秋の比叡山行、山中で最初に訪れたのは、延暦寺の3つの境内(三塔)の1つである、横川(よかわ)です。
横川の中心である、横川中堂への参道に入ると、早速色付いたもみじが出迎えてくれました。
横川は、三塔の中では最も北の奥に位置するためか、参道を往く人の数も、後に巡る西塔(さいとう)や東塔(とうどう)に比べると、幾らか少ない感じがしました。
横川のバス停のある駐車場から始まる参道は、既に葉が色付いている木がかなりありました。
様々な色の葉が重なり合って、細かく色の混じり合う様子が、とても美しかったです。
モロ逆光で無謀と分かりつつ、写したくなるアングル(^^;
重なり合う色の濃淡が、思うように出せませんねぇ。。。
光を受けて、透き通るような紅を見せてくれました。
延暦寺 横川の中心、横川中堂(よかわちゅうどう)。
堂々たる舞台づくりのお堂です。
嘉祥元年(848年)に根本観音堂として創建され、織田信長による焼き討ちや落雷等により何度か焼失してきた後、昭和46年(1971年)に現在建っているお堂が再建されました。
横川中堂から更に奥へと続いている、緩い坂の道を上った突き当たりにあった、小さな鐘楼。
坂から見上げると、燃えるような紅葉が周囲の緑の葉と混じり合ったコントラストの妙を見せていました!
その混じり合う色の美しさに、しばらく見とれていました。
鐘楼から少し進むと、恵心堂(えしんどう)があります。
ここのもみじはまだ色付いてはいませんでしたが、陽の光を受けて明るく光るような木立の中、小さなお堂がひっそりと佇んでいました。
恵心堂には、「往生要集」等を著わした、恵心僧都(えしんそうず)源信(げんしん)が隠遁していました。
お堂のすぐ手前のもみじは、色付いていました。
よく見れば、周囲の大きなもみじの木々も、色付き始めているようですね(^^;
この地は、かの「源氏物語」にも縁のある土地なのですね。
先程の鐘楼を中心として、恵心堂とは対称の位置にある、元三大師堂(がんざんだいしどう)。
素晴らしい色となっているもみじが、姿を見せています^^
元三大師堂は、四季講堂(しきこうどう)の別名を持ちます。
この別名は、四季に法華経を論議することに因んでいるそうです。
ここは、延暦寺中興の祖といわれる、慈恵大師(じえだいし)良源(りょうげん)(元三大師)の住房跡です。
横川では、ここ元三大師堂のもみじが一番綺麗に色付いていました。
緑から黄色、橙、紅へと微妙に変化するグラデーションのような色付きが、素晴らしいです。
こちらのもみじの美しい色付き方も、見事です。
どうしたらこのような幻想的な色となるのか、自然の神秘ですね!
元三大師堂の門の内側から撮影。
掃き清められたように敷き詰められた砂利やシンプルな石畳もまた、良い雰囲気を醸し出しています。
横川中堂まで戻ってきました。
見上げるアングルだと、いかに大きなお堂であることが一層強調されます。
私が歩いている道と横川中堂との間にあった杉の木立越しに、黄色と紅に色付いた葉だけが、差し込んできた日光を浴びて萌えるように輝いていました!
自然のスポットライトですね。
日が差しているのに、細かな雨粒の舞う不安定な天候…霧のような雨粒が、少しだけ現実離れしたような不思議な光景を現出していました。
参道、駐車場附近。
正面の白いゲートの向こうは、もうバス停のある駐車場です。
ここでも、降り注ぐ陽の光をあびたもみじが光のトンネルとなって、とても綺麗でした!
