リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

琵琶湖のマリモ

2006-06-30 15:04:37 | アユの流し目/雑記帳
 琵琶湖でマリモ発見の新聞記事を検索したが見つからなかった。以下は、個人のHPに引用されていた当日の新聞記事からの転載。

「マリモ、琵琶湖で発見 1997年8月27日(水曜日)

北海道の阿寒湖に生息する国の特別記念物マリモが、琵琶湖
で見つかり、阿寒マリモ自然研究会のメンバーらが25日、滋賀
県マキノ町で確認のための現地調査をしました。阿寒湖と同 
じマリモはこれまで北海道のほか青森県、山梨県で確認されて
いますが、西日本でみつかったのは初めてです。」


 琵琶湖でマリモを発見したのはボクの旧知の藻類研究者だったのだが、その発見には関西地方の研究者は少なからず驚いたようだ。

 ボクはこの発見の時に現地にいたわけでは無いのだけど、琵琶湖博物館の友人が確認に潜るというので同行した。
 マリモにはいくつかの仲間があって、琵琶湖には2種のマリモの仲間がいる。
 マリモといっても、阿寒湖で知られるように丸い玉のようになっているわけではなくて、湖底の石の側面のへばりついている。
 この映像でグラスの中で丸くなっているグリーンのものがマリモ。ただしこれはボクが丸めたから。

 発見の直後に採取したからもう9年近く育てているけれども、少しも大きくならない。それも驚異的だが、なによりボクが生き物を育てた最長日数を日々更新している。
 サボテンは言うに及ばす、週一回の霧吹きを怠って、南米産のエアープランツさえことごとく枯らしてしまった我が家なのだが、湖底のマリモはキッチンの片隅で今日も生きている。

マリモその愛

エアープランツ
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