リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

東電も、中電も査察を受け入れよ。

2007-07-18 23:33:09 | アユの流し目/雑記帳
柏崎刈羽原発、「全面調査必要」とIAEA事務局長(読売新聞) - goo ニュース

 能登沖地震の時にも書いたことだけれど、地震についてそれ見たことか!が実際に起こった。
 外出先で知ったニュースで限られた情報しかないというのは、不安なものだったが、原発関連のニュースの遅れとというのは、もはや、常軌を逸している。

 ボクは25年ほどまえ、この原発の事前調査として藻場の調査のダイバーをしていた。3年間係わっていたが、年間半年近くこの原発建設地点のすぐ横の民宿に寝泊まりしていた。
 今回の地震の震源は地図で見ると観音崎という灯台のすぐ前である。そこに民宿があったのだがその家族の安否が気に掛かっていた。そして、放射能である。発電所から10KMもないその場所には集落があるのだが、あの状態で全く情報がなく、どんな気持ちで時間を過ごしたかと思うと、怒りをとおりこして、情けなくなる。

 ほんとに、(たぶん)少ししか漏らなくて良かった。
そんなレベルでホッとしなくてはいけないという現実。
 東海、東南海地震が起きたら、浜岡原発はもっと危ないのではないかと思うと、改めて暗然としている。
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2 コメント

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それで… (とくだ)
2007-07-19 00:45:10
安否はわかってないのですよね。椎谷のお父さんたち。
僕も今回の地震には、感じることが多かったです。神岡は殆ど揺れなかったので、輪島の余震かと思っていたら、知っている地名ばかりだったので、驚きました。
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アクアノーツによると (ニイムラ)
2007-07-19 11:06:25
 怪我などの被害は無いようです。アクアノーツも最近では椎谷には泊まっていないということですが、東電よりのトンネル辺りの宿は宿泊不能の状態とか、海岸沿いも各所で崩落しているようです。
 海水浴のかき入れ時の被害は、ダメージとして尾を引くだろうと思います。
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