職場では毎年アンケートがあるんです
今年度の目標や勉強したいことなど・・・
看護師としてのスキルアップのために・・・・
そこに私・・・スピリチュアルケアって記入したんです。
そしたらがん緩和認定看護師でもある所長に今回、誘って頂きました。
日本死の臨床研究会 関東甲信越支部大会
テーマは「在宅での看取りを死の臨床の立場からどう支えるか」です。
がん末期や難病の利用者さまが多いので
スピリチュアルケアの必要性を日々感じるんです。
肉体的、精神的、社会的な苦痛の訴えに関しては
我々医療従事者は対応し応えることが出来るのですが
霊的な苦痛に関しては・・・・なかなか対応に詰まることも・・・・
本当の思いは何だろう
何を望んでいるのだろう
何が言いたいのだろう
そして我々は何が出来るのだろう
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めぐみクリニックの小澤先生が
スピリチュアルケアについて
4つに集約して
対応の仕方を詳しくお話しして下さいました。
1、相手の苦しみをキャッチする
2、相手の支えをキャッチする
3、相手の支えを強化する
4、支援する我々の支えを知る
苦しみや辛さは本人しか分かりませんが
それでもその辛さをそばで一緒に「知ろう」とすること
近くに「理解者」がいるということを本人に感じてもらうこと
そしてその辛さを乗り越えられそうな「自分自身の支え」をキャッチすること
どんな私たちであれば「自分自身の支え」を強めることが出来るか知り、実践すること
そして支援する我々の周りにも多くの方々の
支えがあることを感じていくこと
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健康な時は人と比べますが
病気になるとただの私だけで尊い存在だと思えるようになる
「ありのままの自分が好き」っと思えるように・・・・・・
きっと先生は患者様やご家族との信頼関係をしっかり築き上げ
そしてココロの扉を開く作業を一緒に
そして開いた後も支え続けてくださるからこそ
安心して穏やかな最期を迎えられるのだと感じました。
ユーモアを交えとてもいいお話でした。
「Let It Go」 ありのままの自分になるの~~~
聴きながら、実践していく努力をしていきたいと思います。