空気も澄んできた秋の一夜、東京へ赴いた折に、東京の夜景を観ようと、東京スカイツリーに上ってみました。
高さ450mの展望台からの眺望は、世界一の光のパノラマが足下から、夜の地平いっぱいにまで広がる絶景。
ライトアップに美しく彩られた、スカイツリー本体の優雅な姿も、じっくりと鑑賞しました。
<東京スカイツリー>(公式サイト)
<東京スカイツリー>(Wikipedia)
東京スカイツリーへと向かう前に、まずは、腹ごしらえw
予約の取れていた、平河町にあるビジネスホテル近くにあった、「めん徳 二代目 つじ田 麹町店」で、「二代目らーめん」をいただきました。
客席わずか8席の小さなお店で、よく行列もできるようですが(職権販売機のところに、列の並び方の案内が貼ってありました)、訪ねた時は幸いすぐに入店できました!
つじ田さんは、つけ麺が有名みたいですが、敢えて熱いラーメンを注文。
とろみを感じる、濃い目のスープは豚骨ベースで魚介の風味もよく出ていて、美味しかったです^^
脂っこさを抑えた味に仕上がったスープによく絡む中太の麺と、煮玉子、チャーシューと、腹持ちの良いボリュームの一品を、気持ちよく完食しました♪
ラーメンをいただいてから、近くの半蔵門駅から地下鉄半蔵門線に乗り、押上へ。
「スカイツリー前」の別名どおり、東京スカイツリーとは直結状態の、便利な駅。
地上へ出てみると、東京ソラマチ越しに世界一高いタワー(2017年/平成29年9月現在)が聳え立つ壮観が、目に飛び込んできました!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
時刻は、19時を少し回った頃で、辺りは既に、夜の帳が降りていました。
昼の長さも、いつの間にか、すっかり短くなりましたね。
…そういえば、秋分の日も既に過ぎていました(^^;)
20時からの入場開始時刻の予約をしてあり、十分な余裕をもって到着していたので、まずは、綺麗なライトアップに彩られたタワーの姿を、鑑賞します。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
この夜は、「雅」というライティングが施されていました。
江戸紫をテーマカラーに、金箔に見立てて煌く光と組み合わせて、スカイツリーを優美に染め上げます。
光の塩梅か、塔頂から青い光が夜空へ向けて、一直線に放たれているように見えていました。
木々の茂み越しに屹立している様子も、絵になります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
スカイツリーの天望デッキの格子模様もまた、江戸の粋を感じさせられます。
下から照らされて明るく萌え浮かんだ木々の葉と、スカイツリーとの間を漆黒に塗り潰した夜空との、くっきりとした明暗のコントラストが、実に見事な光景でした。
金箔の煌きをイメージした光は、本当に微妙な淡いゴールドの、上品な輝きを見せていました。
江戸の気品をセンス良くイメージしたライトアップに、しばし見とれます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
タワー外装の鋼鉄の格子に光の当たった様子は、見れば見る程に幻想的な質感を感じさせます。
光の当て方次第で、まるで別物のような質感に見えてしまう、不思議な光の饗宴でした!
漆黒の夜空を背景に、佇立するスカイツリー。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像左下に見えている、いびつな光点は、月です。
お月様とのツーショットで、すっかり秋の夜長気分に浸っていましたw
僅かに曲線を帯びた、スカイツリーの姿が、艶やかな雰囲気も醸し出します。
高さ634mのタワーを支える基部は、ご覧のとおりの巨大さ!
タワーの基部は、スカイツリーへのエントランス(4階)となっています。
樹木や人々との対比から、スカイツリーの巨大さを、一層ひしひしと感じますね。
のんびりとスカイツリーの姿を色々なアングルから眺めていたら、予約してあった入場時刻が迫っていました。
私もエントランスへ向かい、チケットを発行して入場。
エントランスの当日チケット売り場は、長蛇の列が出来ていて、予約をしておいたおかげで、この長蛇の列で長時間待つことなく、天望デッキへの出発口へ^^
手荷物チェックを受けてから、エレベーターへと乗り込みます。
エントランスから天望デッキへのエレベーターは、計4台。
それぞれ、天井附近に四季をイメージした装飾が、施されています。
天望デッキへ向かう際に、私が乗り込んだのは、春のパネルを飾ったエレベーター。
桜の花の舞う様子を表した、華やかな意匠ですね。
この、天望デッキへと向かうエレベーターは、分速600mの速度で天望デッキへと一気に上昇!
