『命を知れる者は天を恨みず 己を知るものは人を恨まず…』
-十訓抄-
自分の宿命を知っている者は、逆境にあっても、天を恨んだりはしない。
また自分を理解していれば、苦痛にあっても、人を恨んだりすることもない。
それは何が、その苦難をもたらしたか、
どうすれば解決できるかがよく分かっているからである。
苦しい状況を運命や他人のせいにして、自分を顧みないうちは、
状況を改善し、前向きに進んで行くことはできない…。
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