林信夫の日本画教室に在籍されていた生徒さんの作品をご紹介している
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午前7時に起床する
新玉ねぎと豚こま肉を蕎麦つゆでサッと煮てインディラカレー粉を放り込みさらに煮たのを
茹でた蕎麦にブッかけザク切りにした糸三つ葉をたっぷり散らす
鮮烈な三つ葉の香りが鼻腔を突き上げる
カレー汁に混ぜこむとよりいっそうそれが強くなる
栽培ものの糸三つ葉ではなくて早春の野に萌えた野生の三つ葉を摘みたい
そういうものに飢えている
春よ来い!
午前7時に起床して可燃ゴミを出す
小雨が降っている 寒さは変わらず
雪に変わるかも?と天気予報が教えてくれる
露地物のホウレン草がひと束198円だったので買ってみたがもう旬は過ぎていて厚みが少ない
それを下茹でしてから蕎麦つゆで煮て玉子とじにしたのを蕎麦にブッかけ長ねぎを散らす
霜に当たり柴犬の仔の耳のような厚みのホウレン草はもう無い
これからはトウが立ち筋っぽくて硬くなる
それと引き換えに野にはフキノトウが顔を出してくる
あのほろ苦くて香り高いフキノトウを喰えば胃の調子も良くなって
居座り続けるインフルエンザの毒素も身体からすっかり吐き出されるのではないか?
そう思うと多少熱っぽいけれど丹沢の山裾へ出かけたくなってくる
去年の今頃は多少熱っぽくとも山に分け入って歩きまわっていた
そういえば冬枯れの渓谷でトラツグミにも会えたり・・・
去年の今日は?といえば河津桜満開の泉の森の民家園でルリビタキに会ったりしている
ほら!多少熱があっても解熱剤を服んで歩いていたではないか!
負けて堪るか!
午前8時に起床する
空気がしっとりと湿っている? 寒さは変わらず
新玉ねぎとごてあらぽーとニンジンを炒めたところにうどんを放り込み味醂と醤油で味付けし
火を止めたら長ねぎを混ぜ込み皿に装ったら焼き海苔を散らして喰う
焼うどんといえばソース味か?醤油味なのか?という論争が果てないけれど
どちらも美味い!と宣言してそれに終止符を打つのは簡単だがそうはいかない
ソース味ならば多彩なスパイスの香りを
醤油味なら焦げる時の香ばしさを
それぞれの贔屓筋が最初にあげるに違いない
焼うどんは焼きそばに比べればややマイナーな印象だし数的にもそうなのだろうが
焼うどんは焼きそばには無いほのぼのとした素朴さがあって時折無性に喰いたくなる
そういえばどこの店だったかは忘れてしまったが焼きそばを頼んだら
焼うどんにしか見えないものが運ばれてきたことがあったが
鹹水を使ってない白っぽい麺は見ても喰ってもうどんだったし
しかも乾麺のうどんを茹でたのを炒めたとしか思えないものだったのは・・・と
ここまで考えたら40年前の西武新宿線の小川駅のすぐ近くの店だったのを思い出した
小川駅の改札を出て数分歩くと道路はすぐに未舗装になった
くだんの中華屋の前を通り抜けると大きな病院に突き当たりさらに
病院を回り込む道沿いに進むと畑のなかに学生向けのアパートがぽつぽつと建っていた
そのひとつに若き日の S 画伯が住んでいてその先には同じく元額縁屋の S が住んでいた
当時の私は新小岩に住んでいて週末ごとに小川に行って彼らと遊んでいたが
遊ぶといってもただ集まって馬鹿な話をしたりいっしょに飯を喰うくらいで
それでもあっというまに日は暮れ朝が来て月曜日になれば新小岩に帰っていた
気がつくと40年の年月が過ぎ去って未だに S 画伯とのつきあいは続いているが
元額縁屋の S は数年前に亡くなってしまってもう馬鹿な話をすることも出来ない
次は自分の番だ
なりたい者にはなれた 未練は無い
午前8時に起床する
今朝も寒いけれど急に冷たい麺を喰いたくなったのはヘソが曲がっているからだろうか?
ホクトの霜降りひらたけと長ねぎを煮干し出汁で煮て醤油と黄ザラと味醂で味付けする
乾麺のうどんを柔らかくなるまで茹でてから冷水で良く冷やし引き締め皿に盛り擂り胡麻を振る
冷たいうどんを熱々のキノコ汁に浸してすすり込む
喰い終わったら・・・ハクション! クシャミ連発
ちょっと熱があるみたい
それで冷たいものを喰いたくなったのかと独り合点する
薬は服まない
午前8時に起床する
昨夜小鍋に仕込んでおいた煮干しを火にかけ出汁を引く
ホクトの霜降りヒラタケを手で裂いて長ねぎといっしょにコトコト煮込む
味付けは塩と味醂 醤油は色付け程度
腰が抜けるまで柔らかく茹でた乾麺のうどんにキノコ汁をブッかける
ああ!鳴沢の道の駅で素朴なキノコうどんを喰いたい!