高さ350mの天望デッキまでは、僅か50秒で到着します。
揺れや違和感も感じず、快適な50秒間を過ごして、天望デッキへと至りました。
天望デッキも、大勢の人で賑わっていました。
デッキをぐるりと囲む天望窓からは、夜の東京の、光の海が広がっている様子が、近寄らずとも視界へ入ってきました。
思い思いに眺望を楽しもうとする人々に交じって、私も窓辺へと近付きます。
天望デッキは、足下から天井へ向かう程に空間が広がる、横から見ると逆台形の形となっています。
おかげで、足元直下の眺めも、やけに広々と、よく見ることができます…;;
…車が、こんなに小さく。。。
肝心の東京の夜景眺望は、この天望デッキから更に高い所にある、天望回廊から、存分に眺めることにします。
ということで、早速天望回廊行きのエレベーターへ、乗り込みます。
天望回廊への入場は追加料金が必要で、この日は天望回廊の料金込みのチケットで予約をしてありました。
エレベーターを降りてから、しばらくこの天空のスロープを歩きます。
江戸紫に染まったスロープも、全面天望の窓に面していて、抜群の眺望を楽しむことができました。
色々な趣向を楽しみながら、高みへと上がることができます♪
無数の光点が、宝石の如く煌く、素晴らしい東京の夜景。
民家やマンション、高層ビル等がそれぞれ、個性的な輝きを放っている中、ひときわ目立っていたのが、東京タワーでした。
昼の姿を意識しているかのような、深紅のライトアップは、ここスカイツリーからでも、一目でそれと分かる程、抜群の存在感です!
周囲の高層ビル等も、東京タワーに遠慮して、敢えて赤色の使用を控えているかのような印象ですねw
天望デッキから更に100m程高い天望回廊、直下の眺めも、更にスリリングなものに…(-_-;)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
絶対安全と分かっていても、高所恐怖症の悲しさで、足がすくみます;;
スロープ状の通路、ということで、外との隔てるものの「薄さ」も妙に気になり、「臨場感」も相当なものでした;;
すぐ足下に、天望デッキの屋根が見えています。
スロープから、天望回廊本体へと到達し、東京の夜景の鑑賞にかかります。
順路に沿って、まずは南東側の眺望。
東京ディズニーランドと思しき方向には、花火が空中に華を咲かせていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
その、花火の華よりも高所から眺める不思議な感覚…イタリアのアマルフィ海岸を訪ねた時の、年越しの花火を思い出しました。
幾つも見えていた大型マンションが、渋い金色の屏風のようで、面白い眺めです。
続いて反対側へと回り、北側の夜景を一望。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
こちら側では、東京東部の下町一帯が、視界いっぱいに広がっていて、壮観でした!
