ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

いただいたゴーヤでチャンプルー焼うどんの朝

2017年07月31日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

昨日は引っ越しを手伝って朝から日暮れまで汗だくになって動いた 

身体中が筋肉痛になっている 体重は3キロ減っていた 

いただいたゴーヤと厚揚げと茹でた豚もも肉とパプリカを炒めて焼うどんにする 

仕上がりに干しアミを散らす とたんに海の香りがしてきた 


散らした干しアミは「北限の干しあみえび」というもので 

宮古の沖で獲れたツノナシオキアミで作られたのだと袋の裏に書いてある 

オキアミと聞くと釣り師はナンキョクオキアミが頭に浮かぶ 

冷凍のナンキョクオキアミの登場は革命的な出来事だった 

その強烈な甘みと匂いで魚がバカバカ釣れた 

うまく冷凍出来なかったオキアミは安価なので撒き餌としてバカスカ使われた 

そのせいで釣り場はおおいに荒れた 

荒れてしまった海は簡単には戻らない 

撒き餌としてのオキアミ使用を禁止するところも多いが 

その代わりの撒き餌用配合粉末にはオキアミ粉が使われているのでは意味が無い 

釣れても釣れなくても釣りは楽しい 

太公望とは言わないけれど心の余裕は欲しいものだ 


オキアミと聞いてもうひとつ思い出すのは立ち喰い蕎麦屋のかき揚げのことで 

まさか今の立ち喰い蕎麦屋はそうではないと思うけれど 

昔の・・・少なくとも40年前の立ち喰い蕎麦屋で出すかき揚げの海老はオキアミだった 

醤油辛くて真っ黒な蕎麦つゆに浮いたかき揚げは粉が多くてもったりしていて 

蒸したようなモソモソの麺といっしょに手繰ればお腹がいっぱいになるというよりも 

胸が苦しくなるような膨満感に襲われるので倹約するには持って来いのものだった 

あんな不味い蕎麦は飽食の今の世にあるはずないと思っていたのだが・・・ 

それがあった! 

東海道線のある駅のホームの立ち喰い蕎麦屋である 

私も大好きな街だしその街の名誉のためにも名前は伏せるが 

そういう不味い立ち喰い蕎麦が好きな方もいらっしゃるだろうから 

湧き水の街というヒントだけで勘弁していただきたいと思う 

そんなことを書いていたらその街に行って美味い蒲焼きを喰いたくなってきたが 

蒲焼きは高いし絶滅危惧種かと気になるのでお昼は穴子でも喰うことにしよう 

エチオピア・モカを挽いてフレンチプレスで淹れて飲む 

教室用の膠を炊く 濃度はやや濃い目に 

仕事の前にほんの少し散歩出来るかな? 

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胡麻豆腐を混ぜた卵焼きを冷やしそうめんの上に据える朝

2017年07月28日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

いただいた胡麻豆腐を良く潰し卵黄2個と良く混ぜて厚焼き玉子を作る 

いただいた稲庭そうめんを皿に装いいただいたプチトマトを並べ卵焼きを据える 

つゆを張り長ねぎの微塵切りを飾り京七味を振る 


これは美味い! 

いただいた胡麻豆腐を眺めて「なに作ろう?」と考えていたら思いついただけの料理だが 

胡麻豆腐の風味が卵焼きの脂甘さと相まって想像以上に濃厚な旨味となった 

今日使ったのは白胡麻の胡麻豆腐だったが 他にも 

黒胡麻に金胡麻に柚子風味と4種類の胡麻豆腐があるのだと思うと楽しみにもなってくるし 

それぞれを混ぜ合わせたらもっと複雑な味わいの卵焼きが出来上がるのではないかと思ったら 

うきうきしてきたのでいつもよりも多めの豆を使って贅沢にコーヒーを淹れることにする 

多めの豆でサッと淹れると嫌みの無いすっきりとしたコーヒーになる 

もっとすっきりしたコーヒーを淹れたかったら水を使うと良い 

特別な道具は要らない 普通のペーパードリップで構わない 

いつも通りに豆の様子を見守り見極め淹れれば良いのだ 

水で淹れた甘酸っぱいエチオピア・モカを飲みながら教室用の膠が炊けるのを眺める 

仕事の前に散歩が出来るだろうか? 

