波男大神 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)/男体山)と筑波女ノ神(つくばめのかみ、筑波女大神 伊弉冊尊(いざなみのみこと)/女体山)の2柱の祭神を、ここより拝みます。
筑波山神社は、標高270mに位置するこの拝殿から山上までの筑波山南面を境内地とする、広大な神域を有しています。
拝殿は、明治8年(1875年)に造営されました。
ケーブルカー・ロープウェイ利用とはいえ、登山の無事と安全を祈ってから、ケーブルカーの駅へ向かいます。
<関東きままTRIP-02>>
友人が筑波の学園都市で働いているので、一度遊びに行きたいと思っているのですが、なかなか実現しません。
筑波山神社、荘厳ですね。
雲行きがちょっと怪しそうですが、神社にお参りをされたから、雨にも降られずに済んだのでしょうか。
筑波の美味しい物の報告も楽しみです。
現在では電車で秋葉原から1時間以内で到着できるのに、不思議と東京より先へは、私も中々訪れる機会がなく、今回は楽しみにしていた筑波山行でした^^
台風通過後の週末であったので、天気が心配でしたが、筑波山の神様のご加護か、雨に降られることはどうにか免れました!
筑波山周辺で採れた食材で作られた美味も、もちろん堪能したので、後日の記事で取り上げるつもりです♪