ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

晴れたのでモライいもん社殿の倉見神社を訪ねる

2018年01月09日 | ほぼ古代妄想

耳元でプゥ〜ンと音がして振り返ったら蚊だった 

空は快晴 気温もあがってきたので散歩に出かける 

もの皆冬枯れた景色の中で黄色い花が咲いている リュウキンカ? な訳無いか・・・ 


冬鳥には出会えず・・・30分ほど歩いたら倉見神社が見えてきた 

初詣?「しません」「神仏を信じてませんから」 

罰当たり?「当ててください」 

鳥居を潜ると奥に拝殿が見えてくる 鳥居も狛犬も今出来だが拝殿はなかなかに重厚だ 


なぜならこれは相模一ノ宮である寒川神社の拝殿を移築したものだからだ 

俺もお前もモライもん なあ!兄弟 

ところで拝殿には神はいない 

拝殿の奥に連なる神殿にいるのだ 赤い神殿がチラリと見える 


神殿は赤く塗られている 

朱塗りではなくて海神族の神にふさわしい紅色だ 

神殿に近づくことは禁じられているのでこれ以上ハッキリとは写せない 

注連縄も当然ながら大蛇タイプである 


これはここに祀られているのが出雲に封じ込められている蛇神の同族だということを示している 

拝殿だけではなくて社務所や手水舎に飾られているのも大蛇タイプの注連縄である 

村史には「初めに神明社を勧請した」とあるがそれならば注連縄はストレートタイプとなるはずで 

つまり・・・もとからここには海神族の社があったと考えるのが正しい 

だいたい本社である寒川神社自体が大蛇タイプの注連縄を飾る海神族の社なのだから当然ではある 

相模國・・・蘇我の海の國 その中心地に祀られているのがオホナムチならば 

蘇我氏を中臣氏が滅ぼそうとした動機も判り易くなる 

海神族が治める中津國を天孫族が侵し蛇神は陽の沈む果てに封じ込められた 

やがて天孫族も八幡神族に取って代わられた 

権力は永遠ではない 

心せよ

ところで大鳥居の横には浅間神社がひっそりと祀られている 

たぶん富士山の噴石がこのあたりに落ちたのだろう 


拝殿や社務所のまわりを探したが伏せられた神の痕跡は見つからない 

疲れてきたので家に帰ることにする 

今夜は豚ロース肉で鹿児島風とんてき 

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胡麻豆腐を混ぜた厚焼き玉子を冷やしそうめんに添える朝

2017年08月03日 | ほぼ古代妄想

午前6時に起床する 

薄曇りで肌寒い朝だ もう秋なのか? 

胡麻豆腐を潰し鶏卵に混ぜて焼いたのを冷やしそうめんに添える 

つゆは鰹節と醤油と塩と味醂 薬味は青ネギとおろし生姜 

そうめんは稲庭 稲庭の装いに倣ってぎゅっとねじった 


そうめんをねじって装うのは縄を綯うのを模してのことだろう 

そして綯われた縄をふたつ合わせてさらに綯えば注連縄になる 


注連縄は蛇神のしるしであり 

蛇神信仰は海神族特有のものでもある 

海彦と山彦はせめぎ合いやがて海彦は山彦に懲らしめられ陽の沈む地に封じ込められる 

八百万の神集う出雲大社の大注連縄にはそういう歴史が隠されている 


我々日本人はおおむね海神族の末裔であり自ずと蛇神族でもある 

氏神を祀る社で拝礼される際にはぜひ頭上の注連縄を見上げることをお勧めする 

貴方は海彦?それとも山彦? 

