
2月最終の週末に、厳冬の北陸・富山を訪ねました。
海あり山ありの富山ですが、その海沿いは何と言っても「天然のいけす」富山湾から揚がる海の幸と、その富山湾越しに蜃気楼の如く聳える立山連峰の幻想的な眺めが大きな魅力でしょう!
その海の幸と、豪雪の季節にもかかわらずあわよくば富山湾の絶景を望めれば…!と虫のいい願いを胸に、旅立ちました。
このところ東京へは毎年数回は訪れていましたが、東京以外の地域への遠出はかなり久し振りであり、久々に新幹線以外のJR在来線の特急を利用しての旅となりました♪
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出発は、例によって京都駅。
関空同様に、この駅も個性的な大ターミナルとして独特の雰囲気があり、旅立ちの気分を大いに盛り上げてくれます!
少し話が逸れますが、昨年5月(私がちょうどクロアチア旅行へ行っている時です)には、大阪駅もJR西日本の威信を賭けた(?)大規模リニューアルが完成して魅力的な駅に生まれ変わりました。
ヨーロッパの旅情溢れる伝統的なターミナル駅も大好きなのですが、現代的なセンスを生かした日本の新しいターミナル駅の雰囲気もまたヨーロッパの駅とは別の味わいがあるなぁ、と、新装なった大阪駅コンコースに立ってみて実感していました^^
…話を戻して、こちらも頭上の空間が贅沢なまでに広々とした京都駅の中央改札から今度の旅が始まります!

中央改札を入ると、そこはそのまま0番ホーム、階段の上り下りもなくとってもラクチン♪
こうして見ると、京都駅には新幹線以外にもまだまだ色々な特急が発着しているのですね。
私が京都駅を利用するのはほとんど新幹線利用のため、これまでは改札を入ると脇目もふらずエスカレータを上がってしまっていたので、何だかとても新鮮でした(^^;

乗車する9時10分発の、サンダーバード7号富山行です。
サンダーバードは大阪と北陸とを結ぶ特急で、大阪から新大阪を通って京都へやって来ます。
この特急に乗車して、まずは高岡を目指します。

サンダーバード7号は京都を出発してしばらくすると京都府から滋賀県に入り、琵琶湖の西岸沿いに伸びる湖西線を快走します。
琵琶湖に沿って北上していきます。
ちょうど電線の下あたりが琵琶湖の湖面なのですが、どんよりとしてきた曇り空と判別できないですね…;
北上するにしたがって、車窓の風景も寒々としてきました。

琵琶湖に別れを告げる頃になると、ついに雪景色となりました!
この冬初めて目にした一面雪の眺めで、唐突ともいえる変化に思わず見入っていました。
これからの行く手が雪雲で益々白くかすんだように見えています。

滋賀県から福井県に入ると、積雪は益々その高さを増していきます。
電車か進むにつれ、車窓に見える雪もみるみるボリュームアップ!
これほどの雪を目にするのはここ何年もなかったことで、住んでいる京都から1時間のうちにこれ程雪深くなるのか…と驚嘆しながら北陸との距離の近さを感じました。

通過する駅のホームもこのとおり…;;
電車が停車する部分は屋根があったり除雪されているのですが、昨今すっかり短くなった電車の編成に掛からないホームの両端部は、分厚い積雪の下に埋まっているかのようでした。

家の屋根に積もった雪も、ずっしりと重みを感じさせます。
確かに、これでは危険を承知で雪かきをしないと屋根が潰れてしまいますね;
地面も雪化粧などという可愛らしい表現ではすまない位の積雪に覆われています。

モノトーンの世界の中を、これまたモノトーンの(正確には細い青帯が入っていますが)特急サンダーバードが驀進していきます。
この日野川という川を渡ると鯖江市となり、更に少し行くと福井市に入り福井に到着します。
日野川は福井市内で九頭竜川と合流して、東尋坊附近の三国で日本海に注ぎ込みます。

京都から約2時間で金沢に到着しました。
福井を出て石川県に入ると、風景を真っ白に染め上げていた雪が嘘のようにほとんど消えてなくなり、土の地面が再び顔を現わしてきました。
地元の方曰く、石川県は北陸では雪が少ないそうです。

