アマルフィの街中を抜けて海岸へと出てから、前日の夕方の散策とは逆方向である東へ向かって、海岸沿いの道路を歩いて行きます。
アマルフィ市街のある谷を形成している東西の尾根の内、東側のそれを海沿いに回り込むように走る道路から眺めるアマルフィ市街の姿もまた、趣深いものでした。
この尾根の内部を貫くトンネルを通って、アマルフィ市街へと戻ります。
<アマルフィ>
<アマルフィ(Wikipedia)>
アマルフィ(Amalfi)の街歩き、今度は海岸沿いを東へ進んでみることに。
松の大木が並木となっている広い歩道を、ノンビリと散策します。
この辺りでは、歩道の方が車道よりも広いですね;
因みに、この左側の、センターラインもない1.5車線程の幅の車道が、アマルフィ海岸(Costiera amalfitana)を貫く唯一の幹線道路なのでした!
この狭い道路を、自転車、バイクに乗用車からバス、トラックに至る、ありとあらゆる種類の車両が行き交います;
アマルフィ海岸一帯が1年で最も賑わう、かき入れ時の夏には収拾の付かない大渋滞を引き起こす…というのも良く分かります。。。
この道路は、アマルフィ市街の東の外れに差し掛かると、切り立ち始めた海岸線に沿いながら、徐々に上り坂となって、足許の海面からの距離を稼ぎ始めます。
すぐ足許に広がってきた海面を覗き込みます。
悪天候で雲を運ぶ風も結構吹いていたせいか、海はうねりながら海岸に白波を打ち付けていました。
それでも、海中の岩までをも見通せる透明度を誇り、エメラルドグリーンの掛かった不思議な青で魅せる、アマルフィご自慢の海でした!
東の町外れから望む、アマルフィ市街の優美なパノラマ。
画像クリックで、拡大画像が別窓で開きます。
アマルフィのランドマークである、ドゥオーモ(Duomo di Amalfi)の鐘楼が、緑の丸屋根を見せています。
弓状に曲線を描いて延びる波打ち際の美しさも、ロマンチックなアマルフィの不可欠な景観なのですね^^
西側の尾根の頂上部を覆う、低く垂れ込めた雲の様子の生々しさも印象的な眺めでした。
ちょうど東側の尾根の先端部にあたる岬の部分には、サラセンの塔(Torre Saracena)が建っています。
波で抉られているような断崖上を、道路は進んで行きます;
道路は小刻みなカーブを繰り返し、この場所からは、先程は見えていたドゥオーモの鐘楼は見えなくなっていました。
アマルフィ滞在で宿泊している、ホテル・クローチェ・ディ・アマルフィ(Hotel Croce di Amalfi)の、ピンク色をした建物がちょうど正面に見えていました。
海のうねりと空を低く覆う雲とが、風景に生気を与えているような、つい惹き付けられてしまう光景です。
見通しの良くない道路をものともせずに、車は結構なスピードで走り去ります;
流石にここは南イタリア、ナポリ(Napoli)を州都に擁する、カンパニア州(Campania)。
豪快なドライビング・テクニックです(^^;)
悪天候下でも、釣り糸を垂れている人もいました。
日課になっているのでしょうか。
白く泡立つ波打ち際の向こうには、だいぶ小さくなったアマルフィ市街が。
間もなく尾根の突端となる、サラセンの塔。
この道路上からはそろそろ、アマルフィ市街の眺めも見納めとなります(´-`)
サラセンの塔の前で岬を回り込むと、アマルフィ市街地は完全に岬の向こう側へと隠れて見えなくなりました。
代わりに、アマルフィの東隣にこじんまりと纏まった、アトラーニ(Atrani)の街が見えてきました。
画像クリックで、拡大画像が別窓で開きます。
アトラーニの背後にも、アマルフィ海岸がある、ソレント半島(Penisola sorrentina)(Wikipediaの画像)の稜線が海へと向かっています。
サラセンの塔前から東へ進んですぐに、smart クンを駐車した、アマルフィのルナ・ロッサ・パーキング(Parcheggio Luna Rossa)があります。
アマルフィ市街の東側の尾根内部をくり貫いて、大きな立体駐車場となっています!
