あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

「雨女」カラオケの再レコへ

2019-05-13 | 私が歌手

おかげさまで

待望のニューアルバム「雨女」好調です。

敢えて「待望」って自分でキャッチつけました。

あか抜けない「ニュー」という言い回しは、

「雨女」が演歌基調のサンバリズムで

けしてあか抜けていないから。

「ニュー」も案外気に入っている。

「雨女」のレコ―ディングは生演奏だった。

ピアノ/森光明 ベース/田中翔太朗 ドラム/山口圭一

という実力あるメンバー。

歌会「ひとめぐり」ではここに

キーボードの倉田香織さんが入ってくれて

4人編成で歌った。

正直言いますとあたしのボーカルは

過去最高のできでした。

バンド編成のオファーをもらって歌うのが

あたしの目下の夢。

ライブではボーカルを抜いただけの

カラオケ状態で「雨女」を歌ってきた。

音数が少ないので寂しいな~~と気になっていた。

 

「歌会」と同じ編成で

香織さんが演奏に加わってくれることに。

本日レコへ赴く。

CD音源に香織さんがキーボードの音を

重ねてくれた。

カラオケ音量が小さすぎて

ライブで使う時にボリュームを上げても

上がりきらなかったと

スタジオの数井さんに訴えたが

それはあり得ないことなのですと。

お互いに「???」。

新屋まりがスタジオ入りすると

電気系統に不測の事態が発生するという

ジンクスも数井さんの定説。

実はこれまでも他のスタジオで度々でしたぁ。

それ系のトラブルか?と

数井さんも思ったはず。

 

「そうか、今日はにいやさんの日だった!」

急に電気系統の不具合を警戒する

数井さんなのだった。

原因不明の状態に一瞬なったそうだが

大きなトラブルはなく。

香織さん快調にシャカシャカと終了して

還暦祝いだとギャラを受け取らず

去って行った。

有り難いな~~♪

スタジオの入り口に

ライブで使えそうな椅子を発見。

処分するつもりだそうでもらった。

「それじゃ」とあいさつして

駐車場まで抱えて行く。

「雨女」のレコで前回スタジオに来た時、

帰りにこの坂道に差し掛かったら

見覚えがあった。

10数年前、

思いついたタイトル「女坂」の

歌詞を書くにあたり心象風景をことばにした。

その時に「見えた場所」そのものだったので

相当驚いた。

「雨女」は演歌を切り口にした。

なぜ新屋まりが演歌か。

それには実はつまんない話があって、

そのリカバーを目標にCD化を思いついた。

成り行きで決めたCD制作が

10数年前に決まっていたということだろうか?

「女坂」を作りながら

大きな荷物を抱えた汗だくの女性が見えた。

それと対比した青空が妙に悲しくて

泣きながら歌にしたのだ。

「女坂」を上っていく女性は

私自身だったようだ。

で、抱えていた椅子を「女坂」に置いてみた。

ことばをつむぐー。

苦しみながら、悩みながら歌う。

時々喜んでみたり、

もうやらないと怒ったり、

悲しんだり、慰められたり、

好かれたり、嫌われたりしてー

そうして歌う。

私の生き様がこの女坂か・・。

淡白な生き様をしたいと願っているが

案外濃いなと思いつつ

再び椅子を抱えて坂道を歩くのだった。

あれやこれやに懲りつつも

まだ歌うつもりだわ私、

と思った。

 

 

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