
ハナタレさんがブログで紹介しているのを見てさっそくまねっこ。
(そんなんばっかりやね)。
偶然にも私がよく人に「面白いよ」と勧める本、
「デジデリオ・ラビリンス」の著者でしたが、
デジデリオはイタリアに自分の前世を探りに行くルポ、
こちらは著者が25年もの間、習い続けてきた
お茶にまつわるあれこれを綴ったもの。
内容的にはかけ離れているな~と思いながら
目次を眺めていたらつい先日母親が額に入れて飾った
カレンダーの版画と似たような言葉が章題になっていました。
「雨を聴く」これもタイトルの「日日是好日」のように
禅の言葉から来ているのでしょうか。
読んでみたらばまた、その章の盛り上がりが
突出しているように感じられて、
読んでいる側が一緒に体験しているように、
書かれている世界に惹き込む力はやっぱり
「デジデリオ」と通じるものがありました。
梅雨の時節の道具立て一つとっても、
かけ軸の「不苦者有知(ふくわうち)」という
中身のしっかり詰まった語呂合わせにしても、
くぅ~とうならされる箇所が多々あり、
すごくかっこいいなと思いました。
立冬を迎えて炉を切ったときの炭の香り、
先生のお宅にいつも漂っているような炭の匂い、
炭の記述がある度に台湾の茶芸館で初めて嗅いだ
甘いような清清しいような香りが思い出されて
著者の言う音や匂いの想起力をはからずも
体験する形になりました。
(そんなんばっかりやね)。
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偶然にも私がよく人に「面白いよ」と勧める本、
「デジデリオ・ラビリンス」の著者でしたが、
デジデリオはイタリアに自分の前世を探りに行くルポ、
こちらは著者が25年もの間、習い続けてきた
お茶にまつわるあれこれを綴ったもの。
内容的にはかけ離れているな~と思いながら
目次を眺めていたらつい先日母親が額に入れて飾った
カレンダーの版画と似たような言葉が章題になっていました。
「雨を聴く」これもタイトルの「日日是好日」のように
禅の言葉から来ているのでしょうか。
読んでみたらばまた、その章の盛り上がりが
突出しているように感じられて、
読んでいる側が一緒に体験しているように、
書かれている世界に惹き込む力はやっぱり
「デジデリオ」と通じるものがありました。
梅雨の時節の道具立て一つとっても、
かけ軸の「不苦者有知(ふくわうち)」という
中身のしっかり詰まった語呂合わせにしても、
くぅ~とうならされる箇所が多々あり、
すごくかっこいいなと思いました。
立冬を迎えて炉を切ったときの炭の香り、
先生のお宅にいつも漂っているような炭の匂い、
炭の記述がある度に台湾の茶芸館で初めて嗅いだ
甘いような清清しいような香りが思い出されて
著者の言う音や匂いの想起力をはからずも
体験する形になりました。
予約してみよーっと。
その時々で掛け替える掛け軸の言葉。
言葉の力ってすごいと思ったよぅ。
今後、もし掛け軸掛けてあるような
場所へ行く事があったら(あるのか?)
しっかと見てみようと思っただ。
目の前の公園が蝉と鈴虫の二重奏状態。
ただひたすらウルサイ!と感じるマイ残暑。
夜になるとチンチロ音オンリーだけど。
あの「瀧」のかけ軸なんてほんと絵文字みたいで
洒落てたよね。
私も習い事といえば漫然と書道を10年くらいやってたけど、掛け軸に興味を持ったことはございませんでした。
あれだけ色々なことに気づけるってのもすごいね。