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グリーンカレースープにラ・ムーの鰹節 海神族のこと

2017年04月13日 | ほぼ古代妄想

午前6時に起床する 

昨夜の雨は上がって空は薄い雲が覆い尽くしている 時折陽が差す 

いただいた鰹の生節を包丁で薄切りにしたのを 

インディラカレー粉とココナッツミルクを水で溶き煮たったところに放り込み 

エリンギと菜の花を加えて煮込んで青ネギを散らす 麺は無し 


スリランカやインド洋の島々ではこういう鰹の生節のようなものを常食しているらしい 

ココナッツミルクを加えたカレーにしているところを何年か前にテレビで観たことがあって 

その時見たカレー煮込みでは鰹の生節はもっと細かく砕いていたように覚えている 

どっちにしてもカビ付けしたもの以外の鰹節はどこが発祥かは判らないが 

我が国独特の食材ではないということは明らかなことだ 

つまりインド洋から日本列島にかけて「鰹節ベルト」とでも呼ぶべき地域があるわけで 

それがどのように分布しているのか?などということは学者に任せるとして 

国境などというくだらないモノが生み出される前の地球を 大海原を 

小舟と帆と櫂さえあれば陸地同然に自由に航海していた古代の海神族の姿を思い浮かべてみれば 

ムー大陸と伝えられているものの正体もはっきりと見えてくる 

私の耳の中はいつも湿っていてそれは日本人の4分の1の割合なのだそうだが 

それこそが氷河を経験することなく過ごした海神族の末裔の証なのだと知れば 

綿棒で湿った耳の中を掃除するのも楽しい 

春は勢いよく過ぎ去ろうとしている 

見逃さないように今日もどこかへ出かけることにしよう 

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亀ヶ池八幡を訪ねて神様ごとに注連縄を比べる

2017年03月14日 | ほぼ古代妄想

相模原教室の前に北公園に寄って小鳥でも撮ろうと思っていたが 

体調がイマイチなのでそれはやめて亀ヶ池八幡神社に向かう 

八幡様の向かいのSANWAに車を停め昼飯用に海苔弁を買い大鳥居を潜る 

雌雄の大銀杏はばっさりと枝を切り詰められている 


大蛇タイプの注連縄が張られた大銀杏の間を潜って拝殿に進む 

なぜ八幡なのにここ亀ヶ池の注連縄は大蛇型なのか? さてさて? 


神門を潜り拝殿前に向かう 

新築したばかりの拝殿は以前のよりも荘厳なつくりになっている 


拝殿の注連縄も大銀杏のと同じ大蛇タイプだ 

大蛇タイプとはいえ神明タイプのさがりも付いているので折衷型というべきだろうか? 


信仰している訳ではないので拝礼もせず賽銭もあげずに拝殿前から抜け出て 

横に回り込み拝殿の奥の神殿を撮る 

金彩された千木と鰹木がまぶしい 

千木は外削ぎになっている 八幡神は男神なので当然なことだ 


千木は古代中国の長江上流域を発祥とするもので 

同じくあのあたりが発祥のコンニャクと同様に我々の先祖の出自を明らかにしている 

本殿の左にはこれも新築されたばかりの稲荷社がある 

稲荷の社は秦氏の守り神なので当然ながら千木も鰹木も無い 


この稲荷社の注連縄は八幡の拝殿と同じにしてある 本来はそうではない 


稲荷社の横には三島と淡島と子安の三社が祀られている 

三島と淡島の注連縄は海人族の神らしくリアルな大蛇タイプとなっている 


八幡神は応神天皇そのものである 

ありもしない三韓征伐や奇跡的な誕生のエピソードなどは後から付け足したお飾りに過ぎないが 

戦力で日本列島の中央部を征服した最初の倭国の王であることは事実なのだとすると 

その後の武家から戦勝の神として信仰されたのは当然なことではある 

私は前から八幡社は軍事と行政支配の拠点として作られたと考えている 

そういう武張った神社にこういうものがふさわしいかどうか?は判らない 

ご覧あれ!ゴールド神社である 拝殿と社務所の間にぽつんと祀られている 


この前で交通安全を祈願し愛車をお祓いするらしい 

だが・・・愛馬だと思えばおかしくもない そう思うことにして駐車場に戻る 

車の中で海苔弁を喰い家で淹れてきたコーヒーを飲む 

仕事場に向かう 

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大蛇の交尾を確認しに大和市の熊野神社へ行く

2017年03月09日 | ほぼ古代妄想

ミスミソウ咲く川沿いの公園の一角に熊野神社がある 

熊野とは神聖なるものや場所を意味する我が国の旧い言葉「くまくまし」に由来する

石造りの鳥居の後ろには八幡神社のような雌雄の銀杏の巨木が並び聳えたっている 

神明社に似せた注連縄が設えられた鳥居を潜り石段を登る 

熊野は八幡よりも伊勢よりもさらに旧い歴史を持っている それなのになぜ? 

