あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

旅&歌会~ミッション&観光 

2024-04-16 | 

春から一気に初夏の日差し。

豪華朝食バイキングでリベンジ。

昨夜の晩御飯はビールと柿の種

だけだったのですぅ。

(とはいえリゾートホテル価格

2000円也!)

そして朝一番に須磨寺へ詣でる。

境内には平敦盛様と熊谷直実公が

須磨の海岸で対峙する像が

あることで有名。

一の谷合戦で劣勢になった平家が

敗走する中、

熊谷直実公に呼び止められた

敦盛さまは首を差し出したとか。

息子の年齢と同じくらいの

若い公達を討つのを躊躇する直実。

見逃すのは裏切り行為だと

圧を掛ける源氏方。

どちらも立派であられたと

込み上げるものがあった。

良くも悪くも私は共感力が強い。

こんな自分には度々苦しめられる

とこの時も思った。

境内にある敦盛首塚で「永江の里」

をそっと歌う。

敦盛の奥方である玉織姫が広島県の

永江の庄に落ちて来たという

創作の逸話にインスピレーションを

得たオリジナル曲。

「安らけく平らけく」挿入歌。

前日の歌会で紹介のつもりで歌う。

桜を歌に盛り込んでいるので

1コーラスだけのつもりだったが

間奏で「2コーラス目を聞きたい方

いますか?」と聞いたら

手を挙げて頂いたのでフルでした。

地味な歌で場を選ぶので今後

歌う機会はほぼなかろうと思う。

須磨寺で歌会をさせてもらったのは

10数年も前になった。

首塚はりっぱになっていたし

3.11震災被災者の鎮魂の

お堂が建てられていた。

そこから明石海峡大橋を渡る。

淡路島に入った。

縁ある一宮で「国褒めの歌」を

奏上するという地味なミッションを

遂行中。

伊弉諾神宮へ。

いざなぎと読む。

いざなぎが男性神でいざなみが

女性神。

淡路は二柱の神による国生みの

神話がある神聖な場所。

駐車場に入るのに待つくらい

多くの人で賑わっていた。

伊弉諾神宮の由緒書きの下で

桜がハラハラと散って来て

感動的だった。

本殿裏手で「あめつちの詩」を

そっと歌う。

七色の太陽光線が本殿屋根の

上から差してきてまぶしいほど。

伊弉諾の神様に歌を受け取って

もらえたということにした。

境内の楠の巨木がすごかった。

清々しい気持ちで2つ目の橋を

わたるとそこは徳島。

渦潮の見学に昨年来た時は

ツアーだったのでかなわず。

すぐそばの大塚美術館に行った。

ここも多くの人で賑わっていた。

システィーナ礼拝堂の写真は

パンフで見たことがある。

模造ながら本物と同じサイズで

忠実に再現されているそうだ。

ガイド女史の説明が良かった。

ざっと200人引き連れている。

このフロアを見て帰るつもりだったが

そこは地下3階で5階分あるそうだ。

びっくり仰天の広さなのだった。

本物じゃないとは言え、

その圧倒的な量と迫力!

世界中の遺跡の壁画などは

劣化していてもう遠目にしか

見ることしかできないが

ここの模造は触れるし

踏めるし写真もOK。

1,2時間ではとても堪能できない。

良い加減で切り上げた。

遅めのおひるご飯は海岸線の

漁師飯屋さん。

凄く賑わっていた。

待った甲斐があった。

とくにイカのお刺身が甘くて

美味しかった。

てんぷらも絶品だった。

満足。

昨夜の晩御飯をここでも

取り戻した。

高速を飛ばして夕刻無事に到着。

楽しい旅だった。

道中ひとりだとちょっときつい。

ライブの受付から何から

手伝ってくれた妹がいればこそ。

しかしいずれ母のように

旅したことを忘れてしまいそう。

なのでネット注文で冊子にしとく。

変な写真を使わないでね~と

妹に釘をさされてます。

歌会に行くと言う名目が

あるからこその旅。

聞いて下さる方があればこその

歌会。

どこまでも皆様のおかげで

ございます。

 

 


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