静かな雰囲気と様々な色を付けた紅葉が美しい、実に魅力に溢れた延暦寺最北の境内・横川でした。
横川の中心である、横川中堂への参道に入ると、早速色付いたもみじが出迎えてくれました。
横川は、三塔の中では最も北の奥に位置するためか、参道を往く人の数も、後に巡る西塔(さいとう)や東塔(とうどう)に比べると、幾らか少ない感じがしました。
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横川のバス停のある駐車場から始まる参道は、既に葉が色付いている木がかなりありました。
様々な色の葉が重なり合って、細かく色の混じり合う様子が、とても美しかったです。
モロ逆光で無謀と分かりつつ、写したくなるアングル(^^;
重なり合う色の濃淡が、思うように出せませんねぇ。。。
光を受けて、透き通るような紅を見せてくれました。
延暦寺 横川の中心、横川中堂(よかわちゅうどう)。
堂々たる舞台づくりのお堂です。
嘉祥元年(848年)に根本観音堂として創建され、織田信長による焼き討ちや落雷等により何度か焼失してきた後、昭和46年(1971年)に現在建っているお堂が再建されました。
横川中堂から更に奥へと続いている、緩い坂の道を上った突き当たりにあった、小さな鐘楼。
坂から見上げると、燃えるような紅葉が周囲の緑の葉と混じり合ったコントラストの妙を見せていました!
その混じり合う色の美しさに、しばらく見とれていました。
鐘楼から少し進むと、恵心堂(えしんどう)があります。
ここのもみじはまだ色付いてはいませんでしたが、陽の光を受けて明るく光るような木立の中、小さなお堂がひっそりと佇んでいました。
恵心堂には、「往生要集」等を著わした、恵心僧都(えしんそうず)源信(げんしん)が隠遁していました。
お堂のすぐ手前のもみじは、色付いていました。
よく見れば、周囲の大きなもみじの木々も、色付き始めているようですね(^^;
この地は、かの「源氏物語」にも縁のある土地なのですね。
先程の鐘楼を中心として、恵心堂とは対称の位置にある、元三大師堂(がんざんだいしどう)。
素晴らしい色となっているもみじが、姿を見せています^^
元三大師堂は、四季講堂(しきこうどう)の別名を持ちます。
この別名は、四季に法華経を論議することに因んでいるそうです。
ここは、延暦寺中興の祖といわれる、慈恵大師(じえだいし)良源(りょうげん)(元三大師)の住房跡です。
横川では、ここ元三大師堂のもみじが一番綺麗に色付いていました。
緑から黄色、橙、紅へと微妙に変化するグラデーションのような色付きが、素晴らしいです。
こちらのもみじの美しい色付き方も、見事です。
どうしたらこのような幻想的な色となるのか、自然の神秘ですね!
元三大師堂の門の内側から撮影。
掃き清められたように敷き詰められた砂利やシンプルな石畳もまた、良い雰囲気を醸し出しています。
横川中堂まで戻ってきました。
見上げるアングルだと、いかに大きなお堂であることが一層強調されます。
私が歩いている道と横川中堂との間にあった杉の木立越しに、黄色と紅に色付いた葉だけが、差し込んできた日光を浴びて萌えるように輝いていました!
自然のスポットライトですね。
日が差しているのに、細かな雨粒の舞う不安定な天候…霧のような雨粒が、少しだけ現実離れしたような不思議な光景を現出していました。
参道、駐車場附近。
正面の白いゲートの向こうは、もうバス停のある駐車場です。
ここでも、降り注ぐ陽の光をあびたもみじが光のトンネルとなって、とても綺麗でした!
静かな雰囲気と様々な色を付けた紅葉が美しい、実に魅力に溢れた延暦寺最北の境内・横川でした。
真っ赤な紅色にそまったもみじもいいですが、グラデーションで何色か混ざり合った紅葉中の紅葉も素敵♪
やっぱりお寺と紅葉はベストマッチしますね。
テレビでも京都特集多く放送していますが、京都に住んでるにもかかわらず「行ってみたい!」と思う所多々。他の地域から皆さんが京都を目指すのも分かる気がしますね^^
八瀬からのケーブルカーでの眺めもいいですね~。
日本のお寺も、鮮やかに色付くもみじに強い印象を受けて、庭園などに好んで取り入れたのでしょうね。
借景として背後の山も利用することも多いので、本来山に生えるもみじも自然な感じで庭園になじむのでしょう。
京都は様々な媒体で、興味深いスポットを良く取り上げられるので、リサーチには大助かり、この点は人気観光地のメリットですね^^
移動を考えると車が便利ですが、ケーブルカー等で行くのも、楽しい気分になれますよ♪