そこに日本の古代史の面白さがあるのだ 


石段を50段登ると拝殿前に着く 

左には手水舎がある 蛇口は無い 

石造りの水盤から柄杓で掬うタイプの手水舎である 


手水の作法のイラストが面白い これは初めて見るタイプだ 

アニメ映画の「この世界の片隅に」を彷彿とさせるイラストである 


あらためて正面を向くと重厚な作りの拝殿が見える 


拝殿に向かって石段を13段登る 

屋根はソリのある唐風となっている


当たり前だが注連縄は大蛇タイプだ そりゃそうだろう 

絡み付いて交尾する大蛇を捕獲しそのまま縛り上げぶら提げているように見える 


拝殿の後ろに回り込み神殿を撮ろうと思ったが柵があって近づけない 

社務所の入り口にも由緒正しき大蛇タイプの注連縄が飾られている 

どこかにナギが植えられているに違いないと探すと・・・ 

あった! ナギの若木だ 


ナギは葉脈が特徴的だ 

南の海を原産とするナギに熊野の出自が隠されている 


大蛇を祀る人たちを征服した天孫族は陽の沈む出雲の地に彼らの神を封じ込め 

蛇神の棲む三輪の山のさらに東に太陽の神伊勢を祀った 

そんなに簡単なことではない 

同族同士で争い裏切り敵と結びまた裏切り 

勝者は敗者を貶め 敗者は自らの歴史を隠し

それが複雑に絡み合って訳の判らない歴史物語を作り上げている 

面白い 

だから神社廻りはやめられない 

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塩鮭うどんをカリフラワーとパプリカで紅白に飾る朝

2017年01月01日 | ほぼ古代妄想

午前7時に起床する 

塩鮭を焼いてうどんに乗せる 

パプリカを炒め茹でたカリフラワーといっしょに添える 


塩鮭が養殖の銀鮭なのが残念でならない 

歳末の品不足で紅鮭が手に入らなかったのだ 

鮭は紅鮭に限る 

旨味の強さ 身の締まり 清々しい香り どれも養殖の銀鮭には望めないものばかりだ 

箸で触れるとほろほろと頼りなく身が崩れる銀鮭を頬張りながら元旦のテレビ番組を観る 

いつもと同じくお笑い芸人が大声を張りあげている 

散歩に出かけたいのだが外は相模一之宮寒川神社の初詣の人と車で身動き出来ないほど混んでいる 


ところで参拝する方々は寒川神社に祀られているのが蛇神だと知っているのだろうか? 

見上げれば雌雄の大蛇が絡み合って交尾する姿を模した注連縄に気付くに違いないのだが 

神門を潜る時や賽銭を放り投げる時に頭上の注連縄を見上げる人は以外と少ないようだ 

満員電車よりも酷い混雑に押し流されながらの参拝ではそんな余裕は無いからだろう 


天孫族がヤマトに攻め込み武力で征服するまでは蛇神族がずっとその地の支配者だった 

戦いに負けた蛇神族の長はヤマトを追い出され陽沈む地イズモに封じ込められた 

勝者である天孫族は蛇神が祀られる山ミワの東イセに自らの神を祀った 

やがてイセは陽が生まれ出る東の果てに移された  

我々はおおむね蛇神族の末裔なのだ 

大蛇型の注連縄を見上げて失われ忘れさせられた蛇神族の記憶を 

この際 思い出されてはいかがだろうか 

信仰心の無い私は陽暮れるまでに近所を散歩するつもり 

あっ!弁当でも作ろうかな? 

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永池川を遡って貴日土神社を訪ねる・キジもナマズも恋の季節

2016年05月02日 | ほぼ古代妄想

午後0時半 昼飯として冷やしうどんを喰う 

午後1時半 真夏日になるという予報は外れて爽やかな皐月晴れとなったので散歩に出かける 

永池川に沿って遡り貴日土神社まで歩くことにする 

水辺にはアイリスの花が良く似合うなぁ~ 


甘い香りがしたので見上げたら桐の花 これはアオギリかな? 


