時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

年越しアマルフィ海岸探訪-21~ニューイヤーイブディナー ラヴェッロ<13>

2013-05-23 23:57:15 | イタリア
 2012年(平成24年)もいよいよ押し迫った大晦日の夜は、宿泊したホテルでリッチに「ニューイヤーイブディナー」と洒落込みました♪

 その名のとおり、年明けまでの間の時間を、ディナーを楽しみながらゆったりと過ごす…何ともゴージャスな年の瀬となりました^^

 給仕される度にまず目を見張り、口へ運ぶ度に舌が唸った、腕によりをかけて作られた美しくて美味しい料理の数々に、日付が変わるまでの数時間は、あっという間に過ぎていきました。

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 ラヴェッロ(Ravello)で宿泊した、ホテル・ルフォロHotel Rufolo)にあるレストラン「シジルガイダ(Sigilgaida)」。

 大晦日という特別な日に宿泊するという機会を得たので、宿泊の予約時に、ニューイヤーイブディナーも一緒に予約しました!
 どんなスペシャルなご馳走が出てくるのか、この旅行でも最も楽しみにしていたイベントの1つでした(^-^)

 時刻は20時30分頃です。



 イタリアらしい、洗練された中にエキゾチックな雰囲気も感じさせる、素敵な店内です。
 タイルの床にも、注目してしまいました^^



 予約席に案内されます。

 キャンドルが、ゴージャスなムードを醸し出します。
 お洒落なお店で食事をいただくのは、本当に久しぶり…緊張感と高揚感とが程良く混じり合った心地良さに、この時既に酔っていましたw



 食前酒は、オレンジ系のリキュール…口当たりの良い甘酸っぱさにゴキゲン♪
 キャンドルの暖かみのある光に映えて、渋みのある黄金色に輝いている白ワインも、豪華な雰囲気をテーブル上で盛り上げる、素晴らしいアイテムとなっていました。

 ミネラルウォーターの瓶もお洒落~!
 流石イタリア!!



 ドリンクだけで早くも大興奮しているところへ、まず前菜(大晦日スペシャルオードブル)が運ばれてきました。

 ニューイヤーイブディナー、もちろんコースなので、かなりのボリュームがあるものと覚悟して、お腹をかなり空かせて(きたつもり…;)臨んでいたので、あっという間に完食しました。



 オードブルで私の消化器官にもエンジンが掛かり、食物をスムーズに受け入れる準備も万端、続いて出てきた料理に目を爛々と輝かせます!

 サーモンのマリネ アマルフィコースト柑橘フルーツ風味
 ピンクペッパーの香り漂うあんこう
 マグロのカルパッチョ

 柑橘の爽やかな香りとサーモン、良く合いますね!
 あんこうのあっさりした上品な風味も、幾らでも食べられそう。
 マグロのカルパッチョもとても新鮮…あ~シアワセ♪



 干タラとカボチャのコーン粉ラヴィオリ ハーブソース

 大きな皿の上に大きなラヴィオリ!
 中に詰められたタラとカボチャもタップリで、ハーブソースの香味がまた食欲を限りなく掻き立ててくれます^^

 せっかくの美食をがっつくのも勿体ないので、できるだけゆったりペースを心掛けていたのですが、あまりの美味しさと日頃の貧相な食生活の反動(爆)とで、ついつい口へと運ぶ手の動きが早まってしまいます(^^;)



 エビとスズキのロール シーフードトリュフ風味

 舌だけでなく、目にも美味しい料理達…食べるのが惜しい程ですw
 トリュフの香りと共にいただいたシーフード、絶品でした(^o、^)



 ミカンのソルベ

 かな~り膨れ上がったお腹に、ミカンの酸味が心地良く染み渡ります♪
 少しお疲れ気味の胃腸も元気復活です!

 ソルベは大好物なので、ミカンの香りも豊かなこのソルベ、おかわりしたい位でしたw



 この皿が、メインでしょうか。

 羊のリブ コリアンダー風味
 トマトのマーマレードとクリスピーポレンタ添え

 ラムのリブのコクが堪りません!
 マーマレードのトマトは、やはりイタリアのトマトでしょうね。
 濃厚な甘味とラムとの相性も、クセになりそうな美味しさでした(^г^)
 ラムとトマトとポレンタの鮮やかな色彩の取り合わせもまた、素晴らしかったです!



