Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’

※2024年11月17日内容更新（新画像追加等）

於：我が家、2024年11月17日の状態、花径約15.5cm、１花茎３輪咲き
■Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’
リンコレリオカトレヤ　メモリア・シゲオ・サカウエ‘夕月（ユウヅキ）’
(C. Tainan City x Rlc. Sanuki Sunset (04/01/2017))

受粉＝2008年12月１日
播種＝2009年７月12日
フラスコ出し＝2011年５月７日
初花開花＝2017年11月中旬（播種から約８年４ヶ月）

・私のオリジナル交配・登録品種。交配番号「SN-7」です。
・台湾やベトナムでは既に多くの優秀な赤花＆オレンジ（サンセットカラー）系花を生んでいる C. Tainan City‘General’と、育種家サンセットさん創出の Rlc. Sanuki Sunset の個体で私が命名した‘Suzaku（朱雀）’を親とした大輪オレンジ系花狙いの交配です。
・花粉親の Rlc. Sanuki Sunset‘Suzaku（朱雀）’は、病気で枯死させてしまい現存しないのですが、この株はこの世にたった１株しか存在しなかった実生のオリジナル株でしたので、その遺伝子を継承する為、その存在の再生の為に保存していた冷凍花粉をこの交配には使用しました。
・この交配の暫定品種名 Rlc. Memoria Shigeo Sakaue（メモリア・シゲオ・サカウエ）は、2014年に他界された翠香園（宝塚・私は1994年から訪問し始めました）の前園主がこの交配に託した私の思いに共感してくださったこと等から、前園主に哀悼の意を表し、了承をいただいての命名です。
＜個体‘Yuuzuki（夕月）’について＞
・両親の特徴を、その花色と花容に程よく継承した整型の極美花だと思います。
・優しく良い香りがします。
・個体名は、秋の夕陽に色付き、ほのかに紅に染まった繊細な色調の月のイメージから命名しました。
・他の個体名候補としては、ここ数日、小春日和の天候が続いていたことから「Koharu」。その英名で「Indian Summer」。桃色珊瑚の様な花色から「Coral」等などがありました。
・個体名を‘Yuuzuki（夕月）’とした決め手は、「夕月」という名称をネット検索していた際、戦時中の駆逐艦に「夕月」という艦船があることを知り、その造船が、かつて私の祖父が働いていた大阪の藤永田造船所だったことから不思議な縁を感じたことによります。

◎Rlc. Memoria Shigeo Sakaue の親品種の交配
・C. Tainan City = C. Royal Emperor x C. Waianae Sunset (04/02/1998)
・Rlc. Sanuki Sunset = Rlc. Dal's Sunset x Rlc. Memoria Seichi Iwasaki (30/12/2005)

●我が家での Rlc. Memoria Shigeo Sakaue 初花開花までの記録「交配番号「SN-7」　経過報告」の記事は、こちらをクリック！


※Rlc. Memoria Shigeo Sakaue の創出のために実際に交配に使用した親株の画像です。（明石市の明幸園さんで入手。メリクロン小苗からの初花。花径約12cm）
■C. Tainan City‘General’HCC/AOS
カトレヤ　タイナン・シティー‘ジェネラル’
(C. Royal Emperor x C. Waianae Sunset (04/02/1998))
●C. Tainan City についての記事は、こちらをクリック！



※Rlc. Memoria Shigeo Sakaue の創出のために実際に交配に使用した親株の画像です。
■Rlc. Sanuki Sunset‘Suzaku（朱雀）’
リンコレリオカトレヤ　サヌキ・サンセット‘スザク’
(Rlc. Dal's Sunset x Rlc. Memoria Seichi Iwasaki (30/12/2005))
●Rlc. Sanuki Sunset‘Suzaku（朱雀）’についての記事は、こちらをクリック！


＜Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’画像集＞


於：我が家、2018年11月11日の状態、花径約15.5cm、１花茎２輪咲き
■Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’
リンコレリオカトレヤ　メモリア・シゲオ・サカウエ‘夕月（ユウヅキ）’


於：我が家、2018年11月11日の状態、花径約15.5cm、１花茎２輪咲き
■Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’
リンコレリオカトレヤ　メモリア・シゲオ・サカウエ‘夕月（ユウヅキ）’


