カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

C. Bonanza‘Bob's Masterpiece’

2020年09月05日 21時01分29秒 | ■濃ラベンダー系
※2020年09月05日内容更新

※写真からのスキャンのため、画質が悪くてスミマセン!
■C. Bonanza‘Bob's Masterpiece’
カトレヤ ボナンザ‘ボブズ・マスターピース’
(C. Cavalese x C. Prospector (01/01/1949))

■花色=濃ラベンダー系
■花径=15cm~17cmくらいの極大輪系
■花型=極整型
■弁質=厚弁
■花着き=普通
■着花輪数=1花茎に2~3輪くらい
■花期=主に晩秋~冬咲き
■株姿=普通
■香り=良い

旧属名表記 Lc. Bonanza、Sc. Bonanza
・カトレヤ交配種の歴史に名を残す偉大なるクラシックの銘花であり、現代に活躍する多くの有名優秀花を生み出した実績を持つ銘交配親品種です。
・春咲きラベンダー系銘花 C. Irene Finney が女性的で優しく華麗な美しさを持つことに対し、本種 C. Bonanza は豪快で逞しく力強い男性的な堂々とした美しさを持った花ではないかと思います。
・多くの優秀個体を有し、日本国内・海外の各協会・団体への入賞も多数。FCC/AOS 入賞花には‘Wasatch’(1958年1月入賞)という個体があります。
・本種の花の全般的な特徴としては「ペタルの脈」「やや茶色がかる渋い色の黄目」「花径が大きくなるほどやや先端の垂れるペタル」等があると思います。
<個体‘Bob's Masterpiece’について>
・上の画像は1995年頃に撮影したもので花径17cmくらいの立派な花で比較的珍しい個体だと思います。10年前くらいまではまだ、本種のこういった勇姿を関西近隣の蘭園さんや蘭展でも見かける機会は多かったものですが、本種の個体の多くがウイルス病に羅病しているという話もあるためか、現在ではごく一部の蘭園でしか見かけることが出来なくなってしまいました。現在所有されている方は是非とも、末永く愛培下さることと無理の無い程度に分け株を作り、信頼出来る方にお譲り下さることで、この“偉大なるクラシックの銘花の保存”を心がけて下さることを宜しくお願い致します。

◎C. Bonanza の親品種の交配
・C. Cavalese = C. Lustre x C. Fabia (01/01/1924)
・C. Prospector = C. Remy Chollet x C. Santa Monica (01/01/1937)

◎C. Bonanza の祖先にあたる品種の交配
・C. Lustre = C. Callistoglossa x C. lueddemanniana (01/01/1907))
・C. Fabia = C. dowiana x C. labiata (01/01/1894)
・C. Remy Chollet = C. Monarch x C. trianae (01/01/1926)
・C. Santa Monica = C. Lord Rothschild x C. mendelii (01/01/1928)
・C. Callistoglossa = C. warscewiczii x C. purpurata (01/01/1882)
・C. Monarch = C. Empress Frederick x C. trianae (01/01/1917)
・C. Empress Frederick = C. dowiana x C. mossiae (01/01/1888)


◎交配系統図は、こちらをクリック!(協力=Abiko Orchid Room Ronさん)

<C. Bonanza‘Bob's Masterpiece’別個体(一例)>
・Bold Adventure(ボールド・アドベンチャー)AM/AOS
・Casa Card PC/JOS
・Cornucopia(コルヌコピア)AM/AOS
・Dark Large(ダーク・ラージ)PC/JOS
・Giant(ジャイアント)AM/JOS
・Klondike
・Maki(マキ)PC/JOS
・Mukoh PC/JOS
・Mildred Wagner(ミルドレッド・ワグナー)
・Orchidheights(オーキッドハイツ)
・Pay Dirt(ペイ・ダート)AM/AOS, PC/JOS
・Perfection(パーフェクション)
・Purple Star(パープル・スター)
・Sister(シスター)PC/JOS
・Spring Bouthy
・Texan
・Tradewinds(トレードウィングス)
・Vallemar PC/JOS
・Vesvious(ベスヴィアス)PC/JOS
・Yumesaki(ユメサキ)PC/JOS



栽培・画像提供:四国巡礼さん
■C. Bonanza‘Pay Dirt’AM/AOS, PC/JOS
カトレヤ ボナンザ‘ペイ・ダート’
●C. Bonanza‘Pay Dirt’についての記事は、こちらをクリック!



