親戚が亡くなった。心臓が弱く生まれて、みんなが大事に大事に、無事に育つように、怒らせないように気をつけて育てられて。
‘おっちゃん’の下には少し離れて、次男と長女がいて、二人は体も丈夫でしっかり者で。
次男である私の父は友達も多くてユーモアもあり、幅広い世代に人気であった。お酒が強くて地元の人に父の逸話?を今も聞く。(いまも地域の人たちにかわいがっていただいている)
おじいちゃん(父の父)がある日倒れて、当時就職していた父は、「家業を手伝ってほしい」と、呼び戻された。
それで父は、実家を支える人生を決めたのだろう。
もともとは弁護士になりたくて、京都の大学の法学部に通っていたけれど、いろいろな立場の人につくことが自分の心情に合わないと思ったそうで、違う仕事を選んでいた。(そこで出会った母に一目ぼれされ私たちがいる。)
先日セレモニーホールでの、叔父の旅立ちには6台のお焼香台が置かれ、最近新聞に載る芸能人でもなかなかないほどの、たくさんの方がお別れに来てくださった。(ここで商売をしている方たちはこのような感じのようです)
立派な方々からのお花も並び、弔辞は、市長さんがお読みになられた。
「○川さんは、消防団の団長を○年務められ、台風何号の災害のときには持前のリーダーシップを発揮されて…、
…市のために、数々の功績を…
常に仏の道を歩まれて…
私達は、○川さんの輝かしい功績を…」
おっちゃん、外でいろいろ役をしてはるとは聞いてたけれど、消防の出初式には来賓で参加されていたけれど・・・。
私はその人の弟の娘として、一族の支えとなることを少しは見てきたと思う。
毎日毎日、身を粉にして働いてきた父。
まるで叔父と父は、‘陰陽’だ。
どちらがいなくてもいけなかったのだろう。
仲が良いとか悪いとか、そういうものでもなくて、たった一度、父は叔父のことで怒ったことがあって。
最期、意識のなくなる前に病院で、叔父のベッドの周りには、本当に近い者だけが集まっていた。酸素の数値はもう低くて、とてもしんどがっていたのに、叔父はそのとき、本当に穏やかな表情だったのだそう。
遺影の叔父も、目が輝いて(いつもそうだったように)本当に素敵な笑顔で、私にも語りかけてくれる。
ある日、私たち夫婦が田んぼを興したりしていたときに、主人がお店に行ったときに褒めてくださり、「見てる人は見てる」と彼に言ってくださった叔父。
小さなころ、親戚の集まりの日に人気のなかった私に、「おっちゃんは、えみちゃんが好きや^^」とみんなの前でニッコリ笑顔で言ってくれた叔父。
先日までそこにいてくれた人が、今、ご先祖さまの一人となる。
「千の風・・・」のように、今も地域では、叔父の雰囲気を感じることができます。
そしてより近くに、心を感じることができているようにも感じます。
‘おっちゃん’の下には少し離れて、次男と長女がいて、二人は体も丈夫でしっかり者で。
次男である私の父は友達も多くてユーモアもあり、幅広い世代に人気であった。お酒が強くて地元の人に父の逸話?を今も聞く。(いまも地域の人たちにかわいがっていただいている)
おじいちゃん(父の父)がある日倒れて、当時就職していた父は、「家業を手伝ってほしい」と、呼び戻された。
それで父は、実家を支える人生を決めたのだろう。
もともとは弁護士になりたくて、京都の大学の法学部に通っていたけれど、いろいろな立場の人につくことが自分の心情に合わないと思ったそうで、違う仕事を選んでいた。(そこで出会った母に一目ぼれされ私たちがいる。)
先日セレモニーホールでの、叔父の旅立ちには6台のお焼香台が置かれ、最近新聞に載る芸能人でもなかなかないほどの、たくさんの方がお別れに来てくださった。(ここで商売をしている方たちはこのような感じのようです)
立派な方々からのお花も並び、弔辞は、市長さんがお読みになられた。
「○川さんは、消防団の団長を○年務められ、台風何号の災害のときには持前のリーダーシップを発揮されて…、
…市のために、数々の功績を…
常に仏の道を歩まれて…
私達は、○川さんの輝かしい功績を…」
おっちゃん、外でいろいろ役をしてはるとは聞いてたけれど、消防の出初式には来賓で参加されていたけれど・・・。
私はその人の弟の娘として、一族の支えとなることを少しは見てきたと思う。
毎日毎日、身を粉にして働いてきた父。
まるで叔父と父は、‘陰陽’だ。
どちらがいなくてもいけなかったのだろう。
仲が良いとか悪いとか、そういうものでもなくて、たった一度、父は叔父のことで怒ったことがあって。
最期、意識のなくなる前に病院で、叔父のベッドの周りには、本当に近い者だけが集まっていた。酸素の数値はもう低くて、とてもしんどがっていたのに、叔父はそのとき、本当に穏やかな表情だったのだそう。
遺影の叔父も、目が輝いて(いつもそうだったように)本当に素敵な笑顔で、私にも語りかけてくれる。
ある日、私たち夫婦が田んぼを興したりしていたときに、主人がお店に行ったときに褒めてくださり、「見てる人は見てる」と彼に言ってくださった叔父。
小さなころ、親戚の集まりの日に人気のなかった私に、「おっちゃんは、えみちゃんが好きや^^」とみんなの前でニッコリ笑顔で言ってくれた叔父。
先日までそこにいてくれた人が、今、ご先祖さまの一人となる。
「千の風・・・」のように、今も地域では、叔父の雰囲気を感じることができます。
そしてより近くに、心を感じることができているようにも感じます。
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