素敵な映像を沢山観させていただき
涙が止まらなくなりました。
これから旅立たれる人、それを見送る人・・・・
温かな空気の中でどちらも皆とてもいい顔をされている。
死を受け入れながら、自分らしく生きるって素晴らしい。。。
そんな看とりのお手伝いをしているのだと・・・萬田先生はいう。
オギャーと生まれた瞬間から死へ向かう。
これはどんな人でも一緒。
どんな人でも避けては通れない道。
元気な時はまだまだ先の話しのような気がするが
着実に向かっているのである。
死は苦しいもの。。。悲しいもの。。。って強く思っていたのは
私だけではないと思う。
死が辛いのは「生き方を自分自身で決められないから辛いのである」と
萬田先生は言ってました。
どのように生きたいのか・・・
どのように死にたいのか・・・・
体にだけ目を向けるのではなく心にいいことをするということ
なんだろうと思う。
安らかに生きること(亡くなること)を支援することが大切だと。
見送る家族が満足する唯一の方法は・・・
実は延命でなく亡くなる本人が満足すること
本人の最後の願いを叶えることだそうです。
医師の立場から終末期医療を考えると
治す医療から離れて「本人の願いを叶える方針」にすると
人生を成功に終えるお手伝いができるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/06/a327e469ff0ad09a14d235a69c325272_s.jpg)
書籍にサインをしてもらいながら
訪問看護師の私にこう言ってくれました。
「同じ仲間ですね・・・・
(誰しも必ずくる死への考え方を変える・・死の文化)
そんな日は10年、20年先かもしれませんが頑張りましょう」と。
在宅看護をしていると
常に本人や家族の想いを大切にして
いかなければならないことを常に感じます。
お一人お一人が
「自分で自分の人生のシナリオを描け、そのシナリオに沿う生き方」の
お手伝いをさせていただこうと思うのです。