為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり

やろうと思えば何でもできる。できないのはやろうと思わないから。やろうとすることは他人のためではなく、自分のためになる。

7Th TANABE Therapy Training Course 終了。。

2015-12-06 | 研修会
3日間の研修会が終了いたしました。
朝と昼と夜に観光をしながらの非常に楽しい研修会でした。


研修会の講師である湘南医療大学の田邉浩文先生、3日目に講師を務められた水無瀬病院の奥田先生、今回の研修会のご協力を頂きました方々に感謝申し上げます。


今回はTANABE Therapyの検定を受けさせて頂き、無事に合格を頂きました。



20分の時間で上肢、手指の伸展ができるように、とにかく結果で示すこと。
20分の時間でフリーハンド歩行で下肢の交互歩行が行えるようになること。

上記が大まかな検定合格ラインでした。


臨床では、理論を知らなければならないこと、
知識がなければならないことなども重々承知致しておりますが、知っているだけどで終わりの方々が非常に多く感じます。

また、技術の研修会では講師のデモンストレーションを眺めるだけか、もしくは健常者での練習程度が多いのではないでしょうか?


今回の研修会であるTANABE Therapyでは実際の片麻痺患者様に対して介入を行い結果がしっかりと出るかで判定されます。


まさにこれが実際の臨床だと思います。


理屈などは臨床家のことなので、患者さんにはあまり関係ありません。
プロならしっかりと患者さんに結果で示す。
それが本当の臨床家であると、臨床家であって欲しいと思います。


実際の患者様と3日間、多く関わらせて頂き、本当に全員が初日より明らかに良くなって帰られて行かれました。

歩行時に杖をついて、ぶん回し歩行と反張膝、上肢と手指の屈曲痙性を認めていた方が、最終日にはフリーハンド歩行(杖なし歩行)で痙性の影響を受けることなく歩くことができていました。

手指の伸展が難しく、伸展しようとすると屈曲してしまい、母指の外転が難しかった方が、全指綺麗な伸展と母指の外転ができるようになり、臥位で肩関節の屈曲も外転することなく、手指の伸展位での運動と変化しました。

この変化を患者様が一番実感しておられました。


今回ご参加頂いた患者様より多くお聞きしたことが、介入を受けていて、これで本当に良くなるのか?
いて意味がないと思いながら、入院している時や、現在外来で感じているようです。


対象者、クライエントの方々にとって本当にありがとう必要なサービスをしっかりと提供できるように、トップダウンの視点と、ボトムアップの技術を勇吾させていきたいと思います。


今後、微力ながら、普及活動に参加させて頂くことになりました。
今後とも、今日の初心の気持ちを忘れることなく、しっかりと精進できるようにしていきたいと思います。


検定にご協力いただきましたK様。
本当にありがとうございました。

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