際立った高層建築物が少ないせいか、建物の高さが比較的揃っていて、光点の見え方も均等に見えていたことが、広がりのあるパノラマの効果を際立たせているようでした。
夜景の醍醐味である、「光の海」が整然と広がる美しさの点からは、意外?にも、この下町の眺めが都心のそれよりも、印象的に思えました。
天望回廊の様子。
高さ450mにある、天空の回廊内部です。
天望デッキよりも、一回り小さな天望回廊。
別料金が必要なこともあるのか、天望デッキよりは人も少なく、ゆったりと東京の夜景パノラマを楽しむことができました。
東京タワーが見えるのは、南西側の方向。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
この方向はまた、東京の都心の方向でもあり、北側に見えていた下町とは対照的に、林立する高層ビルの連なる、立体的な夜景を堪能することができます。
こうして眺めてみると、建物1つ1つの灯りの色合いは、それぞれかなりバラエティに富んでいるものですね。
眺めている範囲を広げて、撮影。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
更に西方の、新宿の辺りまでもを視界に収めた、東京の夜景です。
代々木のドコモタワーが、小さく見えますね。
一方、その反対方向の画像左端中央辺りには、レインボーブリッジの主塔の1つが、辛うじて収まっています(^^;)
360度、見渡す限りを光の海で埋め尽くした、東京の夜景…東京の凄まじい都市の規模を、夜の眺めからも強いインパクトをもって、実感することができました。
スカイツリーのすぐ西側を流れている墨田川を遡行している、屋形船らしき光点を発見。
視野を広げると…光の海へと漕ぎ出して行くかのような、壮大な情感溢れる景色でした!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像中央奥から左下の手前へと流れているのが墨田川(屋形船らしき光点の浮かんでいる流れ)で、隅田川の流れの奥で、画像の左右に渡って見えている大きな流れが、荒川です。
画像左下端で、隅田川に架かっている桜橋の、印象的なX字型の姿が、ライトアップで華麗に浮かび上がっていました。
ひとしきり、天望回廊で夜の絶景を堪能して、再び天望デッキへ。
ちょうどこの日まで、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」とのコラボイベントとして、「TOKYO SKYTREE 天空大花火~打ち上げ花火、上から見ても丸いのか?」を開催していました。
一定時間毎、天望窓の上部のスクリーンに、映画の主題歌に合わせて、打ち上げ花火とスカイツリーとの組み合わせや、映画のシーン等の映像を、ドラマチックに上映。
天望デッキの一角には、映画を紹介するパネルも、展示されていました。
夜の東京の眺めを満喫した天望デッキをそろそろ辞去しようと、展望フロアであるフロア350から1層下のフロア340へと、エスカレーターで移動。
フロア340から、スカイツリーの南側、錦糸町界隈を眺めます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
手前に見える錦糸町駅界隈から東京湾岸へ向けて、深川、東陽町、辰巳の方向を一望。
更に、その沖合に架かっている東京ゲートブリッジが、ブルーの輝きを放っているのが、素敵な眺めでした。
フロア340で、5階の出口フロアへと直行するエレベーター前、お帰りロビーへ至る直前に、床下がシースルーとなっている、「ガラス床」があります…。
この「ガラス床」、どの辺にあるかというと、下の画像の、矢印の先の辺り;;
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
もちろんここでも、このガラスは大勢の人が乗った荷重に充分耐えることができていて、しかも二重の構造となっているにもかかわらず、真下へ吸い込まれるように落ち込んでいく眺めを見ていると、背中や掌に汗がじんわり滲み出す感覚が…(>_<)
ガラス上に載せた足が、何故かガラスのない床面へと、無意識に踏み出そうしているのを必死に抑えながら、撮影しましたw
下りのエレベーター内の装飾は、秋のイメージ。
「祭り」を、表現しているとのこと。
天望デッキへ上がってきた時と同様に、約50秒間という、束の間の上下移動でした。
4階のエントランスへと戻ってきた頃には、営業終了時刻の22時となっていました。
最終入場は21時のため、既に当日券のチケット売り場は、閑散と静まり返っている様子。
予約したチケットを発行して、天望デッキへのエレベーター乗り場へと向かった3時間程前には、当日券を購入する人達の行列で一面埋まっていたのが、嘘のような静けさです。
4階のエントランスフロアから外へ出て、気持ちの良い夜風に当たりながら、屋外の階段を地上へと下りていきます。
振り返って、スカイツリーに別れの挨拶。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
訪れた時と同じ、雅のライティングで彩られたスカイツリーのタワーが、見送ってくれました。
ライティングは、24時まで行なわれています。
遮られることなく、下町からビル群まで、東京のあらゆる夜景のパノラマを恣に満喫することができた、スカイツリー空中天望。
東京の夜景の美しさに改めて感動した、天空からの眺めでした。
高さ450mの展望台からの眺望は、世界一の光のパノラマが足下から、夜の地平いっぱいにまで広がる絶景。
ライトアップに美しく彩られた、スカイツリー本体の優雅な姿も、じっくりと鑑賞しました。
<東京スカイツリー>(公式サイト)
<東京スカイツリー>(Wikipedia)
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東京スカイツリーへと向かう前に、まずは、腹ごしらえw
予約の取れていた、平河町にあるビジネスホテル近くにあった、「めん徳 二代目 つじ田 麹町店」で、「二代目らーめん」をいただきました。
客席わずか8席の小さなお店で、よく行列もできるようですが(職権販売機のところに、列の並び方の案内が貼ってありました)、訪ねた時は幸いすぐに入店できました!
