絵を描くのが好きで
描く時間・ヒマさえあれば…
道具さえそろえば…
きっかけさえあれば…
これくらいなら描ける…
なんて偉そうに思っていました。
いざ描いてみると…
あれ…描けない
何を描きたいのかわからない…
ひとつずつ細かく丁寧に描けない…
頭にあるものを表現できない…
続けるほどに
自分の甘さ、実力(努力)のなさ、全てが中途半端だったことに気づきます。
本当に好きだったら
時間がなくとも、
道具が揃っていなくとも、
きっかけなんて無くても、
やらずにはいられない。
実力ないと分かれば、そのための努力に打ち込める。
全ては言い訳でしかなかったことを思い知ります。
様々な素晴らしい絵に触れる機会が増えて、自分の真の力量と今までの思い上がりの恥ずかしさを思い知ります。
やめてしまおうか…とも思いましたが…
他人と比べて落胆してやめるなら本物ではない…他人を意識して描いているならばつまらないのかも知れません。
絵に限らず自然と表現するための学びやたゆまぬ努力の継続やたくさんの生む苦しみを想像し、尊敬の念が湧いてきます。
人はなぜ
自分のことでいっぱいいっぱいなのに
他人の言動が気になってしまうのだろう
もう他人の言動なんてどうでもよいから
他人も自分のことでいっぱいいっぱい頑張っているんだから
他人には
励ましや感謝や思いやりや愛情や情けや
祝福だけを送っていたいなぁ
今日も空が青いなぁ
今日もあなたに祝福あれ……