あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

入院ライフ退院前夜

2025-01-05 | 奮闘中

自宅に電話した。

いつも母が出る。

昨日は出なかった。

日に何度もトイレに立つのが

唯一の仕事の母だから。

今朝はつながった。

「寒いで~。大霜で真っ白で~!」

と言う。

場合によっては雪の日よりも

霜が酷い朝の方が寒い。

明日退院すると伝えたら

「待っとるよ~!」と

いつもの返答。

2週間前から母はその言葉を

繰り返している。

寒い我が家に帰るのは嫌だな~

と思いながら電話を切った。

退屈と思われた入院ライフは

快適だった。

何しろお部屋が暖かい♪

上げ善据え膳♪

夜眠れないことが度々あって

入眠剤と別の痛み止め薬を

もらったら良く眠れるように

なった。

しかし薬物では脳はけして

眠っていないと言われている。

昨夜は飲まずにいたが

午前1時に痛みで目覚めた。

直径3ミリくらいの薬だが

ハサミで半分に切って飲んだ。

すっと眠れたから結果オーライだ。

そのせいか今日は昼間も眠い。

20代そこそこの看護師君が

検温に来た。

「今日は眠い~!」とベッドで

ぼやく私を見下ろしながら

フフフと笑った。

若いだけじゃなく可愛い顔だ。

真夜中も働いている。

どうか頑張って欲しい。

おばさん看護師ならば

「寝過ぎたら夜眠れませんよ」

と叱られるところだわ。

杖を持たないで歩けるようには

なったが歩き方がぎこちない。

左足の甲とか腿とか付け根が

痛む。

痛いところをかばっていたら

このまま変な体勢で固まって

しまうんじゃないか?

後は地元に帰って週1の

リハビリ通うのだが。

痛みの原因については

色々と説明を受けたし

自己練習の仕方も聞いたが

「どうだったっけ・・」と

思うばかり。

朝晩リハビリがあった時は

忙しかった。

その間隙をぬってシャワーを使う。

昨日はこわばった身体を

温めたくて朝一にシャワーを使った。

爽快だった。

腰痛を訴えたら

「色々なところが痛くなるんですね」

と看護師さんにあきれられた模様。

で、昨日は就寝前に洗面を

していないことに気づいたが

「ま、いいか」とさぼった。

入院しているとどこまでも

ずぼらになって行くかもしれぬ。

今日は昨日ほど腰痛がなし。

朝一シャワーを使って洗濯もした。

というのもテレビカードと

洗濯機&乾燥機のカードが一緒。

1000円近かった残高を

600円まで消費した。

有難くも昨日、今日と

差し入れをもらった。

おせち、チラシ寿司、キムチ、

広島菜漬け、コーヒー、

ミカンとゆで卵。

おかげさまで飢えることが

なくなった。

入院中の2週間は永くて

暇な毎日かもと思われたが

あっという間だった。

この間に曲作りを目論んでいた。

清塚信也さんの

「Baby God Bless You」に

歌詞をつける作業は

半分完成した。

このドラマを見て助産師や

看護師や医師になったという

人が多くてびっくりだ。

その人たちの世界観を

壊すような下手な詩は

つけられないな~と悩むところ。

誰にも期待されていないけど。

もう1つの宿題はフラダンスに

合う歌。

後1コーラス歌詞を書いたら完成。

一旦寝かしてもう一度聞いても

違和感がなければ書き進める。

日にちをまたぐと違って聞こえる

もので。

これまで難しい曲が多かった。

もっとシンプルで良いかも

と思うようになった。

がしかし、シンプル過ぎるかな。

もともと作曲の知識もテクも

ないままやって来た。

聞いた感じがどうなのか?

しか手持ちにない。

毎日寝る前に「今日は何をした?」

と自分に聞いてみる。

曲を書いたというのは

私にとっての安心材料だ。

素晴らしいヒット曲を書いた

とは言い難いが、

私が最終的に目指すものは

ライブでの手ごたえ。

聞いてくれる人が居て

心から喜んでくれること。

お正月特番の「モニタリング」は

面白かった。

飲み屋さんへ石井竜也が

おじいさんに扮してやって来る。

店内にゴスペラーズも紛れていて

いきなりアカペラで歌い始める。

居合わせたお客さんが感激して

泣くもんね。

歌の力ってすごいな~と思った。

にいやも生歌の良さをもっと

伝えていきたいとつくづく思った。

今年の目標にしたい。

 


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