風邪は治っているのに身体のあちこちに症状だけが残っていて悔しい
そろそろ河津桜や熱海桜が咲き始めているというのに・・・
染井吉野が咲いたらアミガサタケの季節がやって来る
去年見つけたポイントはハンターたちにも見つけられていない
焦らずしっかり治そう
今日は午後から教室
午前8時に起床する
眼振が起きたが目を閉じてぐるぐる目玉を回していたら治った
ごてあらぽーとニンジンと長ねぎと下茹でしたホウレン草を炒めて茹でたスパゲティーを・・・と思ったら
あっ!スパゲティが少ない! 仕方が無い もう戻れないのでこれで作るしか無い
炭水化物が少ないのは悲しいなぁ〜
うどんの乾麺も残りわずかだったのでスパゲティと合わせて喰おうか?とも思ったが
歯ごたえが違い過ぎるのでやめた やめて良かった
葉もの野菜の高値はいまだに続いている
白菜を買うよりも白菜漬けのほうが安いというような逆転現象はいつまで続くのか?
秦野に野菜を仕入れに出かけたい
体力はあるか?
午前8時少し前に起床する
溶き卵と牛乳にセブンイレブンの食パンを浸してバターでソテーする
スナフキンのマグカップにはホットミルク
フレンチトーストに蜂蜜を垂らして頬張る
フレンチトーストで思い出すのは・・・映画の「クレイマー vs クレイマー」だろうか?
父親役のダスティン・ホフマンが初めて作る黒こげのフレンチトーストが印象的だったが
作ってみるとあれほど酷く黒こげにするほうが至難の業だということが判るだろう
それほどに簡単な料理?だが 元々は堅くなったパンをなんとかして喰おうと工夫したのが起源で
ただでさえ堅いフランスのパンを牛乳鶏卵でふやかせ焼いてデザートとしたものだったようだが
フレンチトーストと呼ばれ始めたのはフランスではなくてアメリカだったりするのは
挽肉を丸めて焼いたのをハンバーグステーキと呼ぶようになったのが
その料理が生まれたドイツのハンブルグではなくてアメリカだったり
魚の摺身を素揚げにしたものを薩摩揚げとは鹿児島では呼ばなかったりするのと似ている
こういうことは洋の東西を問わないものなのだろうか?
ともあれこの脂っぽくて甘いフレンチトーストを朝飯として喰うと胃弱の今は確実にもたれる
太田胃散を服む
ところで・・・
ダスティン・ホフマンは「クレイマー VS クレイマー」でアカデミー主演男優賞を授与されて
ハリウッドでの確固たる地位を得ることに成功し今に至るが
私としてはもっと前の「真夜中のカウボーイ」や「わらの犬」のほうが印象深い
今はどちらも地上波では放映出来ないだろう
随分と窮屈な世の中になってしまったものだ
午前8時少し前に起床する
空気がほんのり暖かい? ほんと? 春が来てる?
下茹でしたホウレン草と手揚げの油揚げを蕎麦つゆでコトコト炊いたのを韃靼蕎麦にブッかける
青菜とお揚げさんの炊いたんはいつ喰っても美味いが
やはり霜に当たって肉厚になった寒い時期には敵わない
今朝はホウレン草と炊き合わせたが出来れば小松菜にしたかった
それにしても小松菜の高さよ!
近所のスーパーでは短くて細いのがひと束400円もするのでは買う気にもなれない
小松菜がだめならカキ菜やからし菜でもイイのだがそれはもう少し先のことだし
水菜や白菜や青梗菜では青菜らしさが足りない
そういえば広島菜という青菜があるのだけれど
上京して40年以上経っても売っているのを見たことは無い
ご存じない方にご説明すると広島菜は軸も葉も幅広くて青々とした菜っ葉で
主に漬け物にして喰うのだが青菜としてお浸しや炊き合わせにしても美味い
歯ごたえはみずみずしくてシャキシャキで青臭さは少ない優れた青菜だが
広島以外で栽培されているのかどうか?判らない
亡父が広島生まれだったので子供の頃に広島菜漬けはたびたび喰ったが
取り寄せようと思って調べたら驚くほど高価だったのであきらめた
太田川に浮かぶ牡蠣舟でグツグツ煮える土手鍋を喰いながら広島菜漬けを摘みたい
夢だ
夢の手前として今夜は牡蠣鍋にしようかな?
午前7時に起床する
相変わらず寒いけど少しだけ春めいて感じるのは今までの寒さが酷過ぎたからだろうか?
スパゲティを茹でてほぐしたピュアふぶきと茹でたホウレン草とニンジンの細切りを混ぜて炒め
塩こしょうとバジルだけで味付けして飯田君作の耐熱皿に装いその上にピュアふぶきを乗せる
バターをひと欠けオムレツパンで溶かしてピュアふぶきに垂らす
太めのカニカマであるピュアふぶきに溶かしバターを垂らして喰えば
タラバガニの大脚肉のような味になるのではないかと思ったのだが
結果はそれほどでもなかったのはやはり本物のタラバガニの風味が
もっと野性的で例えるならば・・・海の怪獣の味とでも言えば良いのかもしれないが
北国の海の底を這いまわる猛々しい生き物の肉の味がするのに対して
鱈やスケトウの摺り身を冷水で良く晒してから作るカニカマとの違いなのだろう
洗練されたものはその分大事なモノを失うのだ
私は野性味を極端に愛する
私はならずものが好きだ
Slade の Cum on Feel the Noize を聞きながら教室の準備をする