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豚肉をさっとカレー煮にして南蛮そうめんにする朝

2017年07月27日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

涼しい夜にぐっすり眠れて目覚めもはスッキリ! あれ?のど痛い  

茹でこぼした豚肉のこま切れに塩胡椒をして玉ねぎサヤインゲンとサッと炒めてカレー煮にする 

いただいた稲庭そうめんを硬茹でして流水でぬめりを取り皿に装いカレー汁をかけ青ネギを散らす 


カレー南蛮の蕎麦やうどんをそうめんに置き換えるとそれだけで 

どこか東南アジアの国の料理に見えてくるのは不思議な気がする 

それならいっそカレーの出汁にナンプラーかニョクマムを使えば良かったかなと 

考えていたら「それよりもガン漬のほうが面白いかも」と急に思いつく 

蟹の塩辛やアミの塩辛を味付けに使えばより東南アジア風になるに違いないし 

ガン漬けの磯臭さが細いそうめんに絡んだのをすすりこんだら・・・ 

口の中が海そのものになってさぞかし美味かろう!と妄想する 

ガン漬け(蟹漬け)は有明海の干潟に棲むちいさな蟹を潰して作る塩辛で 

そのまま塩辛としても喰うし調味料としても使うのだが 

ベトナムやタイやカンボジアでも同じような塩辛があって 

国は違えど同じようにそれらを使うのを考え合わせれば 

我々日本人のルーツのひとつが海神族であると言えるし 

国境など越えて我々は生きているのだということもよく判る 

だいたい国境線などという馬鹿げたモノを後生大事にしているのは権力者だけだし 

しかも権力者と権力者がその境目でせめぎ合い戦わせようとするのが戦争ならば 

最前線で戦わされている我々庶民にとってはイイ迷惑以外のなにものでもない 

美しい大地や海原に醜い線を引いた奴らに今さらながらではあるけれど怒る 

 濃い目に淹れたコーヒーを飲んで心を鎮める ヨーグルトも喰う 

このままイチ日じゅう涼しいのなら森に潜り込んでタマゴタケを探したい 

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蛙柄の布に焼き茄子そうめんを置いて雨乞いする朝

2017年07月26日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

薄曇りで涼しい 昨日の蒸し暑さが嘘のようだ 

朝から雨だと聞いていたのだが・・・ 

焼き茄子をつゆに浸して箸で身を突き崩す 

いただいた稲庭そうめんを茹でて冷やして皿に装い焼き茄子を乗せつゆをまわしかける 

青ネギを散らしおろし生姜を添える 


稲庭そうめんは小麦の風味が強く感じられて・・・素朴で美味い 

焼き茄子のエキスがそうめんのつゆにほろ苦さを加えて・・・美味い 

そうめんつゆの旨味が焼き茄子に染み込んで・・・これも美味い 

焼き茄子をほぐしてそうめんに絡めて頬張れば・・・ああ!美味い 

出汁に干しえびも使ったら・・・もっと美味かったかな? 

そう考えて乾物置き場を探したが干しえびは見つからなかったが 

その代わりに干しゼンマイを見つけた 

新潟の山で採れたゼンマイを農家の方が手間ひまかけて作られた本物の干しゼンマイだ 

時間をかけてじっくり戻して油揚げやニンジンといっしょに煮含めれば 

こんなに美味いものがあるだろうか!と声に出したくなるほどだと思ったら 

俄然ゼンマイ煮を喰いたくなったが止まりがちな冷蔵庫の中で 

貴重なゼンマイを戻すリスクを考えて・・・やめた 

それよりも干しえびだ 仕入れなければ! 