つじ田さんは、つけ麺が有名みたいですが、敢えて熱いラーメンを注文。
とろみを感じる、濃い目のスープは豚骨ベースで魚介の風味もよく出ていて、美味しかったです^^
脂っこさを抑えた味に仕上がったスープによく絡む中太の麺と、煮玉子、チャーシューと、腹持ちの良いボリュームの一品を、気持ちよく完食しました♪
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ラーメンをいただいてから、近くの半蔵門駅から地下鉄半蔵門線に乗り、押上へ。
「スカイツリー前」の別名どおり、東京スカイツリーとは直結状態の、便利な駅。
地上へ出てみると、東京ソラマチ越しに世界一高いタワー(2017年/平成29年9月現在)が聳え立つ壮観が、目に飛び込んできました!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
時刻は、19時を少し回った頃で、辺りは既に、夜の帳が降りていました。
昼の長さも、いつの間にか、すっかり短くなりましたね。
…そういえば、秋分の日も既に過ぎていました(^^;)
20時からの入場開始時刻の予約をしてあり、十分な余裕をもって到着していたので、まずは、綺麗なライトアップに彩られたタワーの姿を、鑑賞します。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
この夜は、「雅」というライティングが施されていました。
江戸紫をテーマカラーに、金箔に見立てて煌く光と組み合わせて、スカイツリーを優美に染め上げます。
光の塩梅か、塔頂から青い光が夜空へ向けて、一直線に放たれているように見えていました。
木々の茂み越しに屹立している様子も、絵になります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
スカイツリーの天望デッキの格子模様もまた、江戸の粋を感じさせられます。
下から照らされて明るく萌え浮かんだ木々の葉と、スカイツリーとの間を漆黒に塗り潰した夜空との、くっきりとした明暗のコントラストが、実に見事な光景でした。
金箔の煌きをイメージした光は、本当に微妙な淡いゴールドの、上品な輝きを見せていました。
江戸の気品をセンス良くイメージしたライトアップに、しばし見とれます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
タワー外装の鋼鉄の格子に光の当たった様子は、見れば見る程に幻想的な質感を感じさせます。
光の当て方次第で、まるで別物のような質感に見えてしまう、不思議な光の饗宴でした!
漆黒の夜空を背景に、佇立するスカイツリー。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像左下に見えている、いびつな光点は、月です。
お月様とのツーショットで、すっかり秋の夜長気分に浸っていましたw
僅かに曲線を帯びた、スカイツリーの姿が、艶やかな雰囲気も醸し出します。
高さ634mのタワーを支える基部は、ご覧のとおりの巨大さ!
タワーの基部は、スカイツリーへのエントランス(4階)となっています。
樹木や人々との対比から、スカイツリーの巨大さを、一層ひしひしと感じますね。
のんびりとスカイツリーの姿を色々なアングルから眺めていたら、予約してあった入場時刻が迫っていました。
私もエントランスへ向かい、チケットを発行して入場。
エントランスの当日チケット売り場は、長蛇の列が出来ていて、予約をしておいたおかげで、この長蛇の列で長時間待つことなく、天望デッキへの出発口へ^^
手荷物チェックを受けてから、エレベーターへと乗り込みます。
エントランスから天望デッキへのエレベーターは、計4台。
それぞれ、天井附近に四季をイメージした装飾が、施されています。
天望デッキへ向かう際に、私が乗り込んだのは、春のパネルを飾ったエレベーター。
桜の花の舞う様子を表した、華やかな意匠ですね。
この、天望デッキへと向かうエレベーターは、分速600mの速度で天望デッキへと一気に上昇!