栽培=四国巡礼さん
■C. Bonanza‘Sister’PC/JOS
カトレヤ ボナンザ‘シスター’
●‘Sister’についての記事は、こちらをクリック!



※実際の花色はもっと濃く鮮やかです
■C. Bonanza‘Cornucopia’AM/AOS
カトレヤ ボナンザ‘コルヌコピア’
●‘Cornucopia’についての記事は、こちらをクリック!



※写真からのスキャンのため、画質が悪くてスミマセン!
■C. Bonanza‘Vesvious’PC/JOS
カトレヤ ボナンザ‘ベスヴィアス’
●‘Vesvious’についての記事は、こちらをクリック!


●C. Bonanza を交配親とした品種登録実績一覧 - 種子親編(前編)- の記事は、こちらをクリック!

●C. Bonanza を交配親とした品種登録実績一覧 - 種子親編(後編)- の記事は、こちらをクリック!

●C. Bonanza を交配親とした品種登録実績一覧 - 花粉親編(前編)- の記事は、こちらをクリック!

●C. Bonanza を交配親とした登録品種(一部)『画像集2-1』 の記事は、こちらをクリック!

●C. Bonanza を交配親とした登録品種(一部)『画像集2-2』 の記事は、こちらをクリック!



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◆C. Bonanza‘Vesvious’

2020年09月05日 20時34分19秒 | ■濃ラベンダー系
※2020年09月05日内容更新

於:第5回 関西らんフェスタ(2009年1月)※画質が悪くてスミマセン!
■C. Bonanza‘Vesvious’PC/JOS
カトレヤ ボナンザ‘ベスヴィアス’
(C. Cavalese x C. Prospector (01/01/1949))
旧属名表記 Lc. Bonanza、Sc. Bonanza
 カトレヤ交配種の歴史に名を残す偉大なるクラシックの銘花であり、現代に活躍する多くの有名優秀花を生み出した実績を持つ銘交配親品種です。
<個体‘Vesvious’について>
・現在でも関西では入手可能だと思います。
・他個体と比較して一段と力強い花容が特長だと思います。

●C. Bonanza についての記事は、こちらをクリック!


<C. Bonanza‘Vesvious’画像集>


※写真からのスキャンのため、画質が悪くてスミマセン!見事な巨大輪でした。
■C. Bonanza‘Vesvious’PC/JOS
カトレヤ ボナンザ‘ベスヴィアス’
 画像は本種の特徴である「ペタルの脈」「茶色がかる渋い色の黄目」「やや先端の垂れるペタル」等のよく出た花です。



※写真からのスキャンのため、画質が悪くてスミマセン!
■C. Bonanza‘Vesvious’PC/JOS
カトレヤ ボナンザ‘ベスヴィアス’
 上の画像の花よりも花径が小さいせいか、やや花容が異なります。



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●Rlc. (Lucky Strike x Drumbeat)‘Rankasha’

2020年08月13日 20時56分50秒 | ■濃ラベンダー系
※2020年08月13日内容更新(新画像追加等)

於:世界蘭展日本大賞2019
■Rlc. (Lucky Strike x Drumbeat)‘Rankasha’
リンコレリオカトレヤ(ラッキー・ストライク × ドラムビート)‘ランカシャ’

 大輪濃ラベンダーの有名優秀花 Rlc. Lucky Strike と、営利用品種としても有名な大輪ラベンダー系の強健品種 C. Drumbeat との交配。
 画像の個体‘Rankasha’は、両親から継承した銘品種 C. Bonanza の血を、その豪快かつ猛々しい花容に存分に発揮した巨大輪花だったと思います。ぺたる先端が垂れていたため、花径はおそらく18cm程に留まっているのではないかと推察しましたが、濃色で雄大なリップも迫力満点で素晴らしかったと思います。