つまり、この崖の内側が多重構造のパーキング!
世界遺産に登録されているアマルフィ海岸一帯の景観保護に配慮しつつ、アマルフィの慢性的な駐車場不足の解消を狙った切り札として、新たにオープンしました。
正直な話、アマルフィではどこに駐車したら良いのか、空いている駐車場はあるのか、かなり心配であったので、このパーキングの存在には大いに助けられたと思っています!
ホテル・クローチェ・ディ・アマルフィもこのパーキングと契約しているようで、宿泊者向けに、入場時のバウチャー(Eメールのプリント)提示で、€ 20/日 の固定料金で駐車することができました♪
白い部分が車の出入口、その左側のトンネルは歩行者用で、この歩行者用トンネルは、反対側にあたるアマルフィ市街へと、この崖を貫いています。
パーキングとアマルフィ市街との連絡通路も兼ねています。
歩行者用トンネルの内部。
壁面をコンクリで固めただけの、簡素な内装です…トンネルですから当然ですが;
一本道の如く、アマルフィ市街目指して進んでいるはずですが、「本当にあの華やかな市街へと続いているのだろうか…?」と訝からずにはいられない程、アマルフィでは却って珍しい殺風景な光景でした。
見覚えのあるトンネル出口を抜けて、アマルフィ市街へと戻ってきました!
天気は相変わらずの雨模様…この時は一旦雨は上がっていましたが、路面は濡れていて、街行く人々の手にも傘が握られていました。
雨の止んでいるうちに、目抜き通りへと向かいます。
アマルフィ市街のある谷を形成している東西の尾根の内、東側のそれを海沿いに回り込むように走る道路から眺めるアマルフィ市街の姿もまた、趣深いものでした。
この尾根の内部を貫くトンネルを通って、アマルフィ市街へと戻ります。
<アマルフィ>
<アマルフィ(Wikipedia)>
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アマルフィ(Amalfi)の街歩き、今度は海岸沿いを東へ進んでみることに。
松の大木が並木となっている広い歩道を、ノンビリと散策します。
この辺りでは、歩道の方が車道よりも広いですね;
因みに、この左側の、センターラインもない1.5車線程の幅の車道が、アマルフィ海岸(Costiera amalfitana)を貫く唯一の幹線道路なのでした!
この狭い道路を、自転車、バイクに乗用車からバス、トラックに至る、ありとあらゆる種類の車両が行き交います;
アマルフィ海岸一帯が1年で最も賑わう、かき入れ時の夏には収拾の付かない大渋滞を引き起こす…というのも良く分かります。。。
この道路は、アマルフィ市街の東の外れに差し掛かると、切り立ち始めた海岸線に沿いながら、徐々に上り坂となって、足許の海面からの距離を稼ぎ始めます。
すぐ足許に広がってきた海面を覗き込みます。
悪天候で雲を運ぶ風も結構吹いていたせいか、海はうねりながら海岸に白波を打ち付けていました。
それでも、海中の岩までをも見通せる透明度を誇り、エメラルドグリーンの掛かった不思議な青で魅せる、アマルフィご自慢の海でした!