日差しは弱いが気温は高い 蒸し暑くなってきた 

海老名本郷神社の木陰でひとやすみする 


海老名の国分寺跡から南に向かって神社が相模川の河岸段丘に等間隔にあるのは 

これらがかつての軍事や政治の拠点だったという証だ 

そのひとつが貴日土神社で「きびと」という地名は吉備の人と言う意味に違いない 

土木技術に長けた古代の吉備の人たちがこの地に呼ばれた意味は言うまでもないことだろう 


ふたたび永池川に沿って歩き出す 

あっ!キジだ  キジのつがいがのんびりと食事をしている 

のどかだなぁ~ あまりにものどかな風景なので動画で撮る 


キジがこっちを睨んでいる ん?そうじゃない 


猫だ!猫がキジを狙っていたのか 

恨めしそうに睨むなよ~ 

狩りの邪魔をしてしまってごめん! そそくさとこの場を離れる 


あそこにいるのはナマズかな? 


ナマズは産卵の準備を始めていた 動画で撮っておく 


ずいぶんナマズが多いと思ったら橋の欄干にもナマズのオブジェがあった 


橋を渡って坂を登ると貴日土神社がある 

奥に見える拝殿の手前には秘密めいた石段が有り・・・ 


その奥には御嶽神社がある 注連縄は大蛇タイプである 

 

さもありなんと石段を下りたらホウキを持った古老に呼び止められた 

この祠はずっと謎のまま放置されていたが近年になって奥多摩の御嶽神社から招いたのだと言う 

この際なので「きびと」は吉備の人に由来しているのでしょうか?と問うと 

そうではなくて穀物の「黍が尊い」という意味で祭神は稲荷だと答えた 

いや・・・「そうではあるまい」とは言わず大人しく礼を言って神域を出る 

さらに永池川に戻り遡り神戸屋パンの工場の裏まで行って引き返す 

瀬の中にイソシギがいた なんとも愛らしい姿だ 


イソシギはヒョイヒョイと石の上を跳んでいた これも動画で撮っておく 


4時間以上歩いたので足が痛い 

熱いシャワーをあててマッサージ代わりにする 

今夜のおかずは豚肉とニラの炒め物に菜花とお揚げさんの炊いたン 

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芹沢谷戸で蛙の歌を聴く・腰掛神社を訪ねる

2016年04月29日 | ほぼ古代妄想

木島平で遅い春を味わおうと思っていたのに 

天気予報が「積雪10センチ」と言うので宿をキャンセルしたが 

せっかく空がカラリと晴れたので獺郷あたりでもブラブラしようと出かける 

山藤が咲いて甘い香りを初夏の風に漂わせている  

 