◎上記交配の親品種の交配
・Rlc. Lucky Strike = Rlc. Memoria Crispin Rosales x C. Bonanza (01/01/1966)
・C. Drumbeat = C. Bonanza x C. Horace (01/01/1967)



※上記交配の親品種(於:翠香園さん(宝塚)2006年9月下旬)
■Rlc. Lucky Strike‘Gold Ring’SQ/JOGA
リンコレリオカトレヤ ラッキー・ストライク‘ゴールド・リング’
(Rlc. Memoria Crispin Rosales x C. Bonanza (01/01/1966))
●Rlc. Lucky Strike についての記事は、こちらをクリック!



※上記交配の親品種(於:世界蘭展日本大賞2007)
■C. Drumbeat‘Heritage’CCE, HCC/AOS
カトレヤ ドラムビート‘ヘリテージ’
(C. Bonanza x C. Horace (01/01/1967))
●C. Drumbeat についての記事は、こちらをクリック!


<Rlc. (Lucky Strike x Drumbeat)‘Rankasha’画像集>


於:世界蘭展日本大賞2016(花径約18cm)
■Rlc. (Lucky Strike x Drumbeat)‘Rankasha’
リンコレリオカトレヤ(ラッキー・ストライク × ドラムビート)‘ランカシャ’


於:世界蘭展日本大賞2016(花径約18cm)
■Rlc. (Lucky Strike x Drumbeat)‘Rankasha’
リンコレリオカトレヤ(ラッキー・ストライク × ドラムビート)‘ランカシャ’


於:世界蘭展日本大賞2016(花径約18cm)
■Rlc. (Lucky Strike x Drumbeat)‘Rankasha’
リンコレリオカトレヤ(ラッキー・ストライク × ドラムビート)‘ランカシャ’



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●Rlc. Fred Radiance 実生開花例1

2020年05月09日 22時29分28秒 | ■濃ラベンダー系
※2020年05月09日内容更新

栽培・画像提供=サンセットさん
■Rlc. Fred Radiance 実生開花例1
リンコレリオカトレヤ フレッド・ラディアンス 実生開花例1 
(Rlc. Fred Stewart x Rlc. Miya's Radiance (12/05/2008))
・育種家サンセットさん登録による新品種。
・親品種 Rlc. Miya's Radiance(ミヤズ・ラディアンス)のふっくらとした優しい花容を継承した魅力的な美花。両親の特長を足して2で割ったような面白い花です。花色もちょうど絵の具を混ぜ合わせたような色彩となっているようです。
・この花もまた、別個体や次世代にどんな表現を見せてくれるのか?興味深いところです。

◎Rlc. Fred Radiance の親品種の交配
・Rlc. Fred Stewart = Rlc. Memoria Crispin Rosales x Rlc. Norman's Bay (01/01/1966)
・Rlc. Miya's Radiance = Rlc. Toshie Aoki x Rlc. Sally Taylor (09/01/1997)



※Rlc. Fred Radiance の親品種(於:ハワイ・ホノルル蘭展2006 画像提供=サンセットさん)
■Rlc. Fred Stewart
リンコレリオカトレヤ フレッド・スチュワート
(Rlc. Memoria Crispin Rosales x Rlc. Norman's Bay (01/01/1966))
●Rlc. Fred Stewart についての記事は、こちらをクリック!



※Rlc. Fred Radiance の親品種(画像提供=サンセットさん)
■Rlc. Miya's Radiance‘Red Beauty’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ ミヤズ・ラディアンス‘レッド・ビューティー’
(Rlc. Toshie Aoki x Rlc. Sally Taylor (09/01/1997))
●Rlc. Miya's Radiance についての記事は、こちらをクリック!



