北を目指す旅の第一夜は糸魚川に滞在…海と山に恵まれた自然を誇る糸魚川、山海の幸も豊かに違いない!と、期待を胸に食事処を求めて、改めて街へと出ました。
<<北を目指す旅-08>
ふらりと入ったお店で、期待に違わぬ新鮮な海のもの山のものを、存分に堪能!
この旅の今後の上首尾な道中を予感させるに十分な美味しさに魅せられた、糸魚川・美食の夜でした。
地魚料理の店、「味幸(みこう)」。
表の通りから、細い路地を一歩入った場所にあります。
地元の方御用達のような渋い店構えに、吸い寄せられましたw
夕方になってから、風が強くなりだして、暖簾が既に乱れてしまっています。
空からポツポツと落ち始めた雨粒に追い立てられるように、入口の庇の下へ。
そこに掲げられていた、「今夜のおすすめ」と「お一人でもどうぞ!!」の文句に背中を押され、入店しました。
期待が膨らみ、空腹感も最高潮にw
店内は、気さくな老舗居酒屋の雰囲気♪
既に地元の常連さんと思しき方と、カウンターを仕切るママさんとが歓談していました。
時折私も話の輪に混ぜていただき、ざっくばらんに糸魚川の話など色々聴かせていただきました♪
少ししてから、連休で帰省中というママさんの妹さんもお店に入り、小さなお店全体が和気あいあいと、楽しい気分で過ごせた、素敵なお店です^^
勧められるままに、地酒の飲み比べセットを。
全て、糸魚川の酒蔵が仕込んだ地酒とのこと。
三種をチョイスとのことであったので、代表的なものということで、この三銘柄を選んでもらいました。
三種とも、しっかりした風味と豊かな香りで、いただいた料理にも良く合った、美味しいお酒でした。
新潟県も、米どころ。
加えて、北アルプスにもほど近い糸魚川は、酒造りにはもってこいの、良質な水が豊富なのでしょうね。
まず、お通しで出てきたのが、筍です。
若竹煮ですね。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
そういえば、旬であったなぁ…等と思いながら、いただきました。
柔らかな中にも、筍特有のシャリシャリ感も感じさせる絶妙の食感と、すっきりとした筍の風味が良く出ていて、のっけから美味しさに感動!
そして、お待ちかね、お造り盛り合わせ(^г^)
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豪快かつ華やか~!
バラエティ豊かな魚貝が踊るように、タップリ盛られて、生唾をゴクリと…w
キジハタとバイ貝。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
仄かに赤みの差すキジハタの白身…綺麗ですねぇ!
薄造りにしていただくのが、美味しいとか。
その薄造りにされた身の甘みを、タップリと味わいます。
歯応えが身上のバイ貝も、コリコリ感と滲む旨味を愉しみました。
ブリの若魚であるフクラギと、イカ。
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美味しそうな光を放つ姿は、こちらも負けてはいませんw
フクラギは、幼魚とはいえ流石にブリだけあって、脂の乗ったコクのある身はとても美味しい!
身は成魚のブリ程締まってはいませんが、その柔らかな感覚が程好くて、これもフクラギならではの魅力なのかもしれませんね。
イカの方は、しっかり締まった身の噛み応えが、堪りません!
ボリュームも申し分なく、貪るように口へと運んで、甘みのある美味しさを堪能します。
フクラギの隣で、見ているだけで心も蕩けてしまいそうな甘エビが、これまた美味しそうにその身を丸めていました。
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頭と尾以外は、既に剥き身となっているエビ…その赤い光沢を目にするだけで、濃厚な味覚で脳裏を占拠されてしまいますw
その、イメージどおりの甘いコクと、瑞々しい食感に魅了されていました。
ゲンギョの一夜干し。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
糸魚川のすぐ西隣の富山県では、「ゲンゲ」と呼ばれている、深海魚です。
平成27年(2015年)の年末、その富山県の魚津でいただいた魚に、図らずも再会しました。
魚津では唐揚げをいただきましたが、今度は一夜干しを焼いたものをいただきます。
一夜干しも香ばしい風味が素敵で、きめの細かな身を骨と一緒に、美味しく食しました。
頭の先から、尻尾の先まで、丸ごと完食です!
