気がかりなことがある。
ボクの実家は浜名湖の北岸にある。
すこし山手にあるのが細江神社
細江神社
縁起の説明にこうあるのだが、ご神体が漂着したのは現在の神社の場所ではない。
「かつて浜名湖入り口の今切口にあった神社が室町時代に明応7年(1498年)の大津波によりご神体が流され、奥浜名湖の気賀に漂着し、社殿を建てご神体を安置したのが始まりとされます。」
地震による津波で、ご神体は、「あかいけ」という場所に漂着したとされている。その「あかいけ」いまはポケットパークになっているが以前は消防水利のため池だった。そこはボクの実家のすぐそばなのだ。
細江神社はいつの間にか、地震災害の守り神をなっていたのだが、ある日姪っ子がこんなことを言った。
「神様がここに流れ着いたということは、波がここまで来たということなの?」
不覚にもそんなことは考えていなかった。たしかにそのとおりだ。室町時代と同じような規模の地震があると津波が細江町を襲うということである。多分、実家のあたりも津波に襲われることになるだろう。
そこで、以下のニュースだ。浜岡の原発はもちろん心配だ。そして、浜名湖沿岸の津波被害についてはどの程度想定されているのか、気になっている。
東海地震、国の想定上回る? 北大教授ら調査(神戸新聞) - goo ニュース
☆テキスト版
東海地震、国の想定上回る? 北大教授ら調査
2007年9月3日(月)11:36
* 神戸新聞
約百年周期で繰り返し起きている東海地震の震源域で、千-千五百年に一度、極めて大規模な地盤の隆起を伴う地震が発生しているとみられることが、平川一臣・北海道大教授や藤原治・産業技術総合研究所研究員らの調査で分かった。近い将来に起きるとされる東海地震が、その地震に当たる可能性があり、国の想定より規模が大きくなるとの指摘もある。二日まで神戸大で開かれていた日本第四紀学会で報告された。
平川教授らの研究グループは二〇〇五-〇七年、想定東海地震の震源域直上にある静岡県御前崎市の八カ所で最大で深さ十数メートルのボーリングを実施。地層の変化や堆積(たいせき)物などを調べた。
その結果、東海地震は八千年以上前から約百年周期で起きていたことが分かり、一部は古文書の記録と一致。地震ごとの地盤の隆起は多くが一メートル前後で、次の地震までに同じだけ沈下し、ほぼ相殺されていた。
ところが紀元前三〇〇〇-二八〇〇年ごろ、同二〇〇〇-一八〇〇年ごろ、同四〇〇年前後の三回の地震では、数メートルの隆起が推定された。未確認だが、さらにこの後にもう一回同様の地震が起きたとみられる。
神戸大の石橋克彦教授(地震学)は「間隔から、次の東海地震がこのタイプに当たる可能性もある」と指摘。「そうなれば、マグニチュード8クラスの国の想定より、規模が大きいのはほぼ確実。近くにある中部電力浜岡原発などの地震対策で、とりわけ考慮すべきだ」と訴えている。
ボクの実家は浜名湖の北岸にある。
すこし山手にあるのが細江神社
細江神社
縁起の説明にこうあるのだが、ご神体が漂着したのは現在の神社の場所ではない。
「かつて浜名湖入り口の今切口にあった神社が室町時代に明応7年(1498年)の大津波によりご神体が流され、奥浜名湖の気賀に漂着し、社殿を建てご神体を安置したのが始まりとされます。」
地震による津波で、ご神体は、「あかいけ」という場所に漂着したとされている。その「あかいけ」いまはポケットパークになっているが以前は消防水利のため池だった。そこはボクの実家のすぐそばなのだ。
細江神社はいつの間にか、地震災害の守り神をなっていたのだが、ある日姪っ子がこんなことを言った。
「神様がここに流れ着いたということは、波がここまで来たということなの?」
不覚にもそんなことは考えていなかった。たしかにそのとおりだ。室町時代と同じような規模の地震があると津波が細江町を襲うということである。多分、実家のあたりも津波に襲われることになるだろう。
そこで、以下のニュースだ。浜岡の原発はもちろん心配だ。そして、浜名湖沿岸の津波被害についてはどの程度想定されているのか、気になっている。
東海地震、国の想定上回る? 北大教授ら調査(神戸新聞) - goo ニュース
☆テキスト版
東海地震、国の想定上回る? 北大教授ら調査
2007年9月3日(月)11:36
* 神戸新聞
約百年周期で繰り返し起きている東海地震の震源域で、千-千五百年に一度、極めて大規模な地盤の隆起を伴う地震が発生しているとみられることが、平川一臣・北海道大教授や藤原治・産業技術総合研究所研究員らの調査で分かった。近い将来に起きるとされる東海地震が、その地震に当たる可能性があり、国の想定より規模が大きくなるとの指摘もある。二日まで神戸大で開かれていた日本第四紀学会で報告された。
平川教授らの研究グループは二〇〇五-〇七年、想定東海地震の震源域直上にある静岡県御前崎市の八カ所で最大で深さ十数メートルのボーリングを実施。地層の変化や堆積(たいせき)物などを調べた。
その結果、東海地震は八千年以上前から約百年周期で起きていたことが分かり、一部は古文書の記録と一致。地震ごとの地盤の隆起は多くが一メートル前後で、次の地震までに同じだけ沈下し、ほぼ相殺されていた。
ところが紀元前三〇〇〇-二八〇〇年ごろ、同二〇〇〇-一八〇〇年ごろ、同四〇〇年前後の三回の地震では、数メートルの隆起が推定された。未確認だが、さらにこの後にもう一回同様の地震が起きたとみられる。
神戸大の石橋克彦教授(地震学)は「間隔から、次の東海地震がこのタイプに当たる可能性もある」と指摘。「そうなれば、マグニチュード8クラスの国の想定より、規模が大きいのはほぼ確実。近くにある中部電力浜岡原発などの地震対策で、とりわけ考慮すべきだ」と訴えている。
二俣線(天竜浜名湖鉄道)の線路が防潮堤の役目をするかもしれないけど、津波は堀川ぞいに遡上するから中学校の1階部分は水没する可能性がありますね。
海岸の津波予測などはテレビなどで見ますが浜名湖沿岸はあまり詳しく調べられていないのでしょうか? 学校や幼稚園などもあるので心配です。