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●C. (Lisa Ann x Bethune) 実生開花例1

2020年05月09日 15時58分43秒 | ■濃ラベンダー系
※2020年05月09日内容更新

画像提供=サンセットさん
■C. (Lisa Ann x Bethune) 実生開花例1
カトレヤ(リサ・アン × ベスーン)実生開花例1
 育種家サンセットさんのオリジナル交配「R3」です。
 一見、スタンダードな濃ラベンダー系花ですが、この中に、C. Lisa Ann や C. Bethune の DNA が受け継がれていると思うと神秘的です。この次世代にどんな花が咲くのか?興味深いところです。

◎上記交配の親品種の交配
・C. Lisa Ann = C. Amber Glow x C. Waianae Sunset (01/01/1969)
・C. Bethune = C. Mattie Shave x C. Elizabeth Off (01/01/1979)



※上記交配の親品種(栽培・画像提供=グロリアさん)
■C. Lisa Ann‘Golden Flag’
カトレヤ リサ・アン‘ゴールデン・フラッグ’
(C. Amber Glow x C. Waianae Sunset (01/01/1969))
●C. Lisa Ann についての記事は、こちらをクリック!



※上記交配の親品種
■C. Bethune‘Mendenhall’
カトレヤ ベスーン‘メンデンホール’
(C. Mattie Shave x C. Elizabeth Off (01/01/1979))
●C. Bethune についての記事は、こちらをクリック!



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◆Rlc. Ren Nishiguchi‘Rey’

2020年05月06日 20時44分42秒 | ■濃ラベンダー系

於:神戸どうぶつ王国新春洋らん展会場(2020年1月中旬)
■Rlc. Ren Nishiguchi‘Rey’
リンコレリオカトレヤ レン・ニシグチ‘レイ’
(Rlc. Shiny Canyon x C. Tainan City (29/03/2018))
・私のオリジナル交配の交配番号「SN-15」です。
・品種名は私の孫の名前に因んでいます。
・育種家サンセットさん交配・選抜による、私の初登録品種 Rlc. Shiny Canyon(シャイニー・キャニオン)を使った交配です。
・花粉親 C. Tainan City‘General’は台湾では既に多くの優秀な赤花&オレンジ(サンセットカラー)系花を生んでいる有名優秀花で、Rlc. Shiny Canyon と同じく、オレンジ(サンセットカラー)系の銘花にして銘親である C. Waianae Sunset の子供です。
・C. Waianae Sunset の子供同士の交配が予想を超える好結果をもたらしてくれることに大きな期待を寄せている非常に楽しみで夢のある交配だと思っています。
・当初は暫定品種名を「Shining Scene(シャイニング・シーン)」としていました。
<個体‘Rey’について>
・Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’から継承したと思われる独特な発色の濃いワインレッドの花色が印象的な、両親の面影を併せ持つ美花だと思います。
・個体名‘Rey’は、神戸どうぶつ王国で2019年11月21日に誕生したアルパカの赤ちゃんの名前「レイ」に因んでいます。

●Rlc. Ren Nishiguchi についての記事は、こちらをクリック!


<Rlc. Ren Nishiguchi‘Rey’画像集>


於:神戸どうぶつ王国新春洋らん展会場(2020年1月中旬)
■Rlc. Ren Nishiguchi‘Rey’
リンコレリオカトレヤ レン・ニシグチ‘レイ’



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◇Rlc. Lady's Century‘Monster Purple’

2020年03月29日 10時59分35秒 | ■濃ラベンダー系

於:世界蘭展日本大賞2019
■Rlc. Lady's Century‘Monster Purple’
リンコレリオカトレヤ レディース・センチュリー‘モンスター・パープル’
(Rlc. Lady Wakasugi x Rlc. Twenty First Century (19/02/2017))

◎Rlc. Lady's Century の親品種の交配
・Rlc. Lady Wakasugi = Rlc. Summer Lady x Rlc. Amy Wakasugi (13/08/2004)
・Rlc. Twenty First Century = Rlc. Memoria Ichie Ejiri x C. Drumbeat (17/07/1998)



※今回は上記内容のみのアップです。後日の更新時に情報を追加致します。



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Rlc. Hwa Yuan Eye‘Yen’