高さ350mの天望デッキまでは、僅か50秒で到着します。
揺れや違和感も感じず、快適な50秒間を過ごして、天望デッキへと至りました。
天望デッキも、大勢の人で賑わっていました。
デッキをぐるりと囲む天望窓からは、夜の東京の、光の海が広がっている様子が、近寄らずとも視界へ入ってきました。
思い思いに眺望を楽しもうとする人々に交じって、私も窓辺へと近付きます。
天望デッキは、足下から天井へ向かう程に空間が広がる、横から見ると逆台形の形となっています。
おかげで、足元直下の眺めも、やけに広々と、よく見ることができます…;;
…車が、こんなに小さく。。。
肝心の東京の夜景眺望は、この天望デッキから更に高い所にある、天望回廊から、存分に眺めることにします。
ということで、早速天望回廊行きのエレベーターへ、乗り込みます。
天望回廊への入場は追加料金が必要で、この日は天望回廊の料金込みのチケットで予約をしてありました。
エレベーターを降りてから、しばらくこの天空のスロープを歩きます。
江戸紫に染まったスロープも、全面天望の窓に面していて、抜群の眺望を楽しむことができました。
色々な趣向を楽しみながら、高みへと上がることができます♪
無数の光点が、宝石の如く煌く、素晴らしい東京の夜景。
民家やマンション、高層ビル等がそれぞれ、個性的な輝きを放っている中、ひときわ目立っていたのが、東京タワーでした。
昼の姿を意識しているかのような、深紅のライトアップは、ここスカイツリーからでも、一目でそれと分かる程、抜群の存在感です!
周囲の高層ビル等も、東京タワーに遠慮して、敢えて赤色の使用を控えているかのような印象ですねw
天望デッキから更に100m程高い天望回廊、直下の眺めも、更にスリリングなものに…(-_-;)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
絶対安全と分かっていても、高所恐怖症の悲しさで、足がすくみます;;
スロープ状の通路、ということで、外との隔てるものの「薄さ」も妙に気になり、「臨場感」も相当なものでした;;
すぐ足下に、天望デッキの屋根が見えています。
スロープから、天望回廊本体へと到達し、東京の夜景の鑑賞にかかります。
順路に沿って、まずは南東側の眺望。
東京ディズニーランドと思しき方向には、花火が空中に華を咲かせていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
その、花火の華よりも高所から眺める不思議な感覚…イタリアのアマルフィ海岸を訪ねた時の、年越しの花火を思い出しました。
幾つも見えていた大型マンションが、渋い金色の屏風のようで、面白い眺めです。
続いて反対側へと回り、北側の夜景を一望。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
こちら側では、東京東部の下町一帯が、視界いっぱいに広がっていて、壮観でした!
際立った高層建築物が少ないせいか、建物の高さが比較的揃っていて、光点の見え方も均等に見えていたことが、広がりのあるパノラマの効果を際立たせているようでした。
夜景の醍醐味である、「光の海」が整然と広がる美しさの点からは、意外?にも、この下町の眺めが都心のそれよりも、印象的に思えました。
天望回廊の様子。
高さ450mにある、天空の回廊内部です。
天望デッキよりも、一回り小さな天望回廊。
別料金が必要なこともあるのか、天望デッキよりは人も少なく、ゆったりと東京の夜景パノラマを楽しむことができました。
東京タワーが見えるのは、南西側の方向。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
この方向はまた、東京の都心の方向でもあり、北側に見えていた下町とは対照的に、林立する高層ビルの連なる、立体的な夜景を堪能することができます。
こうして眺めてみると、建物1つ1つの灯りの色合いは、それぞれかなりバラエティに富んでいるものですね。
眺めている範囲を広げて、撮影。
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更に西方の、新宿の辺りまでもを視界に収めた、東京の夜景です。
代々木のドコモタワーが、小さく見えますね。
一方、その反対方向の画像左端中央辺りには、レインボーブリッジの主塔の1つが、辛うじて収まっています(^^;)
360度、見渡す限りを光の海で埋め尽くした、東京の夜景…東京の凄まじい都市の規模を、夜の眺めからも強いインパクトをもって、実感することができました。
スカイツリーのすぐ西側を流れている墨田川を遡行している、屋形船らしき光点を発見。