干しえびの出汁が染みた茄子の味を思い出すと喰ったばかりなのに涎が出てくる 

健康健康 ありがたやありがたや 

教室用に膠を炊きながら食後のコーヒーを淹れる 

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いただいた帆立の燻製を冷や奴そうめんに並べる朝

2017年07月25日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

寝起きはまずまず 足の腫れはほぼ引いた 

素麺を茹でて冷やしてガラス皿に装い絹ごし豆腐をその真ん中に据え 

いただいた帆立の薫製をぐるりに並べらっきょうの甘酢漬けを置き 

 つゆをまわしかけ青唐辛子と青ネギと細切り沢庵を散らす 


らっきょうを漬けなくなってもう20数年経った 

同じくらいに梅干しも漬けていない 

気がつくと糠漬けもしなくなった 

独り身になって手抜きばかり 

梅干しを土用干しする竹笊がホコリをかぶって恨めしそうにこちらを見ている 

何も見なかったふりをしてエチオピア・モカを挽く 

牛乳とヨーグルトも摂っておく 

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いただいた鯖の燻製を冷やし蕎麦の上に乗せる朝

2017年07月24日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

足の痛みは無くなった 腫れが引くにはもう少し時間がかかる 

いただいた八戸の真鯖の燻製を冷やし蕎麦に乗せる 

蕎麦の上にはあらかじめスライスした玉ねぎとピーマンの胡麻和えを敷いてある 

蕎麦つゆをまわしかけ青ネギをちらして手繰る 


燻製というと硬く締まったものを想像されるかもしれないが 

これは低温の煙で燻した「冷燻」と呼ばれる方法で作られているので 

ひと切れ箸で摘まみ上げて頬張ると上手に作った締め鯖のような・・・ 

生ハムのような柔らかさとしっとりとした舌触りがする 

噛み締めると真鯖の甘い脂がじんわりと沁み出してくる 美味い 

最近では煙の匂いのする浸け汁を使った偽冷燻もあるので油断ならない 

そういうものがあふれている昨今ではある 

教室用に膠を炊く 

膠は昔ながらの三千本膠だ 

私は頑固爺なのだ 

エチオピア・モカを淹れて飲む 

原種の野生味は格別だ 

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いただいた帆立の燻製を冷やしトマト蕎麦に並べる朝

2017年07月23日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

足の痛みは和らいでいる 腫れも引いてきたようだ 

茄子を細切りにして茹でる トマトは湯向きしておく 

蕎麦を茹でて冷やして皿に装いつゆを張り茄子を並べトマトを据える 

いただいた帆立貝の燻製を並べ青ネギを散らして手繰る 


ようやくタマゴタケの季節がやってきたというのに 

足の痛みと腫れで出かけることもままならないなんて・・・ 嗚呼! 

こうして家に籠っているあいだにも樹海の奥でタマゴタケは顔を出し・・・ 


真っ赤な笠をおおきく開いているのではないか・・・ 


さらにアサギマダラがひらひらと舞っているのではないかと・・・ 


そう思うだけで和らぎ始めた足の痛みがまたぶり返してくるような気がして 

焦る 

焦りは禁物 

古傷はじっくり直さないとね 

今日ものんびり養生する 

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戸隠十割無塩蕎麦をガラス皿に盛りつける朝

2017年07月22日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

寝苦しい夜だった 

いただいた戸隠十割無塩蕎麦を茹でて冷やしてガラス皿に盛りつける 

蕎麦つゆは鯖節と醤油と味醂と黄ザラを煮詰めて濾して冷やしただけ 

薬味は青ネギとワサビ ワサビは缶入りの粉ワサビを良く掻いたもの 

無塩の十割蕎麦なので蕎麦湯が飲める 蕎麦湯の見た目は白く濁ったポタージュ風だ 


朝飯に十割蕎麦を喰ったのはマクロファージの餌であるリポポリサッカライドが 

十割蕎麦には多く含まれていてそれが身体の免疫力がアップさせるという番組を 

昨夜見たからというわけではなくてただ蕎麦を喰いたくて喰っただけではあるけれど 

このお中元に貰った戸隠の十割蕎麦が無塩で打たれていて茹で汁をそのまま蕎麦湯として飲めば 

リポポリサッカライドが効いてぶり返してきた右足の痛みと腫れも治まるのならありがたいことだ 

美味い蕎麦を手繰って蕎麦湯も飲んで古傷が癒えるのなら 

これはまさに一石二鳥ということになる 

リポポリサッカライドという物質があることさえ知らなかったけれど 

ついでに言えば蕎麦つゆの出汁もきっと身体には良いはずだ 

鯖や鰯や鰹などから抽出される成分にもリポポリサッカライドのように 

未だ知られざる有効成分が含まれているに違いなくて 

そう考えると醤油や味醂にもそういうことがあるのだろうと 

蕎麦湯で割った蕎麦つゆを飲むと良いものが身体に染み込んでいるような気がする 

さらにそこへネギとワサビも加われば向うところ敵無しの気分になっってきた 

エチオピア・モカを挽いてドリップする 

身体に良いものは喰ったり飲んだりすれば判る 

60年間大病もせず生きてきた爺の実感である 

氷枕に湿布を貼った右足を乗せる 

今日も猛暑か? 

