たまたま興味ともった2つのニュース。
この民間病院船は昨年就航を終えた豪華客船「ふじ丸」を対象としているのでないか?と考えている。
ふじ丸は海外に売 却との話であったがその話は取り止めになっている。東日本大震災で石巻港に係留して災害救助に活躍したことから救助船の実績もある。
ふじ丸ファンとしては 海外に売却され、スクラップにされるよりははるかに喜ばしいニュースではある。でも 昨今のきな臭い国際情勢を考えると、ふじ丸の第二の人生が平穏である ことを祈らずにはいられない。
「病院船」民間船を転用 政府、14年度実証訓練(神戸新聞) - goo ニュース
☆テキスト版
「病院船」民間船を転用 政府、14年度実証訓練
政府は2014年度、災害時に海上で患者を治療する「病院船」の導入に向け、民間船舶を使った実証訓練を実施する。阪神・淡路大震災などを機に、専用船 の建造が議論されてきたが、既存船の転用でコスト抑制を図る方針。予想される巨大地震などに備え、早期実現を目指す。(段 貴則)
14年度政府予算案では、実証訓練に使用する民間船のチャーター費用など5100万円を計上。訓練では医療機材を搭載し、医師や看護師らも乗船。負傷者に加え、入院や透析など定期的な通院治療が必要な患者の受け入れも想定して行うという。
病院船導入をめぐっては、専用船建造に数百億円かかることから、政府は昨年5月、「民間旅客船や自衛艦、海上保安庁船舶を含む既存船の活用」を検討すべきだ、とする報告書を公表。8月に自衛艦を使い訓練を実施した。
防災担当の西村康稔内閣府副大臣(自民、衆院兵庫9区)は「南海トラフや首都直下など巨大地震の発生が予想される中、訓練を通じて課題を整理したい」と話す。
病院船の早期導入を訴えてきた神戸大大学院の小田啓二教授(放射線安全学)は「災害時だけでなく、先端医療の提供や人材育成など国際貢献に活用すべきだ」と常時運用を提案している。
【病院船】災害時、被災地に近い港や沖合に停泊。施設の損壊などで患者を受け入れられなくなった病院に代わり、負傷者や病人の治療に当たる。海外では米国 や中国の海軍などが保有、運用。昨年11月にフィリピンを襲った台風30号では、被害が深刻だったレイテ島に中国が派遣した。
☆テキスト版
ミラ・クルーズは今後、同船に改修工事を施し、レジャー目的を主とする従来のクルーズとは全く異なるコンセプトの「療養客船」として、日本国内で従事する ことを目指しており、近く日本法人のミラ・クルーズ株式会社を設立する。また、同社は政府の災害救済船としての適用を申請する方向で検討、準備を進めてい る。
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