あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

味覚の秋・ロマンスの秋

2022-10-21 | 田舎暮らし

畑の隅っこで柿の枝を焼いた。

今年は数年ぶりに柿が豊作だ。

さすがのカラス集団も

食べきれないようで

どこの家の柿の実も

枝もたわわに実っている。

↑頂き物のつるし柿♪

我が家には小さい柿のほか、

富有柿も実る。

カラスに先をこされて

何年も口にしたことがないが、

今年は食べられそう。

あと1週間ほどか、

食べ頃まで実るのを待っている。

他に渋柿もある。

自然に枝が落ちてくる。

草刈りの邪魔になるので

焚火をしていたらすぐそばに

ミョウガの白い花が見えた。

ごっそり採れた。

浅漬けにしたら超おいしかった。

栗を拾ってきて冷凍。

鍋の中で煮て沸騰。

このやり方なら手でむける。

渋皮がとり切れないので

赤い栗ご飯が炊けた。

母が「小豆ご飯」と言い

間違うわけだ。

畑の夏野菜はそろそろ終わりで

ピーマンとおくらが

まだ頑張っている。

なすは指サイズながら時々

採れたりする。

ほうれん草とスナップえんどうは

種まきの機会を逃した。

大根と白菜のほかは

春菊くらいなものだ。

その春菊は雑草に埋もれている。

やっとちょっとだけ伸びた葉を

母に摘まれてしまった。

「こんなに種を撒いたけれど

食べきれるかな」といらぬ心配を

したな(笑)

春菊を鍋に入れて食べるには

ほど遠い。

空気がパリッと乾燥していて

空が真っ青だ。

19歳から40歳前まで

都会に住んでいた。

いつもビルの中に居た。

地下鉄や電車で移動していたから、

青空や太陽を見た記憶がない。

仕事終わりで星があまりない

夜空なら毎日見上げた。

太陽に当たらず土のない場所に

暮らすことは今となっては

考えられない。

下宿から小さな学生寮へ。

新入社員用のマンションから

お風呂なしアパートへ。

お風呂付オートロック付き

エアコン付き(←今では標準?)

を求めて何度も引っ越したのを

思い出す。

奥さんがいる男性とお付き合いを

したことがある。

ケッコンを信じてはいなくても

何となくそれを待っている感じで、

ドンドン年月が経過するものだ。

お子さんの年を尋ねたら6歳だった。

もうすぐ小学生かあ・・・

と思ったら思い出した。

小学生になったらケッコンしようと

約束したのを。

強烈に悲しかった。

もうやめた方がよいと決意。

引っ越しを考えた。

通勤できるにしても

なるべく遠くへ行こう。

そんな目論見でこじんまりした

アパートの下見へ。

で、階段を下りた先に一軒家が。

その表札がなんと!

彼と同姓同名!!

彼に見張られている気になり

ぞっとしたっけな。

彼への気持ちは続いていたが

自分の将来を保証してくれる人を

見つけるためにお見合い作戦を開始。

彼にはもうやめようと宣言した。

お互いに転職した。

その後の消息で彼は離婚して再婚。

私と彼の仲を知らない人が

「奥さんがまりさんに似ている」

と言った。

↑よその家の「蕎麦の実」。

ものすご~く遠い日の

「カビたロマンス」に思いが及ぶ

のも秋のせいなのでしょうか。

今ではせいぜい「味覚の秋」よねwww

 

 

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