にじの木通信

小さな家族の日々のこと。
安心安全栽培の菜園も、カメの歩みで一歩ずつ。

小麦の実~休耕畑から~

2011-05-06 23:11:54 | 小麦
昨年の11月21日に撒いた小麦、4月30日の様子です。

使われていなかった畑をお借りして、草曳きをして耕し、そこに畝を作り、すじをひいて、
子供たちに小麦の種を撒いてもらいました。

そしてその上に、曳いていた草をかけました。

その日から一回も水をあげずに、手入れせずに、ここまで育ってくれました。

この畑の西側には大きな建物が建っていてます。井戸はありません。



こちらは、同じ畑で、地面の硬いところを耕さず、畝も作らずにすじをひいて
小麦の種を撒き、土をかぶせて、そのまま育つか試してみました。

背は低く、小さく実がついてきてます

さらにすじもひかずに種をばらまきし、地面につくようにだけしてそのままにしても、
少しだけ実がついてきています

農作物

2011-03-22 22:59:06 | 小麦
今晩、畑に植えている小麦のことで、うちに用事で来られたご近所のおじさんと盛り上がった。

昨年11月21日、‘もう遅い’とみんなに言われながら、初めて植えた小麦。
小麦の種さえ時期遅れのため、宇治田原の農協で取り寄せをしてもらって、やっと手に入ったものでした。

一つの畑は、何年も休耕だった畑で、すぐ西側にある大きな建物の影になっていて日当たりが悪く、
水道もありません。
でもそこを借してもらえることになって行ってみて、草が生えていたので、大丈夫な気がした私。

数時間ずつ、2度の草曳きをし、ミミズや小動物も発見し、土もいい感じに思えて安心し、
いよいよこの日がリミットだと心に決めて、一緒に行くと言ってくれた娘を連れて畑に向かい、
そのときたまたま自転車で畑の前を通りかかって私たちを見つけ、‘何してんの?’と聞いてきたS君に、
‘今から小麦植えるねん、一緒にする?’と聞いた私。

一緒に立ち止ったS君のお母さんも、‘やらしてやって’と言ってくれ、S君もやる気満々だった。
末娘もお連れができて喜び、その時もういい時間だったので、私は夕方暗くなるまでにと急いで畝を作り、
S君と娘が種を撒いて、そこに土をかけ、みんなでその上に曳いていた草をかける作業をせっせとしていった。

一畑一段落すると、もう一つの借りている畑へ・・・。
主人が半月ほど前に耕して、石灰を撒いてくれたところ。

子供たちもなかなか元気に楽しみ、そちらでも時間との戦いの中、無事作業が進んだ。
そちらの畑は、地下水の水道があるので、最後S君は、靴が汚れるまで水を撒いてくれた。
時間的に考えると、私一人だったら、その日でできなかったのでした。

すっかり暗くなるまで3人でがんばって(楽しんで)、自転車で帰るときには、
なかなか働いたなあという感じがしたものでした。


この冬は、記録的な少雨による乾燥と寒さでしたが、小麦に水を撒きに行ったのは、
地下水の出るほうの畑に1・2回だけだった。
肥料は全然あげていません。

今日までに、5回もないのでした。

それでも緑色に伸び、今晩おじさんに、‘今どきめずらしい小麦植えてんの?えみちゃん。’と
わかってもらえているのです。
今のところ、2つの畑とも、同じように育ってくれている小麦です。

私は、手のかからない植物が大好き。
神様が、育ててくださっているだろうと、感じることができるからです。
厳しい環境でも、草(雑草やある種のハーブ)や、実をつける木や花や
小麦やさつまいも。

これからもっと必要になってくるのではと、思います。