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焼き茄子を煮浸しにして戸隠十割蕎麦に乗せる朝

2017年07月21日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

いただいた茄子を直火で焼いて皮を剥き熱々のうちに 

ホクトの霜降りヒラタケといっしょに蕎麦つゆで煮浸しにしたのを 

茹でた戸隠十割蕎麦に乗せ焼き茄子にはワサビを蕎麦には青ネギを添える 


熱々の焼き茄子にワサビを付けて頬張ったら・・・むせた 

くどいようだがワサビは缶入りの粉ワサビに限る チューブ入りはダメ 

本ワサビを鮫皮でおろしたらそりゃぁ美味いに決まってるけれど 

粉ワサビの鮮烈な刺激をイチ度味わったら本ワサビでは物足りなくなる 

とにかく私はワサビ好きだ 

物心ついた時には蕎麦つゆにワサビを溶かしてザル蕎麦を手繰っていたくらいで 

そういうと幼稚園児にワサビを喰わせて平気な親なんているのかと思われるといけないが 

幼い頃の私が親の目を盗んでワサビの塊をを素早く蕎麦猪口に放り込むくらい朝飯前の 

真田小僧だったと言えば「なるほどね」とうなずいていただけるのではないかと思って 

ワサビが好きだという話を調子に乗って続けようかとも思ったがこれくらいでやめにする 

今日も暑い 朝から暑い 

ただ耐えるのみである

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いただいた胡麻豆腐を冷やし素麺に乗せる朝

2017年07月18日 | ぼくモライもん

午前6時に起床する 

窓から流れ込む風は涼しい このままってことは・・・ないんだろうな 

連日の猛暑で食欲が湧いてこない 

これではイカン! とにかく喰わねば! ルパンのようにはいかないけれど 

いただいた胡麻豆腐の白胡麻味と枝豆味を冷やし素麺に乗せて青ネギを散らしおろし生姜を添える 

素麺は島原の つゆは鯖節と味醂と醤油と塩を煮立たせて冷やしただけ 


胡麻豆腐は殺生出来ない坊主が生み出した傑作料理のひとつだ 

もうひとつ・・・と問われたら羊羹?ガンモドキ?巻繊汁? 

う〜ん・・・絞り切れない 

ところで葛は身体の中の熱を取り去る効能があるらしい 

それを信じて胡麻豆腐を頬張る 

そんなことはどうでも良くなるほど美味い 

枝豆味の胡麻豆腐も美味いけれどやっぱり普通の胡麻豆腐が良い 

添付のタレは使わない 素麺のつゆで良い 味が濃過ぎるのだ 

トコロテンにも酢醤油や黒蜜は使わない 

私はもっぱら素麺つゆとおろし生姜でトコロテンを喰う これは高知風だ 

高知で過ごした数年は私の人生の中で宝石のようにキラキラと輝いている 

深くて青い海 目の前の海で獲れた巨大な鮫が港に揚がるのだ 

黒々と茂る森 獣の臭いが満ちる森を歩きまわった 

青緑色の渕に潜むナマズ ニホンカワウソが棲む川だ 

魚屋の店先で藁焼きされる鰹 ニンニクはまるごと添える 

開けっぴろげで議論好きなひとたち 漁師は皆理論家なのだ 

無性に行きたくなってくる 

ギザギザに波立った丸い水平線を見たくなる 

素抜けたような味の鯖の姿鮨やリュウキュウのヌタを喰いたくなってくる 

きっと猛暑のせいだ 

暑い夏にプレデターがやってくるように 

エチオピア・モカを水出しして飲む 

湯で淹れるよりも甘酸っぱくて香りが強い 

きっと今日も猛暑だ 負けて堪るか! 

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