あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

まさかのブレーキ踏みまちがい事故

2021-09-10 | 半径30メートルの事件

運転しながらちょっと考えて

「やっぱり行こう」と

左に舵を切って整体へ。

ところが急なお休みになっていた。

「せっかく来たのにな~」

ちょっとイラッとした。

その先の駐車場でUターンを試みた。

広い駐車場を選ばす右の

狭い駐車場に乗り入れた。

数cm段差があるので

ちょっとアクセルを踏んだ。

何度かここでUターンしている。

すぐにブレーキを踏まないと

狭いぞと知っている。

が、ブレーキを踏んだはずなのに

速度が落ちない。

「え??!!」と思った。

ブレーキを踏んでいると思っているので

ますます踏みこむよね。

分けが分からないまま正面から

ビルの壁にドーーンと

大きな音を立てて突っ込んだ。

事故った!と我に帰って

すぐにドライブレコーダーの

電源を抜いた。

1分で書き替えられるので

もしも事故をしたらすぐに

抜いて下さいと保険会社に

言われていた。

ここだけ頭がクリア(笑)

一瞬のことでしばし呆然とするが

ブレーキとアクセルを

踏みまちがったのだろう。

私は無事だったが、

フロントがめくれて

フロントガラスとの間に

隙間ができている。

ナンバープレートの下は

歪んで何か所も壁にこすれて

白くなった。

1年経たない新車が

一瞬で見るも無残な姿になった。

すぐに携帯が鳴って

「事故をされましたね。

大丈夫ですか?」と聞かれた。

保険会社からだった。

ドラㇾコは終始監視されている

ようだ。

レッカー移動できるし

代車を派遣できると聞いたが

エンジンにトラブルなく。

1時間後には別の担当者から

「生存確認です」という電話を

もらった。

死ぬときは一瞬なんだなと

今さらのように思う。

損保会社の担当者には

営業マン時代から度々、

本当にお世話になった。

今では社長さん。

「正面から壁にドーーンですわ」

というと「あはは」と豪快に

笑ってもらった。

毎年保険料が安くなっていたが

60を過ぎると上がりますとは

聞いていた。

まさか自分が?なのだけれど

「これだったのね」と痛感した。

事故後まっさきに妹に電話した。

彼女は大きな事故を2回

起こしている。

1回目で大破。

2回目の事故は新車特約が

切れる2週間前の事故で

修理代が140万超え。

同じ新車をゲットした。

しかも本人はまったくの無傷。

保険金詐欺まがいです。

ほほほ。

それに比べたら私などかわゆいもの。

工場さんいわく

「自分たちからしたら

大したことありません。

きれいに治ります。」と言われた。

ただし数十万は掛るそう。

保険料で全額カバーして

もらえるということで安心した。

つ込んだビルの持ち主さんも

目視で問題ないとのことだった。

で、保険証書を探しているとき

思いだした。

一月前くらいからもしかして

事故に合うかもしれないと

思っていたことを。

大きな衝撃を体験するイメージを

ありありと思い浮かべた。

それは運転中で、

「衝撃音」が脳内で聞こえる

ほどだった。

「もしかして事故を起こす?」

と思いながらも

気のせいだ思うようにしていた。

3日前のこと。

麻呂が異常なほど私に

まとわりついた。

庭に出ただけでキューンと啼く。

めったに吠えない犬だが、

この日には私が外に出ると

ワンワンと吠えた。

午後、久しぶりに一人で

お風呂に行こうとしていた。

支度をして階下に降りたが

階段のところで麻呂が待ち構えていた。

行くなと言わんばかりだったので

諦めたのだった。

「麻呂が行くなって。

案外命拾いしたのかもね」と

妹に言ったばかりだった。

どこかで事故を起こす「必要性」

が私にあったとしたら

都合の良い日時に

都合の良い場所で起こしたのかも。

その上、たまたま一か月後に

廃車することになった車が

我が家にあったので代車も

必要なし。

万事がラッキーだったと

思うしかない。

皆さんにご心配を頂いた。

身体に異常ありません。

雑だと言われてました、私の運転。

以後気をつけます。

 


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