「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成ぬは人の為さぬなりけり」
自分の中で一番好きな言葉。
落ち込んでいる時や悩んでいる時にいつも頭の中でつぶやく一言。
昔の人はいい言葉を残すものだと思うことが少なくない。
上杉鷹山について調べてみると、アメリカ大統領 ジョン・F・ケネディーの
座右の銘であり、ニューフロンティアの思想の大元になっていた
とは知らなかった…。
最近は仕事のことや今後の人生について考えることが多い。
患者さんと接しているとき、未だにこのままでいいのか?
自分がしていることは患者さんのためになっているのか?etc…。
OTの世界って難しいって思う瞬間。
でも、たまには楽しいと思うこともある。
色んな瞬間があるからこそ成長もできるし、試行錯誤もする。
こんな毎日が一体何処まで続くのか?生きがいとなれるか、自分が去るか?
でもその答えを見出すためにはとことんやるしかない。自分が納得できるまで…。
今日は患者さんと木工とか色んな作業を行った。
木工は自分も患者さんもあっという間に時間が過ぎ、
楽しいと感じる時間であったが、患者さんには耐久性や応用動作などを要する
設定を行っていたので、果たしてどのように感じていたのだろう…。
入院中に担当した患者さんを訓練した。退院後は屋外の生活が多く、
「全てのことを考えながら行動しないといけない」etc色んな愚痴を聞く
時間になった。でもやっぱり人間。感情や意思疎通が重要だと感じたし、
患者から教わることが多いと改めて痛感させられた。
作業療法だから作業を使用るのは当然。でもただ何でも作業をさせるのではない。
しっかり目的・目標を考えながら、その時期・状態・タイミングを考えて
導入する。そこがまた難しい…。
身体機能のことばかり考えて治療や訓練を今まで中心に行ってきたが、
最近は見えない問題(精神機能)が重要だと考えている。
PTとOTの治療や訓練が同じでは全く意味がない。
元々職域が違うじゃないか…。
それとADL。
OT=ADL??一体誰が言い出したのか??
確かに対象領域ではあるが、一分野であるだけ。
その患者さんにどれだけの意味があることなのか??
実用性がなく、見守りが必要であれば、必ず自宅では家族が介助する傾向にある。
その訓練を入院中に長期間するより、患者と話、共通の目標を設定することが
重要だと感じる毎日。
だって実際に障害を負って生活するのは患者自身でThではない。
これくらい誰でも知っていることだけど…。
作業療法って何??作業って何かさせられるんですか??etc…。
患者さんからよくある質問。私は手も足も動かないから何もできません。
この訴えにしっかり向き合い、返答し、患者に適した作業療法を
導入・展開できるように今後も頑張って行こうかな…。
「患者は病院という施設で医療を受けに来ている」その中でOTの存在価値を
見出すことを目標に今後も切磋琢磨しようと思う。
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