リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

安全保安の人数

2007-07-19 18:03:06 | アユの流し目/雑記帳
 初期消火に4名というのは信じがたいが、事実なのだろう。
では、事故当時に何名の人間が所内にいたのだろうか?

 柏崎は北朝鮮の拉致でも問題となった場所だ。地震の後の火事だから保安要員が不足していたのかも知れないが、警備体制というのが存在するのか?機能するのか?
 冗談のような話だが、原子力発電所乗っ取りというテロなどというのは意外と簡単に起こってしまうのでないだろうかと不安になる。

 ボクは、その昔、原発関連の調査をしたことがある。その時の経験だがダイバーだったら止まっている原発の排水口から、所内には簡単に入ることができる。
 全ての発電所がそうだとはいわないが、発電所からの温排水は所内でいったんプールされて何本かの穴を通じて外に排出されている。定期点検などで一部の発電設備が止まっている場合には、外からそのプールに入って行くことは可能だった。

 まさか今はそんなことはできないとは思うのだけれども…。



柏崎刈羽原発の防火体制 05年に不備と指摘 IAEA(朝日新聞) - goo ニュース

☆テキスト版
柏崎刈羽原発の防火体制 05年に不備と指摘 IAEA

2007年07月19日11時19分

 国際原子力機関(IAEA)が05年6月、新潟県中越沖地震で火災が起きた東京電力柏崎刈羽原発に対し、発電所内の自衛消防団が消火訓練を受けていないなど、防火対策の不備を指摘していたことがわかった。東電はその後に対策をとり、IAEAも昨年には改善されたと評価していたが、今回の地震による変圧器の火災では消火に2時間かかった。

 不備を指摘したのは、原発の運転管理体制改善を目指して、IAEAが各国に派遣している評価チーム。04年11月に13カ国の原子力専門家16人からなる調査団が柏崎刈羽原発に入り、管理体制を評価した。

 05年6月に公表された報告書では、運転員以外の社員が火災訓練への参加を求められていないことや、火災防護委員会が2年間開かれていないことなどを指摘。防火体制に改善が必要との見方を示した。

 これを受け、東電では防火管理委員会を組織して火災訓練を実施したり、部署ごとに分かれていた責任体制を一本化し防火管理者を置いたりして対応した。昨年5月にIAEAの評価チームが再度訪れた際には、改善がなされたとの評価を得ていたという。
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