於：我が家、2018年11月11日の状態、花径約15.5cm、１花茎２輪咲き
■Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’
リンコレリオカトレヤ　メモリア・シゲオ・サカウエ‘夕月（ユウヅキ）’



於：我が家、2017年11月12日の状態、花径約14.5cm、１花茎２輪咲き、初花
■Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’
リンコレリオカトレヤ　メモリア・シゲオ・サカウエ‘夕月（ユウヅキ）’


於：我が家、2017年11月12日の状態、花径約14.5cm、１花茎２輪咲き、初花
■Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’
リンコレリオカトレヤ　メモリア・シゲオ・サカウエ‘夕月（ユウヅキ）’


於：我が家、2017年11月12日の状態、花径約14.5cm、１花茎２輪咲き、初花
■Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’
リンコレリオカトレヤ　メモリア・シゲオ・サカウエ‘夕月（ユウヅキ）’


於：我が家、2017年11月12日の状態、花径約14.5cm、１花茎２輪咲き、初花
■Rlc. Memoria Shigeo Sakaue‘Yuuzuki（夕月）’
リンコレリオカトレヤ　メモリア・シゲオ・サカウエ‘夕月（ユウヅキ）’



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◇Rlc. AL Nowak's Dream‘#50’

栽培・選抜・画像提供＝サンセットさん（2024年１月）
■Rlc. AL Nowak's Dream‘#50’
リンコレリオカトレヤ　ＡＬ・ノヴァーク（ノーヴァク）ス・ドリーム‘#50’
(Rlc. Haw Yuan Gold x C. Horace (11/01/2016))


※今回は上記内容のみのアップです。後日の更新時に情報を追加致します。



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◇Rlc. AL Nowak's Dream‘#57’

栽培・選抜・画像提供＝サンセットさん（2024年１月）
■Rlc. AL Nowak's Dream‘#57’
リンコレリオカトレヤ　ＡＬ・ノヴァーク（ノーヴァク）ス・ドリーム‘#57’
(Rlc. Haw Yuan Gold x C. Horace (11/01/2016))

＜Rlc. AL Nowak's Dream の親品種の交配＞
・Rlc. Haw Yuan Gold = Rlc. Lemon Tree x Rlc. Tassie Barbero (20/05/1997)
・C. Horace = C. trianae x C. Woltersiana (01/01/1938)


※Rlc. AL Nowak's Dream の親品種（画像提供＝サンセットさん（栽培・出展 四国巡礼さん））
■Rlc. Haw Yuan Gold‘Yong Kon #2（永康二號）’AM/JOS, BM/JGP'99 他入賞歴多数
リンコレリオカトレヤ　ハウ・ヤン・ゴールド‘ヤン・コン・ナンバーツー’
(Rlc. Lemon Tree x Rlc. Tassie Barbero (20/05/1997))
●Rlc. Haw Yuan Gold についての記事は、こちらをクリック！



※Rlc. AL Nowak's Dream の親品種（画像提供＝サンセットさん／栽培＝コーヒーゼリーさん）
■C. Horace‘Maxima’AM/AOS
カトレヤ　ホレース‘マキシマ’
(C. trianae x C. Woltersiana (01/01/1938))
●C. Horace についての記事は、こちらをクリック！


＜Rlc. AL Nowak's Dream‘#57’画像集＞


栽培・選抜・画像提供＝サンセットさん（2024年１月）
■Rlc. AL Nowak's Dream‘#57’
リンコレリオカトレヤ　ＡＬ・ノヴァーク（ノーヴァク）ス・ドリーム‘#57’


※今回は上記内容のみのアップです。後日の更新時に情報を追加致します。



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●Rlc. Judith Lynn Hausermann‘Marty’

※2022年05月29日内容更新（新画像追加等）

栽培・画像提供＝サンセットさん（2022年春、花径18cm）
■Rlc. Judith Lynn Hausermann‘Marty’
リンコレリオカトレヤ　ジューディス・リン・ハウザーマン‘マーティ’
(Rlc. Hausermann's Treasure x Rlc. Marquette's Canary (22/01/2002))
　赤系とイエローコンカラー系の有名優秀親同士の交配。
＜個体‘Marty’について＞
・両親の血に起因した高いポテンシャルを有する優秀極美個体だと思います。
・栽培環境や肥培によって花色や花容の変化が大きいタイプでもあるようです。
・交配代数が進み、複雑化した遺伝子から発現される多くの祖先からの表現を楽しめる交配種の醍醐味を具現化したような面白い個体でもあると思います。

