リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

長良川 漁師 河口堰 そして元副学長

2005-06-30 22:31:20 | サツキマス研究会/長良川調査会
長良川河口堰の運用10年で初の説明会だという。驚いた。

 ボク自身、7年ほどの組合員だが、今回が漁民に対する初めての説明会だという。
通常の記者発表などと違って、和田元副学長は、かなり本音の部分を話したと思う。
そこで、改めて、確認したことがある。

 元副学長は、長良川河口堰ができたら、
もう、自然に対して手の施しようが無いと言うことを、よく理解していた。

そこで、アユの放流事業を指導し、魚道を整備した。
 魚道については当初、あまり自信が無かったものらしく、元副学長の予測より多かったとみえて、過去に、100点満点と自己採点して、関係者すら慌てたことがあった。

 最初に、あきらめがあったから、事態が進行しても、対策を検討するという考えが無かったのか。
初めて、彼の本音を聞いた思いがした。

 救われないなあ。

 しかし、絶望とあきらめからは、何も生まれない。
 長良川について、もうすこし、もがいてみようと思う。

 水資源機構の関係者が、ボクを見ていった。
新村さん、組合員なんです ね。

そう、あきらめの悪い、組合員です。

ニイムラ


今日の各紙の紙面を、無断で転載した。各紙氏請大赦
同じ紙面にエイズ事件の元副学長の記事があった。あちらは、亡くなったんだなぁ。
中日新聞 社会面


朝日新聞 中部版


毎日新聞 岐阜版



岐阜新聞 社会面

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
悲しい (masa)
2005-06-30 23:59:53
朝日新聞の九州版には全く掲載されていません。事実の悲しさに加え、一地方の出来事として捉えられていることが更に悲しいです。



あきらめたら、終わりですもんね。
返信する
ご無沙汰です (M氏)
2005-07-01 16:13:04
兄貴ご無沙汰です、いつですか長良川?下りましょう、転がりましょう、そして添い寝しましょう
返信する
新聞記事 (ヒラマツ)
2005-07-03 08:48:27
 今日の愛媛新聞に関連記事ー河口堰問題ーが扱われ

てました.地元紙と比べてその扱いがどうかは比較し

てません.もし,愛媛新聞の記事必要なら,切り取っ

て保存しますか.そちらの新聞の記事を読んだけど,

結局は非を認めずーあたりまえだけどー何とか言い

くるめようという姿勢は何年経っても変わりませんね.

これが役人というものか.

あ~~~~!少し悲しい!いやになった.
返信する

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