リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

瀬戸内海の生物多様性保全のための第3回 三学会合同シンポジウム

2010-04-15 23:47:33 | アユの流し目/雑記帳
   以下転載・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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瀬戸内海の生物多様性保全のための第3回三学会合同シンポジウム
「上関(かみのせき):瀬戸内海の豊かさが残る最後の場所」

シンポジウムの趣旨
瀬戸内海は、日本の沿岸海域の中で、ひときわ高い生物生産力と生物多様性を有する内湾だったが、その生物学的な豊かさは、近年の沿岸開発によって大きく損なわれてしまった。その中で、周防灘の上関周辺は、本来の豊かさがよく残されている稀な場所である。
しかし、今、ここに、原子力発電所の建設が計画されている。その環境アセスメントは、きわめて問題の多いものであった。これに対して、生物学研究者の組織である3つの学会(日本生態学会、日本ベントス学会、日本鳥学会)は、生物多様性保全の視点から、もっと慎重な環境アセスメントを求める要望書を事業者に提出している。しかし、これらの要望書は、全く無視され、埋め立て工事が着工されようとしている。
このままでは、今までかろうじて残されてきた瀬戸内海本来の豊かさが完全に失われてしまうかもしれない。そのような取り返しのつかない損失を防ぐために、学会の「要望書」の内容を多くの人に知っていただきたい。

開 催 日: 2010年5月1日(土)午後1時30分~4時30分
会  場: 光市民ホール小ホール(山口県光市島田4丁目13-15, 電話0833-72-1441)
参加費: 500円(資料代)

主  催: 日本生態学会 自然保護専門委員会
日本鳥学会 鳥類保護委員会
日本ベントス学会 自然環境保全委員会

後  援:日本魚類学会自然保護委員会、(財)日本自然保護協会、(財)世界自然保護基金(WWF)ジャパン、NPO法人ラムサール・ネットワーク日本、バードライフ・インターナショナル、生物多様性条約市民ネットワーク



事務局、問い合わせ先:
日本生態学会上関原子力発電所問題要望書アフターケア委員会
代表:安渓遊地(Tel: 083-928-5496、e-mail: ankeiyuji@gmail.com)
庶務:佐藤正典(Tel: 099-285-8169、e-mail: sato@sci.kagoshima-u.ac.jp)

プログラム案:
12:30:開場(準備開始)
13:30:開会
13:30:(主催者挨拶5分)未定
13:35:はじめに「上関原子力発電所建設計画をめぐる学会からの要望書提出の経緯」
安渓遊地(日本生態学会上関問題要望書アフターケア委員会委員長)(15分)
13:50:講演1「環境アセスメントの問題点:海域生態系の視点から」
佐藤正典(鹿児島大学)(30分)
14:20:講演2「環境アセスメントの問題点:希少鳥類保全の視点から」
佐藤重穂(日本鳥学会鳥類保護委員会副委員長)(30分)
14:50:休憩(10分)
15:00:講演3「環境アセスメントの問題点:陸上生物・里山の観点から」
野間直彦(滋賀県立大学)(30分)
15:30:コメント「上関周辺に生息する希少魚類について」
酒井治己(水産大学校)(15分)
15:45:コメント「国際的課題としての生物多様性保全」
花輪伸一(WWFジャパン)(15分)
16:00:コメント「生物多様性条約に基づく国の政策」
国会議員(複数の方に参加要請予定)(15分)
16:15-16:30:質疑応答(15分)
16:30:(閉会挨拶)未定
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