◎Rlc. Judith Lynn Hausermann の親品種の交配
・Rlc. Hausermann's Treasure = Rlc. Alyce Kaiser x Rlc. Oconee (26/09/1991)
・Rlc. Marquette's Canary = Rlc. Southern Bells x Rlc. Golden Embers (01/02/1988)


＜Rlc. Judith Lynn Hausermann‘Marty’画像集＞


栽培・画像提供＝サンセットさん（2021年秋、16cm）
■Rlc. Judith Lynn Hausermann‘Marty’
リンコレリオカトレヤ　ジューディス・リン・ハウザーマン‘マーティ’



栽培・画像提供＝高知のセミイエローさん（2018年秋）
■Rlc. Judith Lynn Hausermann‘Marty’
リンコレリオカトレヤ　ジューディス・リン・ハウザーマン‘マーティ’



栽培・画像提供＝福岡のシロクロさん（2015年10月）
■Rlc. Judith Lynn Hausermann‘Marty’
リンコレリオカトレヤ　ジューディス・リン・ハウザーマン‘マーティ’



栽培・画像提供＝高知のセミイエローさん
■Rlc. Judith Lynn Hausermann‘Marty’
リンコレリオカトレヤ　ジューディス・リン・ハウザーマン‘マーティ’



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◆Rlc. Fred Radiance‘Halloween’

※2022年01月06日内容更新（新画像追加等）

栽培・画像提供＝サンセットさん（花径12cm、11月開花分）
■Rlc. Fred Radiance‘Halloween’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　フレッド・ラディアンス‘ハロウィーン’　
(Rlc. Fred Stewart x Rlc. Miya's Radiance (12/05/2008))
　育種家サンセットさん登録による新品種。
＜個体‘Halloween’について＞
　親品種 Rlc. Miya's Radiance（ミヤズ・ラディアンス）の影響から円みのある極整型の花容を継承した非常に印象的な花色の極美花。フレア状に入る華やかな印象のクサビは同じようなクサビを有する個体の発現している祖先の Rlc. Toshie Aoki から隔世遺伝的に継承されたものと推察します。
　ちなみに、この個体の花色は早秋に咲くとフレア状のクサビ系となり、晩秋に咲くと濃い赤紫系となり、非常に特異でユニークです。
●Rlc. Fred Radiance についての記事は、こちらをクリック！

＜Rlc. Fred Radiance‘Halloween’画像集＞


栽培・画像提供：サンセットさん（2021年11月下旬）
■Rlc. Fred Radiance‘Halloween’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　フレッド・ラディアンス‘ハロウィーン’　
※晩秋に咲くと、この画像のように濃い赤紫系花となります。



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●Rlc. Memorial Party‘Hanafubuki’

※2022年01月05日内容更新（新画像追加等）

栽培・画像提供＝サンセットさん（2021年12月、花径約18cm）
■Rlc. Memorial Party‘Hanafubuki’
リンコレリオカトレヤ　メモリアル・パーティ‘ハナフブキ’
(C. Pink Costume x Rlc. Memoria Ichie Ejiri (02/12/2014))
　須和田農園さんの交配登録品種。両親共に須和田農園さんが交配親として重用されている品種のようで、その祖先には名だたる銘親品種たちが名を連ねています。
　画像の個体‘Hanafubuki’は、個体名の通り、華やかな印象のユニークな彩りの花色が非常に印象的な極美花だと思います。また、随所に祖先にあたる品種の印象が感じられ、交配の面白さも感じさせてくれる花だと思います。
＜サンセットさんのコメント（2016年12月）＞
　万人好みの美花だと思います。2011年頃にＩさんが実生株として持参してくれた株です。二人で開花を見て「花吹雪」と個体名を付けました。交配した当のＫさんもビックリの花でした。
２年前植え替えたので成育は80％くらいかなと思います。カトレヤっていいな～と思わせてくれる花ですね。

◎Rlc. Memorial Party の親品種の交配
・C. Pink Costume = C. Horace x C. Commander (01/01/1989)
・Rlc. Memoria Ichie Ejiri = Rlc. Pastoral x Rlc. Vallespin (01/01/1989)