 デザートブッフェ

 デザートは別テーブルで、皆さん思い思いに、お好みのものを取り分けてもらっていました♪
 ワイワイ楽しそうな雰囲気ながらも、品定めする眼光は鋭くw、我先に取り皿に載せられるだけ載せてもらっていました(^^;)

 …それにしても、テーブル上はほとんどが見るからに甘そうなスイーツ、食後はサッパリ系で…等と考えるのは、食の細い日本人位なのでしょうか??



 結局、私が選んだのは、パイナップルとミカン…;
 サッパリ系に落ち着きました。
 甘いものも勧められましたが、流石に胃袋がもう限界でした。。。残念(TT)

 オレンジでなく、「みかん」でした。
 私には嬉しい、しっかり酸味も効いた味で、コースをガッツリ完食していささかグッタリ気味だった胃腸の調子も整えてくれました^^



 デザートブッフェが出てくる頃には、年明けまであと30分あまりに迫っていました。

 居合わせた皆さん同士で和気あいあいとお喋りに花を咲かせたり、年越し祝いのワインを勧め合ったりと、和やかな空気がレストランに満ちていました。
 南イタリアの開放的な空気は、お腹だけでなく心も「美味しく」満たしてくれる…とても幸せな、楽しい気分で年越しを迎えられそうに思えました。

 そうこうしているうちに、午前0時までいよいよ秒読み段階…レストランでも皆でカウントダウンの連呼(イタリア語)が始まっていました♪



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4 コメント

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Unknown (プー太郎)
2013-05-24 08:49:08
想い出に深く残る華麗な大晦日ですね。
大晦日という特別な日、皆さんその場の雰囲気にあわせてドレスアップをされていらっしゃったことと思います。
特に女性にとってお腹一杯食べてもきつくならない、はちきれないドレスを探すことは至難の技であり、切実な問題でもあります。
食べることを控えるか、だぶだぶのドレスを着るか花とお団子のどちらかの選択に迫られます。
メインの羊のリブ、絵画のように見えます。手にとって骨についたお肉までしゃぶってしまいたいです。
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プー太郎さん。 (taろう)
2013-05-24 17:52:47
私のこれまでの人生の中で、多分最も豪勢な大晦日でした!
予約時に、ホテルのHPでニューイヤーイブディナーのプランを見掛けて、即決で予約しました^^
ご想像のとおり、皆さん思い思いにカジュアルなドレスアップ、華やぎの中にも肩の凝らない、リラックスした楽しげな雰囲気が素敵なディナータイムでした。
確かに、美味しいものをお腹いっぱいいただけるので、ことに女性のドレス選びは、困難を極めたでしょうね;
それでもお洒落に決めて、しかも完食されるのですから、本当に女性には適わないと心から思いましたw
盛りつけも素晴らしく、食べるのが勿体なかった程…リブ肉、少しでも骨に残っていると損した気分でしゃぶりたい衝動が起きるのは、不思議ですね(^^;)
それ程美味しいお肉である証拠だと思います!
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Unknown (タヌ子)
2013-05-26 04:41:42
ダイエット中の身には非常に辛い記事です(涙)
イタリアでフルコースの食事をしたことがありませんが、パスタ系が途中に入るから、かなりお腹が膨れますよね。
比較的小食のtaろうさんが、これだけの量を召し上がれたのは、美味しさの他に、雰囲気も大いに影響したのでしょうね。
思い出に残る年越しから既に5ヶ月、もうそろそろ今年の年越しの計画を立てられる頃でしょうか。
時の経つのは早いですね!
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タヌ子さん。 (taろう)
2013-05-26 13:53:50
辛いにもかかわらず、記事に目を通してくださり、ありがとうございますw
イタリアンの本格的なフルコースの凄さを実感しました!
品数が多い上に、どのお皿も味は絶品であったため、どうしても早まるペースを押さえるのに苦労しました(^^;)
完食できたのには、我ながらビックリでした!
メインの前に爽やかなソルベが出たり、ワインの適度なアルコール、そして仰るとおりレストランの和やかな空気でリラックスして食事ができたこと等の、全てのおかげだと、私も思います^^
もう今年も6ヶ月目が目前ですね;
この旅行の散財で暫くは貯蓄の時期…今年の年越しは、多分実家に帰省して休養となる公算大です。
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