雪が少ないといってもあくまで北陸での比較の話、この金沢や福井といった大きな駅はこのようにホームを屋根より丈夫な構造物で完全に覆ってしまい、左の窓から差し込む外光がなければ地下駅にいるかのようです。
左側の電車がこれまで乗ってきたサンダーバード7号で、右側の電車はこの駅始発の越後湯沢行き特急はくたか11号です。
特急はくたかは、越後湯沢で上越新幹線に連絡して首都圏と北陸とを結ぶ役割を担っています。
北陸新幹線の工事が急ピッチで進められているようでした。

金沢を出て約20分、京都からは2時間35分で、サンダーバード7号は11時45分の定刻に高岡に到着しました。
富山県に入ると再び白銀の風景となりました。
初めて降り立った高岡駅の構内も、線路以外の地面は真っ白、流石に雪が溶けずに積もったままで厚手のコートを着ていても肌寒さを感じました;

寒い筈で、まだかなりの勢いで雪が降りしきっていました。
…どうもこの天気では、富山湾から立山連峰を眺めるのはムリそうです(-_-;)
時間はお昼時、ランチのために一旦高岡で途中下車します。
ランチの後は、天気が良ければ富山湾のビューポイントへ向かう予定だったのですが、天気が悪そうなので、このビューポイントの近くを通る氷見線というローカル線で氷見へ向かうことにしました。
海あり山ありの富山ですが、その海沿いは何と言っても「天然のいけす」富山湾から揚がる海の幸と、その富山湾越しに蜃気楼の如く聳える立山連峰の幻想的な眺めが大きな魅力でしょう!
その海の幸と、豪雪の季節にもかかわらずあわよくば富山湾の絶景を望めれば…!と虫のいい願いを胸に、旅立ちました。
このところ東京へは毎年数回は訪れていましたが、東京以外の地域への遠出はかなり久し振りであり、久々に新幹線以外のJR在来線の特急を利用しての旅となりました♪
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出発は、例によって京都駅。
関空同様に、この駅も個性的な大ターミナルとして独特の雰囲気があり、旅立ちの気分を大いに盛り上げてくれます!
少し話が逸れますが、昨年5月(私がちょうどクロアチア旅行へ行っている時です)には、大阪駅もJR西日本の威信を賭けた(?)大規模リニューアルが完成して魅力的な駅に生まれ変わりました。
ヨーロッパの旅情溢れる伝統的なターミナル駅も大好きなのですが、現代的なセンスを生かした日本の新しいターミナル駅の雰囲気もまたヨーロッパの駅とは別の味わいがあるなぁ、と、新装なった大阪駅コンコースに立ってみて実感していました^^
…話を戻して、こちらも頭上の空間が贅沢なまでに広々とした京都駅の中央改札から今度の旅が始まります!

中央改札を入ると、そこはそのまま0番ホーム、階段の上り下りもなくとってもラクチン♪
こうして見ると、京都駅には新幹線以外にもまだまだ色々な特急が発着しているのですね。
私が京都駅を利用するのはほとんど新幹線利用のため、これまでは改札を入ると脇目もふらずエスカレータを上がってしまっていたので、何だかとても新鮮でした(^^;

乗車する9時10分発の、サンダーバード7号富山行です。
サンダーバードは大阪と北陸とを結ぶ特急で、大阪から新大阪を通って京都へやって来ます。
この特急に乗車して、まずは高岡を目指します。

サンダーバード7号は京都を出発してしばらくすると京都府から滋賀県に入り、琵琶湖の西岸沿いに伸びる湖西線を快走します。
琵琶湖に沿って北上していきます。
ちょうど電線の下あたりが琵琶湖の湖面なのですが、どんよりとしてきた曇り空と判別できないですね…;
北上するにしたがって、車窓の風景も寒々としてきました。

琵琶湖に別れを告げる頃になると、ついに雪景色となりました!
この冬初めて目にした一面雪の眺めで、唐突ともいえる変化に思わず見入っていました。
これからの行く手が雪雲で益々白くかすんだように見えています。

滋賀県から福井県に入ると、積雪は益々その高さを増していきます。
電車か進むにつれ、車窓に見える雪もみるみるボリュームアップ!
これほどの雪を目にするのはここ何年もなかったことで、住んでいる京都から1時間のうちにこれ程雪深くなるのか…と驚嘆しながら北陸との距離の近さを感じました。

通過する駅のホームもこのとおり…;;
電車が停車する部分は屋根があったり除雪されているのですが、昨今すっかり短くなった電車の編成に掛からないホームの両端部は、分厚い積雪の下に埋まっているかのようでした。

家の屋根に積もった雪も、ずっしりと重みを感じさせます。
確かに、これでは危険を承知で雪かきをしないと屋根が潰れてしまいますね;
地面も雪化粧などという可愛らしい表現ではすまない位の積雪に覆われています。

