コロナ後遺症とオバサン化問題

朝夕ぐっと涼しくなった。

解放した窓を明け方は

閉めなくては肌寒い日もあった。

このまま秋になるかもと

思われたがまた猛暑が復活。

台風が熱を連れて来るのかも

しれない。

愛犬は春からトリミングを

していない。

春はまだ屋外に放つと喜んで

走ったりできたが

この夏で急に老犬になった。

完全に失明したし

足腰が弱って体力が落ちた。

９０分立ったままでシャンプー＆

カットをされるのが無理に思えた。

この頃疲れやすい。

コロナ後遺症と思われる。

数日前だが、疲れたので早々に

自室で横になった。

１時間くらい経過したところで

階下から小さななき声が聞こえた。

「麻呂だっ」と思った瞬間に

あれほど疲れていたはずの

自分が猛ダッシュで階下へ。

母の部屋に飛び込むと

麻呂がベッド下にはさまって

喘いでいた。

ベロが１０センチくらい出ている。

暑いのだ。

１時間前にエアコンを点けておいた。

麻呂はそのまま寝たはずだが

エアコンが暖房レベルに暖かく

なっていた。

設定はいつも通り。

古いエアコンは信用できない。

急いで保冷剤を背中に乗せて

事なきを得た。

たまたま自宅に居て奇跡的に

麻呂の声が聞こえたから助かった。

後１時間気づかなかったら

死ぬところだった。

母はリビングにいるが

全く頼りにならない。

母のせいにしたいがそうではない。

麻呂のせいでもない。

トリミングしなくちゃ危険だと

悟った。

お盆明けまでいっぱいだった

トリミングの予約ができた。

微妙な時間なのは無理に入れて

下さったからだろうと思った。

そしてめでたく予約日となった。

妹に「何時から？」と聞かれたので

「１２時半」と答えた。

この時点で間違っていた。

帰宅したら９時前。

母をデイケアに送りだした。

コロナで疲れやすいのは母も

同じだが気分転換が必要。

久しぶりに外出した。

私は１２時に自宅を出ればよい。

大量の洗濯をした。

畠でトマト他を採って

鯉にえさをやり、

近所へ配り物をしてから

麻呂のお出かけ用品を持って

友人にトマトを持って行くと

連絡してお昼ご飯を軽く食べて

麻呂に食べさせた。

出かける１５分前に美容院から

電話。

時間を間違っていると分かった。

予約時間を過ぎていた。

次の予約があるので間に合わない。

キャンセルして別日になった。

怒り心頭したが言う先がない。

誰よりも必要性を知っているのに

なぜか間違えた。

手帳を確認すれば良かったのに

怠った。

自分が信じられない。

麻呂はすっきりとなって

もう暑さに死にそうにならない

予定だったのに・・。

麻呂はまだ猛暑にあえぐ羽目に。

今日も母は早々にエアコンを

切っていた。

私が一時帰宅しなければ

麻呂は閉め切った部屋で

ベロを出して一晩中喘いだはずだ。

閉め切らないでと母を責めたいが

どうしても閉め切るタチ。

エアコンを点けておいてと

何十回も訴えたが

家人も早々に切ってしまう。

つまるところ時間を間違えた

私が最大の問題だった。

後悔してもしきれない。

当分自分を許せない。

麻呂にごめんなさいというばかり。

とりあえずお出かけ中止。

デイケアで母不在のリビングは

天国だ。

イライラしても、

我が身のオバサンさん化を

何百回嘆いても物事は動かない。

オバサン化はもう止まらない。

こんな自分は滅べばいいと

本気で思った。

いざ滅びそうになったら

きっと後悔するだろうから

「やっぱりもう少しがんばる」と

訂正しておいた。

気分を取り直してギター練習

にいそしむ。

腕も背筋も、筋力ダダ下がりだ。

嘆いている暇はない。

ギターに触って少し気分が

上向いたがやる気スイッチは

完全復活しない。

コロナ後遺症は確かにある。

母はコロナ以来食欲がない。

認知機能ダダ下がりも後遺症

かな(笑)

妹も「私もやる気が出ない。

後遺症かな」と言うが

掛かったのは今年だっけ？

味覚障害もあと少し。

だるいしイライラする。

何でもコロナのせいにしとく。

職場で体調を聞かれたので

「やる気が出ない」というと

「大きな声で言えないけれど

私もです！」とのこと(笑)

で、９月三連休は奈良へ

歌の遠征だ。

どうしても２泊になる。

麻呂と母が心配ではあるが

妹に協力してもらおう。

込み合う時期なので早めに

宿を押さえたが宿名を忘れた。

調べたら「コロナホテル」

なのだった（爆）