＜Rlc. Memorial Party‘Hanafubuki’画像集＞


栽培・画像提供＝サンセットさん（2016年12月、花径約15cm）
■Rlc. Memorial Party‘Hanafubuki’
リンコレリオカトレヤ　メモリアル・パーティ‘ハナフブキ’



栽培・画像提供＝サンセットさん（2014年12月）
■Rlc. Memorial Party‘Hanafubuki’
リンコレリオカトレヤ　メモリアル・パーティ‘ハナフブキ’



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Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’

※2021年11月06日内容更新（新画像追加等）

於：神戸どうぶつ王国新春洋らん展（2020年1月、１花茎２輪咲、花径約13.5cm）
■Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’
リンコレリオカトレヤ　ハワイアン・レインボー‘パレ・ドゥ・ラ・メール’
(Rlc. Mount Anderson x C. Big Splash (01/01/1986))
旧属名表記 Bc. Hawaiian Rainbow
※以下、箇条書きにて。
・白とパステルピンク大輪系花の銘親 Rlc. Mount Anderson（マウント・アンダーソン）と、原種 C. intermedia の血の濃い、おそらく、スプラッシュ（クサビ）系個体を生む傾向が強かった思われる品種 C. Big Splash との交配。
＜個体‘Palais De La Mer’について＞
・‘Palais De La Mer’は“海の宮殿”といったような意味のようです。
・この花は非常に特殊な個体でこのペタル周辺の“絞り模様”がメリクロンすると出なくなるため、増殖方法は株分けのみとのことです。
・以前は「みのるガーデンさん」という業者さんで開花サイズの株が約10万円で販売されていたとのことです。
・原種の L. anceps には、こういった感じにペタル周辺に絞り模様の入る花がよく見られるようですが、本種の交配には L. anceps は含まれていません。

◎Rlc. Hawaiian Rainbow の親品種の交配
・Rlc. Mount Anderson = C. Bow Bells x Rlc. Déesse (Deesse) (01/01/1962)
・C. Big Splash = C. Nutley x C. intermedia (01/01/1968)

◎交配系統図は、こちらをクリック！（協力＝Abiko Orchid Room　Ronさん）


※Rlc. Hawaiian Rainbow の親品種
■Rlc. Mount Anderson‘Tip Top’
リンコレリオカトレヤ　マウント・アンダーソン‘ティップ・トップ’
(C. Bow Bells x Rlc. Déesse (Deesse) (01/01/1962))
●Rlc. Mount Anderson についての記事は、こちらをクリック！


＜Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’別個体（一例）＞
・特に無し


＜Rlc. Hawaiian Rainbow を交配親とした品種登録実績一覧＞
・現在、登録無し


＜Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’画像集＞


於：我が家（2021年11月）
■Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’
リンコレリオカトレヤ　ハワイアン・レインボー‘パレ・ドゥ・ラ・メール’


於：我が家（2021年11月）
■Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’
リンコレリオカトレヤ　ハワイアン・レインボー‘パレ・ドゥ・ラ・メール’



於：神戸どうぶつ王国新春洋らん展（2020年1月、１花茎２輪咲、花径約13.5cm）
■Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’
リンコレリオカトレヤ　ハワイアン・レインボー‘パレ・ドゥ・ラ・メール’


於：高松三越デパート 第54回 洋蘭展（2006/01）※花径約14cm
■Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’
リンコレリオカトレヤ　ハワイアン・レインボー‘パレ・ドゥ・ラ・メール’


於：高松三越デパート 第54回 洋蘭展（2006/01）※花径約14cm
■Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’
リンコレリオカトレヤ　ハワイアン・レインボー‘パレ・ドゥ・ラ・メール’



於：高松三越デパート 第54回 洋蘭展（2006/01）※花径約14cm
■Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’
リンコレリオカトレヤ　ハワイアン・レインボー‘パレ・ドゥ・ラ・メール’



於：高松三越デパート 第54回 洋蘭展（2006/01）※花径約14cm
■Rlc. Hawaiian Rainbow‘Palais De La Mer’
リンコレリオカトレヤ　ハワイアン・レインボー‘パレ・ドゥ・ラ・メール’



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◇Rlc. (Waianae Comet x Horace)‘N-112’

於：第35回　明石ラン展（2021年１月）
■Rlc. (Waianae Comet x Horace)‘N-112’
リンコレリオカトレヤ（ワイアナエ・コメット × ホレース（ホーレイス））‘N-112’

