こちらは 遡上するアユの姿だ。よく目にするする光景だから、説明する必要は無いかも知らない。
ただ、ドンぴしゃのタイミングで撮影するのはなかなか難しいので、フィルム時代にはずいぶんと無駄撃ちをしたものだ。
ところが、早い目カメラでは、こんな映像が苦もなく撮れる。このカットの前後というのも面白いのだが、それらがひっくるめて一度に写ってしまう。
そして何よりスゴイのはそのシャッター速度だ。最大40000分の1秒!という速度では、水はガラスの質感となる。
表題の映像にアユが映っていることがおわかりだろうか?
このクロっぽい、ヌメッとした影は全てが流れ落ちる水の中で賢明に泳いでいるアユだ。そして アユは流れ落ちていく。
しかして、表題を「流れ落ちるアユ」とした。
初夏の風情ですね.