件の陽気な常連氏より、徳利一堤ゴチになってしまいました^^
美味しさも、ひとしおです♪
ヤマイモの千切り。
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トロみとシャキシャキ感とを同時に味わう、至福のひと時w
あっさりとした風味も、魅力的です。
ヤマイモをシャクシャクいただいていたら、ご飯が欲しくなりました。
で、ご飯をいただくなら、味噌汁も欲しくなりましたw
米どころだけあって、ご飯も美味しい~♪
味噌汁、あら汁です。
あらの出汁というのは、味噌にも本当に良く合いますね!
滋味豊かな、熱々の汁を啜る…日本人に生まれた幸せを、満喫です!!
お漬物で、さっぱりと口直し。
お茶もいただいて、ホッと一息といった体で、美味しい食事の余韻に浸っていました。
〆は、この辺りで採れる山菜である、ウルイの味噌和えと、フキノトウ味噌。
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ウルイは、目にするのもいただくのも、初めて。
口へ含むと、仄かに滑りを感じてビックリ!
このとろりとした感じと、シャキシャキとした食べ心地とを同時に、美味しく味わいました。
フキノトウ味噌は、抜群のご飯の友!!
結構大きめなお茶碗であったように記憶しているのですが、お代わりを頼みそうになる位、ご飯が進みましたw
お酒もいい感じに回り、満腹となりましたが、魚と山菜で胃もたれすることなく、美味しく、楽しく、寛いで和めた、糸魚川での素敵な夕食に感謝です。
ご馳走さまでした!
とっぷりと夜の帳が下りた糸魚川の街中で、夜空をバックに煌々と照らし出された、糸魚川駅の日本海口。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
翌朝、この駅から新潟へ向け、旅立ちます。
いぶし銀のような魅力に満ちた、糸魚川…再訪を誓い、駅前のホテルへと戻りました。
<北を目指す旅-10>>
<<北を目指す旅-08>
ふらりと入ったお店で、期待に違わぬ新鮮な海のもの山のものを、存分に堪能!
この旅の今後の上首尾な道中を予感させるに十分な美味しさに魅せられた、糸魚川・美食の夜でした。
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地魚料理の店、「味幸(みこう)」。
表の通りから、細い路地を一歩入った場所にあります。
地元の方御用達のような渋い店構えに、吸い寄せられましたw
夕方になってから、風が強くなりだして、暖簾が既に乱れてしまっています。
空からポツポツと落ち始めた雨粒に追い立てられるように、入口の庇の下へ。
そこに掲げられていた、「今夜のおすすめ」と「お一人でもどうぞ!!」の文句に背中を押され、入店しました。
期待が膨らみ、空腹感も最高潮にw
店内は、気さくな老舗居酒屋の雰囲気♪
既に地元の常連さんと思しき方と、カウンターを仕切るママさんとが歓談していました。
時折私も話の輪に混ぜていただき、ざっくばらんに糸魚川の話など色々聴かせていただきました♪
少ししてから、連休で帰省中というママさんの妹さんもお店に入り、小さなお店全体が和気あいあいと、楽しい気分で過ごせた、素敵なお店です^^
勧められるままに、地酒の飲み比べセットを。
全て、糸魚川の酒蔵が仕込んだ地酒とのこと。
三種をチョイスとのことであったので、代表的なものということで、この三銘柄を選んでもらいました。
三種とも、しっかりした風味と豊かな香りで、いただいた料理にも良く合った、美味しいお酒でした。
新潟県も、米どころ。
加えて、北アルプスにもほど近い糸魚川は、酒造りにはもってこいの、良質な水が豊富なのでしょうね。
まず、お通しで出てきたのが、筍です。
若竹煮ですね。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
そういえば、旬であったなぁ…等と思いながら、いただきました。
柔らかな中にも、筍特有のシャリシャリ感も感じさせる絶妙の食感と、すっきりとした筍の風味が良く出ていて、のっけから美味しさに感動!
そして、お待ちかね、お造り盛り合わせ(^г^)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
豪快かつ華やか~!