モノトーンの世界の中を、これまたモノトーンの(正確には細い青帯が入っていますが)特急サンダーバードが驀進していきます。
この日野川という川を渡ると鯖江市となり、更に少し行くと福井市に入り福井に到着します。
日野川は福井市内で九頭竜川と合流して、東尋坊附近の三国で日本海に注ぎ込みます。

京都から約2時間で金沢に到着しました。
福井を出て石川県に入ると、風景を真っ白に染め上げていた雪が嘘のようにほとんど消えてなくなり、土の地面が再び顔を現わしてきました。
地元の方曰く、石川県は北陸では雪が少ないそうです。

雪が少ないといってもあくまで北陸での比較の話、この金沢や福井といった大きな駅はこのようにホームを屋根より丈夫な構造物で完全に覆ってしまい、左の窓から差し込む外光がなければ地下駅にいるかのようです。
左側の電車がこれまで乗ってきたサンダーバード7号で、右側の電車はこの駅始発の越後湯沢行き特急はくたか11号です。
特急はくたかは、越後湯沢で上越新幹線に連絡して首都圏と北陸とを結ぶ役割を担っています。
北陸新幹線の工事が急ピッチで進められているようでした。

金沢を出て約20分、京都からは2時間35分で、サンダーバード7号は11時45分の定刻に高岡に到着しました。
富山県に入ると再び白銀の風景となりました。
初めて降り立った高岡駅の構内も、線路以外の地面は真っ白、流石に雪が溶けずに積もったままで厚手のコートを着ていても肌寒さを感じました;

寒い筈で、まだかなりの勢いで雪が降りしきっていました。
…どうもこの天気では、富山湾から立山連峰を眺めるのはムリそうです(-_-;)
時間はお昼時、ランチのために一旦高岡で途中下車します。
ランチの後は、天気が良ければ富山湾のビューポイントへ向かう予定だったのですが、天気が悪そうなので、このビューポイントの近くを通る氷見線というローカル線で氷見へ向かうことにしました。
私も以前友人たちと北陸美味しいものの旅に出ましたが、途中でタイヤのチェーンを巻くのに1時間ぐらいかかってしまいました。
通過駅と言っても、他の電車は停るんですよね。
プラットフォームにこんなに雪が積もってたら危険!
この地域の人は慣れてるから大丈夫なのかしら?
高岡でどんな美味しいものを召し上がったのか、報告が楽しみです。
日本の電車は窓が綺麗だから車窓からの風景が楽しめていいですね!
生憎の天気でしたが、幸い電車は止まることなく無事高岡に到着できました。
通過駅のホームは、電車の停車位置の周囲だけが除雪されている感じで、電車の編成が長かった昔のままの長さのホームは今の2両編成位のローカル電車には長過ぎて、電車の掛らないホームの大部分は雪が積もるに任せてあるようでした;
冬の北陸は確かに訪れるのが大変ですが、この時期も美味しいものがたくさん揚がるんですよね(´▽、`)
高岡ではお腹が空き過ぎていて、かなり撮影を忘れて貪ってしまいました><
確かにヨーロッパの電車の窓の汚れ方は半端ないですよね;
ヒビが入っていても平気な国もあったし、日本人はこういう面でもつくづく潔癖で几帳面なんだなぁ、とつくづく思います。
2年前に友人と福井にカニを食べに行った事を思い出しました。私達は湖西線でノロノロゆっくりでしたがサンダーバードなら速いですよね。私達が行ったのも3月でしたがマキノを超えると雪の量がいきなり増えた記憶があります。
氷見の方はお魚がすごく美味しそうですね!
お魚大好きなので続きがとっても楽しみです。
湖西線はトンネルでもない場所で突然雪景色に変わって、驚いてしまいました!
冬の北陸は雪で車の運転は怖いし、電車も遅れたり運休になったりと、目的地に辿り着けるか不安がありますが、美味しいモノの誘惑には勝てませんよね;
サンダーバード、富山までぶっ飛ばし通しですが、それでも京都から3時間近くカカリマス…乗り応えのある特急です。
富山湾は「天然のいけす」と言われるだけのことはありました!
食い気が先に立ってしまって(爆)、どうまとめようか苦労しそうですが、頑張ってみます…;
実は今日も別件(私用ですが)で高岡に行ってきて、先程帰宅しました。
このことも後日アップしたいです^^