林信夫の日本画展
2019年5月29日(水)~6月4日(火)
11時~18時(最終日は16時まで)
会場:元麻布ギャラリー平塚
(東横イン湘南平塚駅北口1 一階)
JR東海道線平塚駅北口より徒歩4分
ギャラリーtel 0463-22-7625
久しぶりの更新となりますが残念ながら家族が書いております
ほぼ不定期日記管理人 林信夫は 病気療養中のところ
手厚い看護の効なく 5月19日に永眠いたしました
故人の強い遺志により 七七忌法要後のお知らせとなりました
ご通知が遅れましたことをお詫び申し上げます
ほぼ不定期日記 をご愛読いただきました皆さま
まことにありがとうございました
なお ブログはしばらくこのままの状態にいたします
過去記事も楽しんでいただけましたらさいわいです
午前8時に起床する
合い挽き肉をじっくり炒めて細かく切ったアシタバを加えトマトケチャップで煮込む
そこへ茹でたスパゲティを放り込み良く混ぜて皿に装いフキノトウのザク切りを飾る
生のフキノトウの香りは鮮烈だ
それが鼻腔を刺激してクシャミが連続で飛び出す
あ・・・鼻血・・・
今はサクラソウが花粉を撒き散らす季節なので鼻血が良く出る
たぶん粘膜が薄くなっているのだろう
髪の毛根にも赤黒いカサブタが出来る
外来動物は厳しく制限されているのに外来植物には酷く甘いのは何故だろう?
ペットと園芸の業界の規模の差だろうか?
それならおかしいし気になる
午前8時少し前に起床する
寒さが少し緩んでいるような気がする
御蔵島から送られてきたフキノトウとアシタバを天ぷらにしてうどんに並べる
ありがたや ありがたや
御蔵島に住む K は予備校で働いていた頃の生徒だが科が違ったので直接の教え子ではないのだけれど
時を経て再会し安くて良く写る中古カメラの指南をしたところ「師匠」と呼ばれ今に至る
それもあって折に触れ御蔵島で採れたアシタバやカツオなどを送ってくれるようになった
功徳は積んでおくものである
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
御蔵島のフキノトウはアクが少なく感じる
南国の島なのに不思議なことだ
午前7時に起床する
今朝も寒い どうしたものか
煮干し出汁で豚こま肉と里芋とニンジンと新玉ねぎを煮て味噌で味付けしたのを
茹でた蕎麦にブッかけて糸三つ葉を散らして手繰る
味噌は教え子が送ってくれた手作り味噌 里芋はいただきもの 煮干しはそのままにした
これで送ってもらった手作り味噌は使い果たした
そう書けばまた送ってもらえるのではないかという目論みである
賎しい男だ
もらって生きると決めたのは小学生の時だった
良寛様の伝記を読んで感動したからだが
感動した場所がひねくれていたのだろう
それとも大好きだった植木等の無責任男を観過ぎたせいだろうか?
働こう 働こう その人は輝くだろう という歌が好きなのにちっとも働かない
生まれ変われません すみません
このままで生きていきます
午前7時に起床する
新玉ねぎと豚こま肉を蕎麦つゆでサッと煮てインディラカレー粉を放り込みさらに煮たのを
茹でた蕎麦にブッかけザク切りにした糸三つ葉をたっぷり散らす
鮮烈な三つ葉の香りが鼻腔を突き上げる
カレー汁に混ぜこむとよりいっそうそれが強くなる
栽培ものの糸三つ葉ではなくて早春の野に萌えた野生の三つ葉を摘みたい
そういうものに飢えている
春よ来い!
午前7時に起床して可燃ゴミを出す
小雨が降っている 寒さは変わらず
雪に変わるかも?と天気予報が教えてくれる
露地物のホウレン草がひと束198円だったので買ってみたがもう旬は過ぎていて厚みが少ない
それを下茹でしてから蕎麦つゆで煮て玉子とじにしたのを蕎麦にブッかけ長ねぎを散らす
霜に当たり柴犬の仔の耳のような厚みのホウレン草はもう無い
これからはトウが立ち筋っぽくて硬くなる
それと引き換えに野にはフキノトウが顔を出してくる
あのほろ苦くて香り高いフキノトウを喰えば胃の調子も良くなって
居座り続けるインフルエンザの毒素も身体からすっかり吐き出されるのではないか?
そう思うと多少熱っぽいけれど丹沢の山裾へ出かけたくなってくる
去年の今頃は多少熱っぽくとも山に分け入って歩きまわっていた
そういえば冬枯れの渓谷でトラツグミにも会えたり・・・
去年の今日は?といえば河津桜満開の泉の森の民家園でルリビタキに会ったりしている
ほら!多少熱があっても解熱剤を服んで歩いていたではないか!
負けて堪るか!
午前8時に起床する
空気がしっとりと湿っている? 寒さは変わらず
新玉ねぎとごてあらぽーとニンジンを炒めたところにうどんを放り込み味醂と醤油で味付けし
火を止めたら長ねぎを混ぜ込み皿に装ったら焼き海苔を散らして喰う
焼うどんといえばソース味か?醤油味なのか?という論争が果てないけれど
どちらも美味い!と宣言してそれに終止符を打つのは簡単だがそうはいかない
ソース味ならば多彩なスパイスの香りを
醤油味なら焦げる時の香ばしさを
それぞれの贔屓筋が最初にあげるに違いない
焼うどんは焼きそばに比べればややマイナーな印象だし数的にもそうなのだろうが
焼うどんは焼きそばには無いほのぼのとした素朴さがあって時折無性に喰いたくなる
そういえばどこの店だったかは忘れてしまったが焼きそばを頼んだら
焼うどんにしか見えないものが運ばれてきたことがあったが
鹹水を使ってない白っぽい麺は見ても喰ってもうどんだったし
しかも乾麺のうどんを茹でたのを炒めたとしか思えないものだったのは・・・と
ここまで考えたら40年前の西武新宿線の小川駅のすぐ近くの店だったのを思い出した
小川駅の改札を出て数分歩くと道路はすぐに未舗装になった
くだんの中華屋の前を通り抜けると大きな病院に突き当たりさらに
病院を回り込む道沿いに進むと畑のなかに学生向けのアパートがぽつぽつと建っていた
そのひとつに若き日の S 画伯が住んでいてその先には同じく元額縁屋の S が住んでいた
当時の私は新小岩に住んでいて週末ごとに小川に行って彼らと遊んでいたが
遊ぶといってもただ集まって馬鹿な話をしたりいっしょに飯を喰うくらいで
それでもあっというまに日は暮れ朝が来て月曜日になれば新小岩に帰っていた
気がつくと40年の年月が過ぎ去って未だに S 画伯とのつきあいは続いているが
元額縁屋の S は数年前に亡くなってしまってもう馬鹿な話をすることも出来ない
次は自分の番だ
なりたい者にはなれた 未練は無い
午前8時に起床する
今朝も寒いけれど急に冷たい麺を喰いたくなったのはヘソが曲がっているからだろうか?
ホクトの霜降りひらたけと長ねぎを煮干し出汁で煮て醤油と黄ザラと味醂で味付けする
乾麺のうどんを柔らかくなるまで茹でてから冷水で良く冷やし引き締め皿に盛り擂り胡麻を振る
冷たいうどんを熱々のキノコ汁に浸してすすり込む
喰い終わったら・・・ハクション! クシャミ連発
ちょっと熱があるみたい
それで冷たいものを喰いたくなったのかと独り合点する
薬は服まない