
今年のオーストラリアは時期が異なり、真夏から秋へと季節の変化が…。
季節が変化すると、勿論、気温が異なり、路面常態も予測困難。
この状況下においてはテストデータも少なく、
路面温度が比較的高い状況でグリップするようにできているタイヤ性能が、
全くグリップが無い状況になる。
それだけ、タイヤの性能の進化したということ。
そのことが原因となって、
レースの方は繰り返しSCが入る大荒れ・大味な内容となった。
一番大きな影響があったのはブリジストン勢。
タイヤ温度が上がらず、グリップを得られない状況の中でのレース。
F・アロンソはタイヤ温度をものともせずに新王者の貫禄をみせる。
一方、M・シューマッハも結果的にはリタイヤとなったが、
冷え切ったタイヤをあそこまで性能を向上させ、
操れるドライバーは、他にはいないだろう。
おそらくアロンソでも…。
皇帝の執念の走りはさすがというべきものである。
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