◎上記交配の親品種の交配
・C. Horace = C. trianae x C. Woltersiana (01/01/1938)
・Rlc. Waianae Comet = Rlc. Gordon Siu x C. Mysedo (26/06/1992)


※今回は上記内容のみのアップです。後日の更新時に情報を追加致します。



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Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’

※2021年04月10日内容更新（新画像追加等）

出展・栽培：四国巡礼さん／画像提供：サンセットさん（2014年3月、花径15cm、１花茎２輪咲き、※入賞時の画像）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’
(C. Waianae Sunset ｘ Rlc. Bryce Canyon (17/06/2009))

■花色＝特殊色系（やや青みがかる濃いピンク）
■花径＝14cm～16cmくらいの大輪系
■花型＝整型
■弁質＝厚弁
■花着き＝良い
■着花輪数＝通常２～３輪咲き
■花期＝主に冬～早春咲き
■株姿＝普通
■香り＝良い

※以下、箇条書きにて。
・この交配は育種家サンセットさんの交配「R2」です。
・交配者は育種家サンセットさんで登録者は私、西口です。
・交配に使われた両親の個体は C. Waianae Sunsetは‘Kadooka’、Rlc. Bryce Canyonは‘Splendiferous’です。
・この品種が私にとっては記念すべき初登録品種です。
・私がこの交配をベースにした育種、品種改良を計画していることから、サンセットさんにお願いして登録させていただきました。
・品種名「Shiny Canyon（シャイニー・キャニオン）」の命名は私によるもので、「Shiny」の中に「Shin（シン）」という文字が入っていることと「Shiny」の意味が「光る」「輝く」など、ポジティブであることからこの品種名に命名しました。
・両親共に交配親として多くの実績を有し、カトレヤ交配種の発展に大きく貢献している重要な品種なだけに、この交配が2009年まで他の誰にも登録されていなかったことが少し不思議です。
・個人的にはこの交配を親に使った場合に現れる次世代に非常に興味があります。おそらく隔世遺伝的に C. Waianae Sunset や Rlc. Bryce Canyon の特長を発現する優秀美花が生まれる可能性が高いのでは？と思っており、現在、パートナーを選定中です。
＜個体‘Yuki’について＞
・サンセットさんの選抜個体です。
・画像でお伝えすることが難しい独特な色彩が非常に印象的な美花だと思います。
・2014年３月のJOSの審査会でHCC/JOS(75.0pts)で入賞。出展は四国巡礼さんです。
　
◎Rlc. Shiny Canyon の親品種の交配
・C. Waianae Sunset = C. Dorothy Fried x C. Mysedo (01/01/1963)
・Rlc. Bryce Canyon = Rlc. Nacost x Rlc. Patricia Purves (01/02/1973)


※Rlc. Shiny Canyon の親品種（栽培・画像提供＝高知のセミイエローさん（2010年９月開花分、花径15cm））
■C. Waianae Sunset‘Kadooka’SM/JOGA
カトレヤ　ワイアナエ（ワイアネ）・サンセット‘カドオカ’
(C. Dorothy Fried x C. Mysedo (01/01/1963))
●C. Waianae Sunset についての記事は、こちらをクリック！



※Rlc. Shiny Canyon 親品種（栽培・画像提供＝サンセットさん（2010年12月、花径16cm、２輪咲き））
■Rlc. Bryce Canyon‘Splendiferous’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ　ブライス・キャニオン‘スプレンディフェラス’
(Rlc. Nacost x Rlc. Patricia Purves (01/02/1973))
●Rlc. Bryce Canyon についての記事は、こちらをクリック！


＜Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’別個体（一例）＞


於：我が家（2021年３月、花径約14cm、１花茎１輪咲き、※初花）
■Rlc. Shiny Canyon‘Kagiroi（陽炎）’
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘カギロイ’
●Rlc. Shiny Canyon‘Kagiroi（陽炎）’についての記事は、こちらをクリック！


＜Rlc. Shiny Canyon を交配親とした品種登録実績一覧＞
・Rlc. Ren Nishiguchi (Rlc. Shiny Canyon x C. Tainan City (29/03/2018))
・Rlc. Sunnystate's Shiny Gold (Rlc. Shiny Canyon x Rlc. Haw Yuan Gold (07/02/2013))


