18年6月15日(金) 日の出 04:25 日の入 18:58
14日NYダウ 25175.31 -25.89 3日続落
東京株式市場・前場= 反発
前場終値 22827.77 +89.16
出来高 7億1112万株 売買代金 1兆1599億円
高値/安値 22885.84(+147.23) - 22770.38(+31.77) 値幅 115.46
朝方は、買いが先行した。14日の米国株式は高安まちまちながら、欧州株高やドル高・円安の流れを受け、寄り付き直後に一時2万2885円84銭(前日比147円23銭高)まで上昇した。一巡後は、利益確定売りに傾き、2万2770円38銭(前日比31円77銭高まで伸び悩んだ。米中通商問題への警戒感に加え半導体株安が重しとなった。その後いったん持ち直したが、戻りは限定された。
騰落柄数は値上がり900銘柄、値下がり1069銘柄、変わらず115銘柄。
市場からは「米中貿易摩擦への懸念はあるが、FOMC(米連邦公開市場委員会)、ECB(欧州中央銀行)理事会とイベントを通過し、ドル・円は落ち落ち着いている。世界経済はしっかりしており、今後は日経平均2万3000円のせと値固めから一段高が期待される」(中堅証券)との声が聞かれた。
JSDAQ平均 3990.61 +4.58 反発
マザーズ指数 1155.38 +1.76 反発
東京株式市場・後場= 反発
後場終値 22851.75 +113.14
出来高 16億8394万株 売買代金 3兆791億円
高値/安値 22885.84(+147.23) - 22770.38(+31.77) 値幅 115.46
後場は円弱含み推移を支えに大引けにかけて盛り返した。なお、日銀は金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定(午前11時40分過ぎに伝わる)したが、市場予想通りで影響は乏しかった。
騰落柄数は値上がり768銘柄、値下がり1254銘柄、変わらず67銘柄。
市場からは「米中貿易問題は短期的な反応があるにせよ、大方織り込んだとみている。米欧の金融政策を波乱なく通過し、水準訂正の流れにあるようだ。春先にかけて先物を売ってきた外国人投資家は買い戻し切れておらず、日通のETF(上場投資信託)買い期待とともに需給的にも底堅い展開が続くのではないか」(国内投資)との声が聞かれた。
JSDAQ平均 3982.55 +0.98 反発
マザーズ指数 1151.85 +5.61 反発