視野を広げると…光の海へと漕ぎ出して行くかのような、壮大な情感溢れる景色でした!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像中央奥から左下の手前へと流れているのが墨田川(屋形船らしき光点の浮かんでいる流れ)で、隅田川の流れの奥で、画像の左右に渡って見えている大きな流れが、荒川です。
画像左下端で、隅田川に架かっている桜橋の、印象的なX字型の姿が、ライトアップで華麗に浮かび上がっていました。
ひとしきり、天望回廊で夜の絶景を堪能して、再び天望デッキへ。
ちょうどこの日まで、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」とのコラボイベントとして、「TOKYO SKYTREE 天空大花火~打ち上げ花火、上から見ても丸いのか?」を開催していました。
一定時間毎、天望窓の上部のスクリーンに、映画の主題歌に合わせて、打ち上げ花火とスカイツリーとの組み合わせや、映画のシーン等の映像を、ドラマチックに上映。
天望デッキの一角には、映画を紹介するパネルも、展示されていました。
夜の東京の眺めを満喫した天望デッキをそろそろ辞去しようと、展望フロアであるフロア350から1層下のフロア340へと、エスカレーターで移動。
フロア340から、スカイツリーの南側、錦糸町界隈を眺めます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
手前に見える錦糸町駅界隈から東京湾岸へ向けて、深川、東陽町、辰巳の方向を一望。
更に、その沖合に架かっている東京ゲートブリッジが、ブルーの輝きを放っているのが、素敵な眺めでした。
フロア340で、5階の出口フロアへと直行するエレベーター前、お帰りロビーへ至る直前に、床下がシースルーとなっている、「ガラス床」があります…。
この「ガラス床」、どの辺にあるかというと、下の画像の、矢印の先の辺り;;
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
もちろんここでも、このガラスは大勢の人が乗った荷重に充分耐えることができていて、しかも二重の構造となっているにもかかわらず、真下へ吸い込まれるように落ち込んでいく眺めを見ていると、背中や掌に汗がじんわり滲み出す感覚が…(>_<)
ガラス上に載せた足が、何故かガラスのない床面へと、無意識に踏み出そうしているのを必死に抑えながら、撮影しましたw
下りのエレベーター内の装飾は、秋のイメージ。
「祭り」を、表現しているとのこと。
天望デッキへ上がってきた時と同様に、約50秒間という、束の間の上下移動でした。
4階のエントランスへと戻ってきた頃には、営業終了時刻の22時となっていました。
最終入場は21時のため、既に当日券のチケット売り場は、閑散と静まり返っている様子。
予約したチケットを発行して、天望デッキへのエレベーター乗り場へと向かった3時間程前には、当日券を購入する人達の行列で一面埋まっていたのが、嘘のような静けさです。
4階のエントランスフロアから外へ出て、気持ちの良い夜風に当たりながら、屋外の階段を地上へと下りていきます。
振り返って、スカイツリーに別れの挨拶。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
訪れた時と同じ、雅のライティングで彩られたスカイツリーのタワーが、見送ってくれました。
ライティングは、24時まで行なわれています。
遮られることなく、下町からビル群まで、東京のあらゆる夜景のパノラマを恣に満喫することができた、スカイツリー空中天望。
東京の夜景の美しさに改めて感動した、天空からの眺めでした。
見学客が少なくなったら行こうと思っていたけれど、少なくなることはなさそうなので、私も予約して見学に行った方が良さそうですね。
外国の夜景はほぼオレンジ色一色ですが、東京の夜景はブルーが印象的ですね。
それにしても東京タワーの存在感が素晴らしい。
花火、上から見ても丸いですね!
まぁ、身動きが取れなかったり、眺めをゆっくり楽しめないことはなかったので、指定時間に待ち時間ゼロで入場できる、予約をして行くのが正解でしょうね。
確かに、白や青の目立つ光の海は、外国人でなくとも、幻想的な美しさに感動しました。
深紅のスリムな末広がりという優美な姿の東京タワーは、やはりスカイツリーが建っても、堂々たる東京のランドマークだと思います!
綺麗な球形の華を夜空に咲かせていた花火も、久々に見る眺めで、打ち上げが止むまで見つめ続けていました。