※Rlc. Shiny Canyon の子供（於：我が家　2018年３月４日の状態、花径約14.5cm、１花茎２輪咲、初花）
■Rlc. Ren Nishiguchi‘Lucky Star’
リンコレリオカトレヤ　レン・ニシグチ‘ラッキー・スター’
(Rlc. Shiny Canyon x C. Tainan City (29/03/2018))
●Rlc. Ren Nishiguchi についての記事は、こちらをクリック！



※Rlc. Shiny Canyon の子供（於：四国巡礼さん温室（2012年12月下旬開花、花径約16cm））
■Rlc. Sunnystate's Shiny Gold‘Yuuka’
リンコレリオカトレヤ　サニーステイツ・シャイニー・ゴールド‘ユウカ’
(Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’x Rlc. Haw Yuan Gold‘Yong Kon No.2’(07/02/2013))
　香川県丸亀市の育種家、四国巡礼さんのオリジナル交配「M-45」です。
●Rlc. Sunnystate's Shiny Gold についての記事は、こちらをクリック！


＜Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’画像集＞


於：四国巡礼さん温室（2016年12月）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



於：我が家 ベランダミニ温室（2015年01月31日
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’


於：我が家 ベランダミニ温室（2015年01月31日）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



於：四国巡礼さん温室（2014年12月下旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



於：四国巡礼さん温室（2011年12月下旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



栽培＝四国巡礼さん　画像提供＝サンセットさん（2010年１月上旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



於：我が家、2010年１月上旬開花分、花径約13cm（小さめ）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



栽培＝四国巡礼さん　画像提供＝サンセットさん（2010年１月上旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



栽培＝四国巡礼さん　画像提供＝サンセットさん（2010年１月上旬開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



栽培・画像提供＝サンセットさん（※実際の花色はもっと濃いです。）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



栽培・画像提供＝サンセットさん（※実際の花色はもっと濃いです。）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



※自然光屋外撮影（2008年３月我が家にて開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’
　この画像と以下の画像は全て「神戸市立須磨離宮公園　第44回　春の洋らん展」に出展していたものです。開花時の温湿度不足等でペタルの展開が不十分です。
　なお、この株は昨年、四国の育種家四国巡礼さんからお譲り頂いたオリジナル分け株です。
　ちなみに四国巡礼さんからお聞きしたところによると、やや作落ち４輪咲きの場合 NS14cm 前後、状態良く３輪咲きで NS16cm 前後となるそうです。


※自然光屋内撮影（2008年３月我が家にて開花分）
■Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ　シャイニー・キャニオン‘ユキ’



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Rlc. Glenn Maidment‘Aranbeem’

※2020年10月18日内容更新

栽培・画像提供＝サンセットさん
■Rlc. Glenn Maidment‘Aranbeem’SBM/JOGA
リンコレリオカトレヤ　グレン・メイドメント‘アランビーム’
(Rlc. Toshie Aoki x C. Horace (03/08/1998))
旧属名表記 Blc. Glenn Maidment、Rsc. Glenn Maidment
　中大輪セミイエロー系花の銘親品種 Rlc. Toshie Aoki（トシエ・アオキ）と整型花を生む銘親品種として非常に有名な C. Horace（ホレース）との交配から生まれた優しく爽やかな印象の美花です。近年、日本国内の洋蘭園さんのカタログにも登場する機会が増えている人気品種。別個体の‘Southern Cross（サザン・クロス）’はペタルがピンクがかる花を着けるようです。
　中～中大輪系、秋から初冬咲き、通常１花茎２輪着花。形良くピンと張った各花弁を見ると、思わず「さすがは、ホレース」と言いたくなります。
＜入賞データ＞
・SBM/JOGA = 78P, NS115mm, F=2, 2006年

◎Rlc. Glenn Maidment の親品種の交配
・Rlc. Toshie Aoki = Rlc. Faye Miyamoto x Rlc. Waianae Flare (01/01/1980)
・C. Horace = C. trianae x C. Woltersiana (01/01/1938)


※Rlc. Glenn Maidment の親品種（画像提供＝サンセットさん　栽培＝四国巡礼さん）
■Rlc. Toshie Aoki‘Robin’
リンコレリオカトレヤ　トシエ・アオキ‘ロビン’
(Rlc. Faye Miyamoto × Rlc. Waianae Flare (01/01/1980))
●Rlc. Toshie Aoki についての記事は、こちらをクリック！