バラエティ豊かな魚貝が踊るように、タップリ盛られて、生唾をゴクリと…w
キジハタとバイ貝。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
仄かに赤みの差すキジハタの白身…綺麗ですねぇ!
薄造りにしていただくのが、美味しいとか。
その薄造りにされた身の甘みを、タップリと味わいます。
歯応えが身上のバイ貝も、コリコリ感と滲む旨味を愉しみました。
ブリの若魚であるフクラギと、イカ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
美味しそうな光を放つ姿は、こちらも負けてはいませんw
フクラギは、幼魚とはいえ流石にブリだけあって、脂の乗ったコクのある身はとても美味しい!
身は成魚のブリ程締まってはいませんが、その柔らかな感覚が程好くて、これもフクラギならではの魅力なのかもしれませんね。
イカの方は、しっかり締まった身の噛み応えが、堪りません!
ボリュームも申し分なく、貪るように口へと運んで、甘みのある美味しさを堪能します。
フクラギの隣で、見ているだけで心も蕩けてしまいそうな甘エビが、これまた美味しそうにその身を丸めていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
頭と尾以外は、既に剥き身となっているエビ…その赤い光沢を目にするだけで、濃厚な味覚で脳裏を占拠されてしまいますw
その、イメージどおりの甘いコクと、瑞々しい食感に魅了されていました。
ゲンギョの一夜干し。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
糸魚川のすぐ西隣の富山県では、「ゲンゲ」と呼ばれている、深海魚です。
平成27年(2015年)の年末、その富山県の魚津でいただいた魚に、図らずも再会しました。
魚津では唐揚げをいただきましたが、今度は一夜干しを焼いたものをいただきます。
一夜干しも香ばしい風味が素敵で、きめの細かな身を骨と一緒に、美味しく食しました。
頭の先から、尻尾の先まで、丸ごと完食です!
件の陽気な常連氏より、徳利一堤ゴチになってしまいました^^
美味しさも、ひとしおです♪
ヤマイモの千切り。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
トロみとシャキシャキ感とを同時に味わう、至福のひと時w
あっさりとした風味も、魅力的です。
ヤマイモをシャクシャクいただいていたら、ご飯が欲しくなりました。
で、ご飯をいただくなら、味噌汁も欲しくなりましたw
米どころだけあって、ご飯も美味しい~♪
味噌汁、あら汁です。
あらの出汁というのは、味噌にも本当に良く合いますね!
滋味豊かな、熱々の汁を啜る…日本人に生まれた幸せを、満喫です!!
お漬物で、さっぱりと口直し。
お茶もいただいて、ホッと一息といった体で、美味しい食事の余韻に浸っていました。
〆は、この辺りで採れる山菜である、ウルイの味噌和えと、フキノトウ味噌。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ウルイは、目にするのもいただくのも、初めて。
口へ含むと、仄かに滑りを感じてビックリ!
このとろりとした感じと、シャキシャキとした食べ心地とを同時に、美味しく味わいました。
フキノトウ味噌は、抜群のご飯の友!!
結構大きめなお茶碗であったように記憶しているのですが、お代わりを頼みそうになる位、ご飯が進みましたw
お酒もいい感じに回り、満腹となりましたが、魚と山菜で胃もたれすることなく、美味しく、楽しく、寛いで和めた、糸魚川での素敵な夕食に感謝です。
ご馳走さまでした!
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とっぷりと夜の帳が下りた糸魚川の街中で、夜空をバックに煌々と照らし出された、糸魚川駅の日本海口。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
翌朝、この駅から新潟へ向け、旅立ちます。
いぶし銀のような魅力に満ちた、糸魚川…再訪を誓い、駅前のホテルへと戻りました。
<北を目指す旅-10>>
その日のお勧めが手書きのお店はほぼ間違いなく美味しい。
お刺身が艶々。偶然こういうお店に出会えるなんて、やっぱりtaろうさんには食べ物の神様がついてるんですね。
味幸さんでいただいた、お造りや山菜の鮮度、盛り付け、味の素晴らしさに、頬が緩みどおしで、糸魚川へもきっと再訪することになると思います。
偶然こうした幸運に巡り会えるのなら、食い意地が張っているのも、悪くないですねw