里山公園の芹沢谷戸を歩く 

毒蛇の注意看板が新しくなっている 


マムシに出会えるのならば本望だ 

虫の中の虫であるマムシ 虫の王たる真虫 

蛇神族の末裔ならば是非にも会いたいものだ 

新緑萌える谷戸にはシュレーゲルアオガエルの歌声が響き渡っている 


カララ ♪ ココロ ♪  カララ ♪ コロロ ♪ カラコロ ♪ 

カララ ♪ ココロ ♪  カララ ♪ コロロ ♪ カラコロ ♪ 

シュレーゲルアオガエルの見事なコーラスを動画で撮る 


シュレーゲルアオガエルは泥の中に潜んでいるので姿は見えない 

そのうち田んぼの水に白い泡を浮かべるだけだ 

日向を歩いていたら暑くなってきたので木陰を求めて腰掛神社に向かう 

ちいさな村社だが歴史は旧い 日本武尊命由来なのだ 


ふたつめの鳥居には厳島神社のと同じく補助足がある 

つまりここは湧き水の神が祀られてるということだ 


東国遠征の途中に日本武尊命が水を求めて立ち寄ったのだろう 

真ん中に拝殿 左に神楽殿 右に神輿殿 

神楽殿のそばには御神木の大銀杏が聳えたっている 


大正時代に再建された拝殿はこじんまりとしていながら重厚な趣がある 


拝殿の左に腰掛石がある 


伝説ではこの石に日本武尊命が座って富士を眺めたということだ 

日本武尊命の武勇伝の信憑性についてここで細かく書く気は無いが 

東国遠征をした多くの武将のエピソードを 

ひとりのこととして纏めたと考えたほうが合理的だろう 

ともかくもヤマトから降臨したきらびやかな貴人を畏れた古代の人の気持ちは判る 

おだやかに暮らす庶民を翻弄するのは何時の時代も権力者のあくなき欲望なのだから 


オオルリの歌声を聴きながら神社を出る 

陽が傾いてほんのり涼しくなってきたので家に帰る 

今夜のおかずは鶏と大根の煮物にキュウリとワカメの酢の物にクマもんトマト 

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花散しの雨降る午後に諏訪の神を想う

2016年04月07日 | ほぼ古代妄想

座間教室を終えて家路に着く 

途中のバーミヤン相模大塚店で遅めの昼飯を摂る 

今日の日替わりは油淋鶏と焼売 646円税込み 


食事を済ませて店の外に出たら雨脚が強くなってきた 

毎年ソメイヨシノが満開になる頃に強い雨が降るのは不思議だ 

花散しの雨を楽しもうと海老名の国分寺台を通る 

ここの桜並木はなかなかに見事なのだ 

散る桜に G.F.R.は似合わない


諏訪の神が降臨するので先祖たちはこの木のことを「スワクラ」と名付けた 

もちろんソメイヨシノではなくてヤマザクラのことになる 

スワは稲作の神だ 名前はタケミナカタという 父は大国主命だ 

スワクラが満開に咲いて「もうすぐ田植えの時期だよ」と教えてくれた 

人々は長い冬の終わりと春の訪れを喜び舞い散る花のしたで宴を催した 


稲作は灌漑と土木の知恵が無ければ成り立たない 

大勢で丘を削り沼を埋め立て平に均して田を作り水路を掘り水を導いた 

掘り出された巨石は積重ねられて古墳の土台とした 

また巨木を山から切り出し神を降臨させるために天に向かって立てた 

重い木や石を運ぶには大勢の人たちが気持ちを合わせなければならない 

そのために人々は自分たちの神を讃える歌を声を合わせて歌ったのだ 

これが御柱祭りである 

俄然旧き神を祀る諏訪大社に行きたくなってきた 

そして諏訪大社の注連縄も雌雄の大蛇が交尾するタイプなのだ 

蛇神族の面影を追う私の旅はまだ続く 

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湖東三山を巡る午後・続き・金剛輪寺から百済寺へ

2016年03月30日 | ほぼ古代妄想

西明寺を離れて金剛輪寺へ向かう 

拝観料はやはり600円也 

黒門を潜ると300メートルの長い登りが待っている 

ミツマタ咲くゆるやかな脇道もあるがそちらでは時間がかかり過ぎるのでやめて・・・ 



体がなまっているうえに熱もあるし・・・で一気に登るのは無理と 

参道を外れて白門を潜り見事な庭園があるという明寿院へ入る 

ちいさな阿弥陀堂にくっついた茶室の水雲閣が素晴らしい 


こんな家に住んでみたいと思わせる設えだ 

庭園を愛でたので決意を決めて参道を登る 

参道の両脇には無数のちいさなお地蔵様が並んでいる ちょっと気持ち悪い・・・ 

息も切れ切れ 動機は止まず 本殿に入って拝観する 

汗だくのまま降りる 寒気がしてきた 解熱剤を服んでおく 

さて次は百済寺 金輪廻寺から車で5分ほどで着く 

ここも拝観料は600円 揃えてるのかな? 

ひぃ~!ここも凄い登りだぁ~! 



百済寺は本殿内部が撮影禁止ではないので動画で撮る 

まずは回遊式庭園から展望台まで 4分10秒


次は石段を登って山門を潜りさらに石段を登り手水舎から本殿内部をぐるりと 3分28秒


合わせて8分弱で百済寺めぐりが出来るかもしれない いかが? 

解熱剤が効いているうちに晩飯を喰っておこうと長浜に移動して寿司屋に入る 

鯖・鯵・鰯・鳥貝・皮剥ぎ・槍烏賊・真鯛・鰤・小肌で2041円也税込み 

宿に帰る 

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