小さい頃から
将来の夢は?と聞かれれば絵描きさんと言っていました
絵を描くことが好きだったからです
漠然と画家、漫画家、と頭にありました
中学に入るとすぐに進路指導が始まりました
最初の進路希望調査票の就きたい仕事の欄に漫画家…となんだか簡単に書いてはいけない気がして、絵を描く仕事と書きました
中学の担任は
好きなこと=仕事ではない
と言いました
仕事は自分が生活していくためのもの
画家で食っていく自信はあるか?
絵は趣味ではいけないの?と…
現実を突き付けられました
私は自分の甘さ、覚悟のなさを思い知り恥ずかしくなりました
・自分の画力では通用しない
・ならば中学の次で学ぶ学校に行くのか?
・本当にその職につける保証はない
・物語を考える発想力にも自信もない
・自分を信じ切る覚悟がない
・現実を聞いて乗り越えたいと思う何がなんでもやりたいんだ!その為に努力するんだ!という熱意がない
そんな甘い自分に気づきました…
そんな自分にしばらくショックでした
先生は、
ただ漠然と中学・高校・大学となんとなく進学してそれから職業を考えれば良い…ではないこと
将来就きたい職業を見据えた進学先を考えることが大切なこと
(先を見据え、そのために必要な努力をそこに向かって続けていくこと)
あらゆる現実を想像して身を置いてみて
冷静に常識的な判断をすることが大切であることを教えてくださいました
それから自分はどうしたいのか真剣に具体的に考えていくきっかけとなりました
好きなことを仕事にする道を選ばなかったけれど、この選択があったから今があると感謝しています