2020年03月07日 20時15分16秒 | ■濃ラベンダー系
※2020年03月07日内容更新

於:2006台湾国際蘭展(画像提供=サンセットさん)
■Rlc. Hwa Yuan Eye‘Yen’
リンコレリオカトレヤ ウワ・ヤン・アイ‘イェン’
(Rlc. Lucky Strike x Rlc. Sweet Anniversary (30/07/1998))
 まるでペンキで塗ったかのように鮮明で大きな黄目が非常にインパクトのある巨大輪美花だと思います。画像でも伝ってくる花の“大きさ”と“花弁の厚さ”は、お見事!の一声。
 祖先の名だたる銘花たちの素質をしっかりと受け継いだ力強い花容の素晴らしい花だと思います。下記にご紹介しますが、交配親と祖先にあたる品種の面々は、これでもかと言わんばかりの有名優秀花と銘花揃いです。中でも大輪濃ラベンダー系花の偉大なる親品種 Rlc. Norman's Bay(ノーマンズ・ベイ)の存在が際立っています。

◎Rlc. Hwa Yuan Eye の親品種の交配
・Rlc. Lucky Strike = Rlc. Memoria Crispin Rosales x C. Bonanza (01/01/1966)
・Rlc. Sweet Anniversary = Rlc. Pamela Farrell x Rlc. Memoria Crispin Rosales (17/07/1990)


<Rlc. Hwa Yuan Eye の祖先にあたる品種たちの交配(一例)>
・C. Bonanza = C. Cavalese x C. Prospector (01/01/1949)
・Rlc. Pamela Farrell = Rlc. Norman's Bay x Rlc. Herons Ghyll (01/01/1961)
・Rlc. Memoria Crispin Rosales = C. Bonanza x Rlc. Norman's Bay (01/01/1959))
・Rlc. Herons Ghyll = Rlc. Norman's Bay x C. Ishtar (01/01/1955)



※Rlc. Hwa Yuan Eye の親品種(※実際の花色はもっと濃い赤紫です。)
■Rlc. Lucky Strike‘Gold Ring’SQ/JOGA
リンコレリオカトレヤ ラッキー・ストライク‘ゴールド・リング’
(Rlc. Memoria Crispin Rosales x C. Bonanza (01/01/1966))
●Rlc. Lucky Strike についての記事は、こちらをクリック!



※Rlc. Hwa Yuan Eye の親品種
■Rlc. Sweet Anniversary‘Yellow Eye’
リンコレリオカトレヤ スイート・アニバーサリー‘イエロー・アイ’
(Rlc. Pamela Farrell x Rlc. Memoria Crispin Rosales (17/07/1990))
●Rlc. Sweet Anniversary についての記事は、こちらをクリック!


<Rlc. Hwa Yuan Eye‘Yen’別個体(一部)>
特に無し


<Rlc. Hwa Yuan Eye を交配親とした品種登録実績一覧>
・Rlc. Taiwan Lucky Star (Rlc. Hwa Yuan Eye x Rlc. King of Taiwan (16/05/2013))
・Rlc. Young-Min Dancer (Rlc. Hwa Yuan Eye x Rlc. Elegant Dancer (06/07/2018))

・Rlc. Hiroko's Dream (Rlc. Memoria Helen Brown x Rlc. Hwa Yuan Eye (27/12/2013))




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●Rlc. Li Cheng Star‘Red Dragon’

2020年03月07日 12時50分21秒 | ■濃ラベンダー系
※2020年03月07日内容更新

於:世界蘭展日本大賞2008 画像提供=埼玉のMさん
■Rlc. Li Cheng Star‘Red Dragon’
リンコレリオカトレヤ リー・チェン・スター‘レッド・ドラゴン’
(Rlc. Bryce Canyon x C. Li Cheng Ruby (24/06/2003))
・近年、銘親として活躍がめざましい Rlc. Bryce Canyon(ブライス・キャニオン)と、かつてはソフロレッドと呼ばれていた花色を持つ系統の元祖であり、クラシックの銘親 C. Anzac(アンザック)の血の濃い品種 C. Li Cheng Ruby(リー・チェン・ルビー)との交配から生まれた濃色の美花。交配親としても使ってみたいと思わせる魅力ある交配だと思います。
・画像からしか判断できませんが、おそらく Rlc. Bryce Canyon の持つ、やや花色を濁らせて彩度を下げる傾向を C. Anzac の非常に鮮やかな花色が上手く中和しているのではないかと思えます。

