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森の聲だより

死の文化

先日萬田緑平先生の講演で
素敵な映像を沢山観させていただき
涙が止まらなくなりました。

これから旅立たれる人、それを見送る人・・・・
温かな空気の中でどちらも皆とてもいい顔をされている。
死を受け入れながら、自分らしく生きるって素晴らしい。。。

そんな看とりのお手伝いをしているのだと・・・萬田先生はいう。

オギャーと生まれた瞬間から死へ向かう。
これはどんな人でも一緒。
どんな人でも避けては通れない道。

元気な時はまだまだ先の話しのような気がするが
着実に向かっているのである。

死は苦しいもの。。。悲しいもの。。。って強く思っていたのは
私だけではないと思う。

死が辛いのは「生き方を自分自身で決められないから辛いのである」と
萬田先生は言ってました。

どのように生きたいのか・・・
どのように死にたいのか・・・・

体にだけ目を向けるのではなく心にいいことをするということ
なんだろうと思う。

安らかに生きること(亡くなること)を支援することが大切だと。
見送る家族が満足する唯一の方法は・・・
実は延命でなく亡くなる本人が満足すること
本人の最後の願いを叶えることだそうです。

医師の立場から終末期医療を考えると
治す医療から離れて「本人の願いを叶える方針」にすると
人生を成功に終えるお手伝いができるそうです。


書籍にサインをしてもらいながら
訪問看護師の私にこう言ってくれました。

「同じ仲間ですね・・・・
(誰しも必ずくる死への考え方を変える・・死の文化)
そんな日は10年、20年先かもしれませんが頑張りましょう」と。

在宅看護をしていると
常に本人や家族の想いを大切にして
いかなければならないことを常に感じます。
お一人お一人が
「自分で自分の人生のシナリオを描け、そのシナリオに沿う生き方」の
お手伝いをさせていただこうと思うのです。

二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

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