あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

退院その後

2025-01-09 | 奮闘中

無事に退院した。

退院にあたっての支払い責任が。

股関節置換手術の値段を

ネットで調べた。

ざっとこれくらいかな~と

長閑に思いながら受付へ。

「退院するので会計をお願い

します」と言った。

提示された金額にぎょっ!

クレジットカードさん有難う~。

保険会社には前もって連絡した。

職場に確認したら戻るので

自己負担はそれほどでもない

と聞いて胸をなでおろす。

本業があることと治療費の

知識がゼンゼンないって幸せかも。

退院して2日ばかり母と顔を

突き合わせてぼ~~と過ごした。

入院中まあまあだったが

退院してからの方が痛みがある。

入院中は何回も血圧と酸素を

測りに来ては

「今痛みはどのくらい?」と

看護師さんが聞いてくれた。

そのたびに「2」とか「3」と

答えていたが退院後は

「7!」と空(くう)に向かって

何度も訴えた。

入院中1、2回しか申告したことが

なかった強度「8」を自宅で

発動したくらいだ。

3日目地元の病院へリハビリに

行く。

リハビリ室へ行くまでに1時間半

掛かった。

その間にどんどん痛みが増す。

広島市内の病院と違って

地元は雪がちらちらして寒い。

冷蔵庫内より寒いのだ。

無機質な長い棒と結構な大きさの

「玉」を左腿にうめ込んだのだ。

体温が奪われるから痛むに

違いないと結論した。

入浴して暖めるとだいぶ楽になる。

ああ、お風呂に浸かりたいと

思いながら脚をさすったり

立ち上がって歩いて見たりして

順番を待った。

地元のリハビリは歩く練習

というよりもマッサージにウエイト。

ほとんど力を入れていないそうだが

触られると痛くてたまらない。

「やりがいがある」そうだ。

次回を予約して帰った。

不格好な歩き方はしばらく続く。

しばらく人生自体も徐行運転中。

 


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