※Rlc. Glenn Maidment の親品種
■C. Horace‘Maxima’AM/AOS
カトレヤ　ホーレイス‘マキシマ’
(C. trianae x C. Woltersiana (01/01/1938))
●C. Horace についての記事は、こちらをクリック！


＜Rlc. Glenn Maidment‘Aranbeem’別個体（一例）＞
・Southern Cross（サザン・クロス）


＜Rlc. Glenn Maidment を交配親とした品種登録実績一覧＞
・Rth. Glenn's Reward (Rlc. Glenn Maidment x Rth. CRB's Reward (16/06/2019))
・Rth. Rosella's Southern Rainbow (Rlc. Glenn Maidment x Rth. Momilani Rainbow (20/08/2015))

・Rlc. Ann-Marie Hudson (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Gerard Scalia (21/07/2015))
・Rlc. Deborah Hulsey (Rlc. Glenn Maidment x C. Lana Coryell (17/01/2018))
・Rlc. Deception Bingo (Rlc. Glenn Maidment x C. Jungle Hotspot (30/04/2016))
・Rlc. Deception Gold (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Erin Kobayashi (05/08/2015))
・Rlc. Deception Horizon (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Dal's Horizon (05/08/2015))
・Rlc. Deception News (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Good News (10/08/2015))
・Rlc. Deception Passion (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Miya's Passion (10/08/2015))
・Rlc. Deception Sunflower (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Golden Canefields (05/08/2015))
・Rlc. Deception Sunset (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Honolulu Sunset (10/08/2015))
・Rlc. Deception Sunset Storm (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Burdekin Storm (27/02/2016))
・Rlc. Down Under (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Chunyeah (21/03/2015))
・Rlc. Home Hill (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Lyn Evans (31/12/2009))
・Rlc. Jaxson Holm (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Beverly Blietz (06/09/2013))
・Rlc. Laura Schneider (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Bingham Vick (10/03/2013))
・Rlc. Rob Schneider (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Robert Ferguson (10/03/2013))
・Rlc. Rosella's Pleasure (Rlc. Glenn Maidment x C. Rosella's Royal Flare (25/05/2018))
・Rlc. Roy Maidment (Rlc. Glenn Maidment x Rlc. Goldenzelle (17/02/2010))

・Rth. Deception Pokai (Rth. Pokai Tangerine x Rlc. Glenn Maidment (27/08/2014))
・Rth. Rosella's Maiden (Ctt. Dal's Buddy x Rlc. Glenn Maidment (13/10/2014))

・Rlc. Deception Island (Rlc. Island Charm x Rlc. Glenn Maidment (27/04/2019))
・Rlc. Deception Magic (C. Tokyo Magic x Rlc. Glenn Maidment (27/08/2014))
・Rlc. Deception Peak (Rlc. Mount Isa x Rlc. Glenn Maidment (26/04/2020))
・Rlc. Golden Majestic (Rlc. Dal's Thunder x Rlc. Glenn Maidment (22/02/2007))
・Rlc. Ubon Midnight (Rlc. Burdekin Midnight x Rlc. Glenn Maidment (08/06/2019))


＜Rlc. Glenn Maidment‘Aranbeem’画像集＞


於：ハワイ・ホノルル蘭展2006（画像提供＝サンセットさん）
■Rlc. Glenn Maidment‘Aranbeem’SBM/JOGA
リンコレリオカトレヤ　グレン・メイドメント‘アランビーム’



於：ハワイ・ホノルル蘭展2007（画像提供＝サンセットさん）
■Rlc. Glenn Maidment‘Aranbeem’SBM/JOGA
リンコレリオカトレヤ　グレン・メイドメント‘アランビーム’



於：ハワイ・ホノルル蘭展2005（画像提供＝サンセットさん）
■Rlc. Glenn Maidment‘Aranbeem’SBM/JOGA
リンコレリオカトレヤ　グレン・メイドメント‘アランビーム’



於：ハワイ・ホノルル蘭展2005（画像提供＝サンセットさん）
■Rlc. Glenn Maidment‘Aranbeem’SBM/JOGA
リンコレリオカトレヤ　グレン・メイドメント‘アランビーム’



※2006年11月26日追加画像（栽培・画像提供＝サンセットさん）
■Rlc. Glenn Maidment‘Aranbeem’SBM/JOGA
リンコレリオカトレヤ　グレン・メイドメント‘アランビーム’



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