時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

年の瀬鎌倉巡り-4~帰路の車中で老舗駅弁の夕食

2014-01-19 23:05:08 | 関東/日本
 鶴岡八幡宮で一足早い参詣を済ませ、端正な鎌倉大仏を拝み、江ノ電の車窓から夕暮れの海を眺めた、駆け足での鎌倉巡りの〆は、鎌倉繋がりということで、百年の歴史を誇る「鯵の押寿し」を、東京方面へと戻る車中でいただくことにしました。

 夜の帳が下りた中(といっても18時前でしたが)、車窓を流れ去る街の灯を肴にいただく駅弁も乙なものでした^^

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 江ノ電の藤沢駅。
 到着した電車から吐き出された大勢の人並みもあっという間に改札の外へ姿を消して、数分後にはホームもこのとおりの静けさを取り戻していました。
 乗車してきた電車もこの直後に、鎌倉へ向けて折り返し出発していきました。

 …私も東京方面へと戻るために、JRの藤沢駅へと移動することにしましょう。



 藤沢からは、東京方面へと向かう東海道線の電車に乗車しました。

 駅の売店で目に入った、「鯵の押寿し」に釣られて、気が付けば購入していましたw
 「鯵の押寿し」、横浜在住であった小学生の頃にはよくいただいていた、私にとっては懐かしの味覚です^^
 せっかくの機会なので、車内でいただくことにしました。



 蓋を開けると、大ぶりの押寿しがギッシリ八貫!!
 美味しそ~う(^г^)
 蓋を開けた瞬間、しっかりとした酢の香りが鼻腔を擽ります♪

 醤油をかけて(早くいただきたいばかりに撮影を忘れるところでしたw)、いただきます!

 肉厚でしっかりとしたコクを味わえる鯵と、たっぷりの酢飯で、味と量ともに満足の一品です。
 かなり酢の酸味が強い、私好みの味が以前から変わっていないのも、嬉しいところです^^

 販売開始が大正2年(1913年)ということで、ちょうど百年を経て今なお根強い人気を誇る名物駅弁に舌鼓を打ち、車窓を流れる夜の街の灯を眺める気分は、鎌倉巡りの旅のトリを飾るに相応しいものでした!
 食後は電車の揺れに身を任せて微睡み、ホテルの最寄り駅で下車、思い立って即決行した割には満足度が高かった鎌倉プチ旅行に幕となりました。

 次の鎌倉行きのための下見のようにもなったので、次回訪問の機会を楽しみに待つことにしようと思います。



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4 コメント

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Unknown (タヌ子)
2014-01-21 08:13:12
鯵寿司が大好きで、よくデパ地下で買ってましたが、100年の歴史を誇るこちらの鯵の押し寿司は一度も食べたことがありません。
見た目も美しいですね。
横浜駅だったら売ってるかしら?
次回横浜方面に行った時に探してみます。
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タヌ子さん。 (taろう)
2014-01-21 20:54:44
この鯵の押寿しの駅弁、横浜(戸塚)に住んでいた頃には手軽に入手できて、結構良く食べていました。
お酢の風味が強く、酸味の効いた味が好みの方なら、美味しくいただけると思います。
「関東風に握り、関西風に押す」というこの駅弁、両者のおいしいとこ取りで、味良し見た目良しの、完成度が高い駅弁です^^
公式サイトによると、残念ながら横浜駅では販売されていませんが、横浜そごう地下2階で販売されているようですね。
東京駅や品川駅でも販売しているようですよ♪
http://www.ofunaken.co.jp/page003.html
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Unknown (プー太郎)
2014-01-21 22:52:34
鯵と鯖の区別がよく解らず検索した所スズキ目のアジ科とスズキ目のサバ科と書いてあり、解った様な解らないような気分になりました。とにかく両方ともスズキ(sea bass)と親戚関係にあるのでしょうね。
サバの押し寿司は大好きですが鯵の押し寿司は知りませんでした。お味はサバ寿司ににているのでしょうか。日本にいたら今すぐにでも横浜そごう地下へ行きたいです。
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プー太郎さん。 (taろう)
2014-01-22 08:05:53
鯵と鯖、確かに似ていなくもないですね…字も似ているし(^^;)
まぁ、どちらも青魚系ですし、食感には共通するものがあるようにも感じます。
鯖の方が一回り大ぶりになるので、押寿しにしても肉厚な感じですかね。
この鯵の押寿しの駅弁は、酢が結構ストレートに効いている味付けなので、あっさりスッキリとした風味が特徴だと思います。
駅弁もかなりスーパーやデパ地下へも進出してきていますよね。
駅弁大会も盛況なようで、帰省なさった時などに、是非お探しになってみてください^^
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