◎Rlc. Li Cheng Star の親品種の交配
・Rlc. Bryce Canyon = Rlc. Nacost x Rlc. Patricia Purves (01/02/1973)
・C. Li Cheng Ruby = C. Naomi Mountain x C. Anzac (24/06/2003)



※Rlc. Li Cheng Star の親品種(画像提供=サンセットさん)
■Rlc. Bryce Canyon‘Splendiferous’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ ブライス・キャニオン ‘スプレンディフェラス’
(Rlc. Nacost x Rlc. Patricia Purves (01/02/1973))
●Rlc. Bryce Canyon についての記事は、こちらをクリック!


<Rlc. Li Cheng Star‘Red Dragon’画像集>


於:世界蘭展日本大賞2008 画像提供=埼玉のMさん
■Rlc. Li Cheng Star‘Red Dragon’
リンコレリオカトレヤ リー・チェン・スター‘レッド・ドラゴン’



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●Rlc. Mitsuo Akatsuka‘Volcano Queen’

2020年03月07日 12時40分50秒 | ■濃ラベンダー系
※2020年03月07日内容更新

栽培・画像提供=サンセットさん(2020年1月)
■Rlc. Mitsuo Akatsuka‘Volcano Queen’
リンコレリオカトレヤ ミツオ・アカツカ‘ボルカノ・クイーン’
(Rlc. Ikuko Akatsuka x Rlc. Fred Stewart (17/01/2000))
・アカツカ蘭園作出のカトレヤ
・親品種 Rlc. Ikuko Akatsuka の交配親は、主に中から中大輪の彩度の高い濃色整型花を着ける品種 Rlc. Hisako Akatsuka と、彩度の高いラベンダー系の花色に極ペタル幅の広い中~大輪系整型花を着ける数種の有名優秀個体を生んだ品種 C. Susan Holguin 。
・Rlc. Fred Stewart は、濃ラベンダー巨大輪系花の血を継承する交配。
<個体‘Volcano Queen’について>
・祖先の Rlc. Hisako Akatsuka や C. Susan Holguin からの良い影響を受けて整型になったと思われる美花だと思います。
・両親共に、Rlc. Norman's Bay の血の濃い交配のため、交配親としてはポテンシャルの高い面白い交配では無いかと推察します。

◎Rlc. Mitsuo Akatsuka の親品種の交配
・Rlc. Ikuko Akatsuka = Rlc. Hisako Akatsuka x C. Susan Holguin (25/04/1991)
・Rlc. Fred Stewart = Rlc. Memoria Crispin Rosales x Rlc. Norman's Bay (01/01/1966)



※Rlc. Mitsuo Akatsuka の親品種(於:ハワイ・ホノルル蘭展2006 画像提供=サンセットさん)
■Rlc. Fred Stewart
リンコレリオカトレヤ フレッド・スチュワート
(Rlc. Memoria Crispin Rosales x Rlc. Norman's Bay (01/01/1966))
●Rlc. Fred Stewart についての記事は、こちらをクリック!


<Rlc. Mitsuo Akatsuka‘Volcano Queen’画像集>


於:第29回 明石ラン展(2015年1月)
■Rlc. Mitsuo Akatsuka‘Volcano Queen’
リンコレリオカトレヤ ミツオ・アカツカ‘ボルカノ・クイーン’


於:第29回 明石ラン展(2015年1月)
■Rlc. Mitsuo Akatsuka‘Volcano Queen’
リンコレリオカトレヤ ミツオ・アカツカ‘ボルカノ・クイーン’


於:第29回 明石ラン展(2015年1月)
■Rlc. Mitsuo Akatsuka‘Volcano Queen’
リンコレリオカトレヤ ミツオ・アカツカ‘ボルカノ・クイーン’



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