時には、旅の日常

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2015 バスク・バルセロナ紀行-30~5つ星ホテルレストランのバスク料理

2016-07-20 23:25:17 | スペイン
 ビルバオでの本格ディナーは、宿泊した5つ星ホテルのレストランで、華麗にいただくことにしましたw

 <<2015 バスク・バルセロナ紀行-29>

 グルメ大国スペインでも、殊に美食の地と誉れ高いバスクの地。
 そのバスクでも随一の大都市であるビルバオの、ハイレベルな「食」の粋を味わってみよう!と、思い切り背伸びして奮発してみました。

 美味しさはもちろん、見た目も美しい、洗練されたバスク料理を堪能しました^^

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 ビルバオ(バスク語:Bilbo スペイン語(公式名称):Bilbao)唯一の5つ星ホテル、「グランオテル・ドミネ・ビルバオ(GRAN HOTEL DOMINE BILBAO)」の最上階(7階)にあるレストラン、「ドマ(Doma)」。
 肩の凝らないカジュアルさと、ゆったりと落ち着いた雰囲気とを併せ持った、レストランです♪

 ホテルの宿泊予約と一緒に、予約を入れてありました。

 このレストランは、2013年にミシュランの7つの星を獲得した、サン・セバスチャン(バスク語:Donostia スペイン語:San sebastián 公式名称:Donostia/San Sebastián)出身のバスク人料理人、マルティン・ベラサテギ(Martin Berasategi)が監修しているとのことです。



 ワインは、ビルバオのある地元ビスカヤ(バスク語:Bizkaia スペイン語:Vizcaya)産チャコリ(バスク語:Bizkaiko Txakolina スペイン語:Chacolí de Vizcaya)の、「アレチャガ(Aretxaga)」を、いただきました。

 さっぱりと口当たりのよい白ワインで、喉を潤します。



 ワイングラスがあるだけで、テーブルがグッと華やぎますね^^

 純白のテーブルクロスに、メニューやパン皿の、コントラストを際立たせた色遣いの演出…お洒落なセンスも、流石はビルバオ!



 最初に、パンが運ばれてきました。

 美味しいのですが、かなりのボリューム…ここで勢いに任せてしまうと、コースの後で後悔する羽目に陥るは、必至;
 はやる心を抑えて、前菜を待ちますw 



 前菜は、カラフルな野菜の取り合わせ。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 紫の野菜は、何でしょう?
 緑の野菜は、カイワレのようにも見えてしまいましたw



 続いて、リゾットのような米料理が、出てきました。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 ライスに載っているのは、タコのカルパッチョ。
 薄くスライスされています。



 見るからにクリーミィで、濃厚かつ円やかな風味を味わいました(^г^)
 タコのカルパッチョ、薄かったですが、鮮度の良さが素人でも分かる、素敵な歯応え♪

 コースの続きへと、食欲を満たしつつ刺激する程良いボリュームも、良く計算されているように感じました。



 スズキと野菜の付け合わせ。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 シンプルながらも、お洒落な盛り付けですね。
 綺麗な盛り付けは、食欲を掻き立てられるのと同時に、幸せな気分にもさせてくれます♪



 スズキの切り身。

 ぱっと見たところでは、小さく見えたものですが、意外と身に厚みがあって、中々のボリューム。
 あっさりとした風味に、焼き上がった香ばしさが加わり、美味しく胃袋へと収まりました!



 タマネギ、トマト、タイムのコンポート。

 トマトの美味しさは期待どおり^^
 問題は、タマネギ…ここで残すのも、何だか凄く勿体ない気がしたので(貧乏性;)、半ば飲み込むように、胃袋へ強制移送。
 難関を、クリアしました(^^;)



 魚料理の次は、肉料理。
 仔牛肉のステーキです。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 これも小さく見えますが、結構な食べでが、実のところありました。

 近くのテーブルに陣取ったグループが、別のコースで食事をしていましたが、そこへ運ばれる肉のボリュームが、この画像の4倍位はありそうな「肉塊」であったのには、魂消ました!!
 …実のところ、その「肉塊」コースにしようか迷った末に(実物のボリュームをまだ知らなかった)、品数も少ないこのコースにしたのですが、「実物」を見て、選択の正しさに胸を撫で下ろしました;



 仔牛肉らしく、上品な柔らかさが、魅力的な肉料理でした。

 火加減をミディアムにしてもらっても、十分瑞々しくいただけて、ステーキの香ばしさも同時に楽しむことができました!

 米、魚、肉を、バランス良く適量いただくことができて、心地良い満腹感で満たされました♪



 デザートは、チョコレート・サバランケーキとココア・アイスクリーム。
 (画像クリックで、別ウィンドウが開きます)

 チョコレートとお酒とがマッチした、大人な味わいに、酔います^^
 ココアの風味が効いたアイスクリームも、コースのトリを、美味しく〆てくれました!



 食後のコーヒーで、お洒落なコースの余韻に浸ります。

 コーヒーと一緒に運ばれてきた砂糖は、てんこ盛り!
 ついつい釣られたのか、多めに入れてしまいましたw
 まぁ、この日は荒れた天候の中の外出となったので、疲れた体が当分を欲したのかもしれません。

 洗練されたグルメの粋を堪能することができた、ビルバオ美食の夜を、ゴキゲンで締め括りました。

 <2015 バスク・バルセロナ紀行-31>>



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2016-07-21 07:36:05
バスク地方での優雅なお食事、羨ましい限り。
最初の紫の野菜はビーツかな?
泡状のソースが多いところがスペインらしいですね。
鱸のお料理を見ても、素材の味を大切にしているのが感じられます。
↓スペインの地下鉄、明るくて綺麗ですね。
確かに日本の地下鉄の駅の雰囲気と似てますね。
フランスは日本と正反対な部分が多いけれど、スペインは日本と共通する部分も多いので、すんなり溶け込めますよね。
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タヌ子さん。 (taろう)
2016-07-21 21:25:56
味はもちろん、見た目も大変美しく、スタイリッシュなバスク料理も堪能しようと、ビルバオでの食事については、念入りにリサーチしましたw
タヌ子さんの仰るとおり、前菜の紫野菜はビーツでしょうね…今一つ、自信が持てませんでした(^^;)
ソースを泡立てるのは、スペインではトレンドなのでしょうかね。
バスクが美食の地であるのも、極上の素材とセンスのある料理人が多いが故だと思います。
米を栽培する国だけあって、米料理もとても美味しかったです!
優れたデザインが利用しやすさにも生かされているビルバオの地下鉄、綺麗に保たれているのは、地元の方々も、誇りに感じているのでしょうね^^
本当にスペインは、国民性など日本とはかなり対照的と思うのに、気付けば日本にいるような感覚になっていますね。
経済危機なのに、バルやリーガは大盛況と、興味の尽きない面白い国です。
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