アロマナース 森の聲だより

在宅ケアで必要な視点

今日は在宅ホスピスを応援している診療所・訪問看護ステーションでの勉強会に参加してきました。参加者はケアマネさん、ボランティアさん、お坊さん、病院のPTなどなど・・・・

「がん性疼痛に有効な理学療法」というテーマでした。

疼痛コントロールをする上でPTが行うアプローチの仕方はどのようなものか聞きたくて・・・・・

でも今回の内容は直接疼痛に対する徒手的な方法というよりは、どうすれば日常の生活で余計な筋緊張をしないで過ごせるかという内容でした。筋緊張をしないことで余計な痛みや辛さから解放できると言うわけです。

私たちは普段の生活で筋緊張をした後にその緊張をほぐすために自然と楽な姿勢をとったり、動かしたりしています。でも痛みや麻痺で自分で自由に体を動かせない方はうまく筋肉を緩ませる事ができません。

訪問看護していた頃、ケアした後、ベッドアップしたりして、「これで終わりました。また来ますね~」と言って帰ってきました。

これではいけませんね。

ベッドアップするときも必ず背抜きをする必要があります。何故なら自力で動けない方はこれをしないと上背部に緊張が入り、ベッドに座っていててもとても疲れるからです。そしてひどくなると痛みが出ます。今までそんな事考えずベッドアップしていました。

帰る前に無理な姿勢で筋緊張している部分はないかな?緩んでいるかな?(このチェックがとても大切!)

ちょっとした事で楽に過ごせる。とても大切な事ですよね。

今日の勉強会は期待していた内容と違いましたが、筋肉を緊張させない方法を教えてもらったり、そのような姿勢をとることがいかに大事か!ということが分かりとても勉強になりました。


二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

コメント一覧

noa
やまみかさん、コメントありがとうございます。
http://noa-noa.blog.ocn.ne.jp/vforet/
やまみかさん、コメントありがとうございます。
ケアに追われる・・・すごくよくわかります。
決められた時間で行うケアは、取りかかる前にいくら計画を立ててやっても実際のところ、何があるか分からないし・・・
また次の訪問があるとその時間も気になるし・・・
そんな忙しい中でも気持ちに余裕を持って細かなところに気が回る・・・
私も早くそんなセラピストになりたいです。
やまみか
こんばんわ、いつもコメントありがとうございます(^^;
http://blog.livedoor.jp/houmoncare/
こんばんわ、いつもコメントありがとうございます(^^;
私は現役訪看でもありますが、重症であれば在る程、やらなければならないケアに追われて、細かい配慮まで気が回らないこともあります(^^;
医療にセラピストとして関わろうとしたら、お二人の言う通り、そういうことに気が回る=そういうことがわかっている存在であることが、現場のスタッフに理解を得られるポイントかもしれませんね。。。これからも情報交換して頑張りましょうね(^^)
noa
yoyoさん、こんばんは!
http://noa-noa.blog.ocn.ne.jp/vforet/
yoyoさん、こんばんは!
私も同感です。
医療・介護の中でのアロマセラピストの位置づけが明確になるといいですよね。
頑張りましょうね。
yoyo
こんばんわ!私も今、訪問看護してベッドのギャッ...
http://blog.sincerity.lolipop.jp/
こんばんわ!私も今、訪問看護してベッドのギャッジUPした後でいつもどの位までUPするのが負担がかからない角度なのか悩んでしまいます。ましてや癌を患っている方は痛みが助長しない様に注意する事が必要ですね。
亡くなった父も末期の時は背中に腫瘍が突起してきて背中の痛みはとてもありました。
今後ですが終末期におけるアロマセラピストの役割が明確になるまで・・・(私は絶対に必要に迫られる時代が来ると思っています。)私たちセラピストが日々勉強を重ねて実践していかないといけないですね!
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