リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

旅をするネコのはなし

2005-12-06 21:29:32 | アユの流し目/雑記帳
【こぼれ話】米国の迷いネコ、フランスから帰る (時事通信) - goo ニュース

 ボクの知っている、旅をするネコのいる料理旅館。

 4年ほど前、ごちそう讃歌という料理番組の案内役でウルカというアユの内蔵のシオカラの取材をした。その時お世話になった宿のネコは、旅好きなネコだった。

 挨拶をして、いざ長良川に撮影に出かけようとしたら、宿の女将サンがなにか、大声で叫んでいる。何事かと思ったが、そのネコがいつの間にか、車に乗り込んでいた。

 以前、お客さんの車に乗り込んで、随分と遠くまでいってしまって、女将さんが探したことがあるという。それでも、あまり懲りずに、ネコには前頭葉がないという話もあったけど、また、車に乗り込む。
 気をつけて、ドアを閉めていたが、ボクの車はサカナの臭いがするのか、ちゃっかりと、ボンネットに乗っかって待っていたりした。

 ことしの夏、長良川を下ったとき、この宿に泊まった。
そのネコ、雷電、は元気だった。

 もう大人になり、以前ほど旅に出ることは無くなったそうだが、客のぼくらを見て、女将さんをさておき客間まで案内した。

 どうだ、と言わんばかりに、部屋をひとまわりして、すまして座った。
 その仕草が、バロンだっけ、宮崎駿のアニメのネコみたいで、笑ってしまった。

 もっとも、それから彼は客間の畳で、ツメを研いで、ネコの本性を見せてくれたけど。


 ニイムラ
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