東の町外れから望む、アマルフィ市街の優美なパノラマ。
画像クリックで、拡大画像が別窓で開きます。
アマルフィのランドマークである、ドゥオーモ(Duomo di Amalfi)の鐘楼が、緑の丸屋根を見せています。
弓状に曲線を描いて延びる波打ち際の美しさも、ロマンチックなアマルフィの不可欠な景観なのですね^^
西側の尾根の頂上部を覆う、低く垂れ込めた雲の様子の生々しさも印象的な眺めでした。
ちょうど東側の尾根の先端部にあたる岬の部分には、サラセンの塔(Torre Saracena)が建っています。
波で抉られているような断崖上を、道路は進んで行きます;
道路は小刻みなカーブを繰り返し、この場所からは、先程は見えていたドゥオーモの鐘楼は見えなくなっていました。
アマルフィ滞在で宿泊している、ホテル・クローチェ・ディ・アマルフィ(Hotel Croce di Amalfi)の、ピンク色をした建物がちょうど正面に見えていました。
海のうねりと空を低く覆う雲とが、風景に生気を与えているような、つい惹き付けられてしまう光景です。
見通しの良くない道路をものともせずに、車は結構なスピードで走り去ります;
流石にここは南イタリア、ナポリ(Napoli)を州都に擁する、カンパニア州(Campania)。
豪快なドライビング・テクニックです(^^;)
悪天候下でも、釣り糸を垂れている人もいました。
日課になっているのでしょうか。
白く泡立つ波打ち際の向こうには、だいぶ小さくなったアマルフィ市街が。
間もなく尾根の突端となる、サラセンの塔。
この道路上からはそろそろ、アマルフィ市街の眺めも見納めとなります(´-`)
サラセンの塔の前で岬を回り込むと、アマルフィ市街地は完全に岬の向こう側へと隠れて見えなくなりました。
代わりに、アマルフィの東隣にこじんまりと纏まった、アトラーニ(Atrani)の街が見えてきました。
画像クリックで、拡大画像が別窓で開きます。
アトラーニの背後にも、アマルフィ海岸がある、ソレント半島(Penisola sorrentina)(Wikipediaの画像)の稜線が海へと向かっています。
サラセンの塔前から東へ進んですぐに、smart クンを駐車した、アマルフィのルナ・ロッサ・パーキング(Parcheggio Luna Rossa)があります。
アマルフィ市街の東側の尾根内部をくり貫いて、大きな立体駐車場となっています!
つまり、この崖の内側が多重構造のパーキング!
世界遺産に登録されているアマルフィ海岸一帯の景観保護に配慮しつつ、アマルフィの慢性的な駐車場不足の解消を狙った切り札として、新たにオープンしました。
正直な話、アマルフィではどこに駐車したら良いのか、空いている駐車場はあるのか、かなり心配であったので、このパーキングの存在には大いに助けられたと思っています!
ホテル・クローチェ・ディ・アマルフィもこのパーキングと契約しているようで、宿泊者向けに、入場時のバウチャー(Eメールのプリント)提示で、€ 20/日 の固定料金で駐車することができました♪
白い部分が車の出入口、その左側のトンネルは歩行者用で、この歩行者用トンネルは、反対側にあたるアマルフィ市街へと、この崖を貫いています。
パーキングとアマルフィ市街との連絡通路も兼ねています。
歩行者用トンネルの内部。
壁面をコンクリで固めただけの、簡素な内装です…トンネルですから当然ですが;
一本道の如く、アマルフィ市街目指して進んでいるはずですが、「本当にあの華やかな市街へと続いているのだろうか…?」と訝からずにはいられない程、アマルフィでは却って珍しい殺風景な光景でした。
見覚えのあるトンネル出口を抜けて、アマルフィ市街へと戻ってきました!
天気は相変わらずの雨模様…この時は一旦雨は上がっていましたが、路面は濡れていて、街行く人々の手にも傘が握られていました。
雨の止んでいるうちに、目抜き通りへと向かいます。
大きな白いバケツに海水を汲んで、確認してみたいです(笑)
一日20€はヨーロッパの駐車場としてはちょっと高めだけれど、これだけ掘り進むには相当の時間と費用がかかったのだろから、それは仕方ありませんね。
アマルフィの守護聖人である、使徒聖アンドレアの奇跡なのでしょうか^^
確かにお高い駐車料金でしたが、駐車スペースが圧倒的に不足しているアマルフィ、観光都市で物価も高めなので、金額よりも駐車スペース確保を優先させて、割り切りました!