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「良い人だね」
「思いやりが感じられるよ」
「癒されるね」
周りはそう言う。
「本当にそうかな。違うでしょ」
そう思いながら私は、今日も擬態を続けるだろう。
皆さんの話すような、
華々しき私へ抱く積み重なった「姿」。
それは借りてきたステージ衣装そのもの。
時には重ね着もする。
生地をレースと組み合わせて綺麗に作り上げることもある。
皆さんの話す私の「ステージ衣装」のような私の擬態した「姿」。
そんなものは皆。私が世間に馴染もうと必死に作り上げてきた苦し紛れの姿である。
人間関係と生き方が、実に下手くそな私が試行錯誤を積み重ねてつくりあげた「姿」。
それでも人間関係なんてまだ上手くない。
少し前よりかは「上手くなくても大丈夫」とは思えるようにはなってきた。
けれどまだ擬態は自身を守る術になってしまっている。
ステージ衣装のように、
舞台を降りたら(交流が終わったら)普段着に着替える(自宅か自室に帰る)
同様の事が、私の人間関係での振る舞いで起きている。
・世の中に出来るだけ周りに棘を作らずに生きるため。
・円滑に無難に人間関係を進めるため
・今日も人間関係に面倒が生じないため
・自分の中の凹凸を悪目立ちさせたくない
・価値観についてボロクソに言われたくない
そんなちっぽけな自分勝手な思いから出来上がっていった「良い人」の私。
私は良い人なんかじゃない。
「初対面からの良い人はやめよう」
たまにそう思うこともある。
けれど難しい。
優しいエッセイ本は大好きだし、
優しい写真や芸術作品、
心温まるエピソード、
数々の優しい言葉たち
それらは昔も今も大好き。
だが、
対人間は難しい。
まだ棘は取れないようだから、
まだ暫くは1人でいようかなって。
優しく話せる友達ならいいなと。
今日も平和に物事が進めばいいと思う。
恋愛感情なんて引き続きいらない。
あんなものが発動すると人を傷つけたり、本来の自分ではなくなる。
あんなものは「悲しい」。
それしか生まれてこない。
なんで地球って惑星は面倒で溢れているんだ。
拗れた先にこの考えに行き着く。
ごめんなさい。
衣装が重過ぎて
たまに生きるのが辛い。
たまにそんなことをふと考えてしまう。
いつまで自分は大丈夫なのかな。
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