今年のサツキマス漁が終わった。
38km地点の漁師さん、大橋兄弟が今年漁獲した「サツキマス」の数は33匹だった。
この数が、どんな意味をもつものなのかは、このリンクを見て下さい。
昨年までの漁獲数(サツキマス) 長良川河口堰HPより
ここしばらく減少傾向がみてとれたものの、それを遙かに下回る漁獲高だった。
漁の終了は、電話で知らされていた。ただ、確認したくて、久しぶりに漁場にお邪魔した。
二人は、6月にはいり、テナガエビ漁を始めていた。亮一さんの話である。
テナガエビは楽だて、川の掃除もしなくていいし、力もいらん歳年取っても出来る。マスは掃除が大変だから…。
この、ゴミは二人が昨年の11月から掃除してきたものの一部だ。
二人の漁場には、上流から様々なものが流れてくる。それらは、河床に溜まって、網の流れるのを邪魔してしまう。
それを、二人は、木造船2艘だけで、少しずつ引き上げては、岸まで運び春の漁に備えてきた。
サツキマスはただ網を流すでないでね。にいむらさん。準備がたいへんだで。
来年も漁をしますよね。
そう聞きたくて、訪ねたわけでもあるのだけれど、
言い出しかねて、帰ってきた。
にいむら
38km地点の漁師さん、大橋兄弟が今年漁獲した「サツキマス」の数は33匹だった。
この数が、どんな意味をもつものなのかは、このリンクを見て下さい。
昨年までの漁獲数(サツキマス) 長良川河口堰HPより
ここしばらく減少傾向がみてとれたものの、それを遙かに下回る漁獲高だった。
漁の終了は、電話で知らされていた。ただ、確認したくて、久しぶりに漁場にお邪魔した。
二人は、6月にはいり、テナガエビ漁を始めていた。亮一さんの話である。
テナガエビは楽だて、川の掃除もしなくていいし、力もいらん歳年取っても出来る。マスは掃除が大変だから…。
この、ゴミは二人が昨年の11月から掃除してきたものの一部だ。
二人の漁場には、上流から様々なものが流れてくる。それらは、河床に溜まって、網の流れるのを邪魔してしまう。
それを、二人は、木造船2艘だけで、少しずつ引き上げては、岸まで運び春の漁に備えてきた。
サツキマスはただ網を流すでないでね。にいむらさん。準備がたいへんだで。
来年も漁をしますよね。
そう聞きたくて、訪ねたわけでもあるのだけれど、
言い出しかねて、帰ってきた。
にいむら
新村さんの長良川にこだわり続ける姿勢、いい意味で刺激になっています。
さて、リンク先の国交省の遡上速報サイトをみました。
このなかに「岐阜市場における河川別サツキマスの入荷状況」というのもあるんですね。
長良川だけが減ってるんじゃないぞ、と言いたいんでしょうかね。一見すると…
1976年当時、岐阜県の調査では、長良川に放したサツキマスは99%くらいの率で長良川に帰ってきました。そして、木曽川、揖斐川では産卵する場所がない(産卵場、今はダム!!)のだから、他の川にいるのも本来は、長良川に帰るべきサツキマス。
これは、公団の資料からも分かるのですが、1,長良川に登れなくて、隣接した川に迷入していた。2,その迷入さえも減少した。ということなのです。
この件については、ちかじか、HPでのべることにします。
僕が高校生の頃、カヌーイストの野田知佑さんのエッセイを読んで長良川に関心を持つようになり、素人なりに本を読んだり、実際に長良川に行ったり、河口堰の反対集会に行ったりしていました。三重を離れた今も、僕の中で長良川とサツキマスは大きな存在です。
まだ東海北陸自動車道が美並インターまでしかなかった頃、長良川と吉田川の合流点の川原でよくキャンプしました。あそこも景色が大きく変わってしまい、残念です。キャンプをしていると、釣り人が釣った鮎を分けてくれたこともよくありました。
すいません、関係ないことを長々と書いてしまいました。僕はほんま専門的な事は分からんのですが、ニイムラさんのブログはとても興味深く拝見させてもらっています。リバーリバイバル研究所を、僕のしょーもないブログのブックマークに載せさせてもらっても構いませんか?
こちらこそ、こないだ、MASAさんの所から、辿って、和美ねえのHPにたどり着いて、マークしたところでした。あーいかん。また、奄美行きたくなった。