午前6時に起床する
Mac の調子は相変わらずだ 起動に時間がかかる 文字がうまく打てない
もしや?とキーボードを交換したら急にキビキビと動くようになった あら ♪
いや!これで解決とは思わないぞ! いつでも再インストール出来るように心の準備をしておくのだ
いただいた常陸秋蕎麦を茹でて冷やしてひと口づつ摘んでガラス皿の上に盛りつける
宗田鰹の節と鯖の節と味醂と醤油で蕎麦つゆを作り冷やしておく
大根をおろして小鉢にいれる 缶入りの粉ワサビを掻く 長ねぎを木口に切る
大根おろしを蕎麦の上に乗せ蕎麦つゆをかけまわし薬味を加えて良く混ぜて越前蕎麦風にして手繰る

越前蕎麦の存在を初めて知ったのは NHK の今日の料理だった
ある日テレビを点けるとゲストの宇野重吉が生まれ故郷の越前蕎麦を作っていた
太くて黒い蕎麦を茹でて皿に盛りつけ大根おろしを乗せ蕎麦つゆをかけまわした後に
鰹節を振りかけながら「いい鰹節をパラリとかける」とポツリと言った
宇野重吉にふさわしいセリフだと思った
それからアナウンサーと向かい合わせに座り顔をしかめながら蕎麦を手繰る宇野重吉の
なんともいえない仕草から目が離せなくなったのを覚えている
宇野重吉という役者の存在を初めて強く感じたのは大河ドラマの「天と地と」だった
石坂浩二演じる長尾景虎の若き日の師匠ともいえる側近の宇佐見定行の役だった
主役はもちろん石坂浩二だったが子供の私には宇野重吉の印象のほうが強い
天と地とは家族揃って観ていた
だから「コント55号の裏番組をぶっとばせは」見たことが無い
ちなみに「コント55号の裏番組をぶっとばせ」は最初の何回かはタイトルの
裏番組の前に「天と地と」が付いていたが視聴者からのクレームで外した
なんでもイチャモンをつけてつまらなくさせるのは今も同じだ
石坂浩二は「天と地と」で人気者になりその後の「2丁目3番地」「3丁目4番地」や
水前寺清子との「ありがとう」で押しも押されぬ俳優になるのだけれど
その演技は平板で面白みに欠けていているのは「やすらぎの郷」を観るまでもないことだ
いただいた金砂郷の常陸秋蕎麦はクセの少ないさっぱりとした味わいがするけれど
この淡白さは日常的に食べ続けても飽きない味だとも言える

どこかで食べた蕎麦の味に似ていると思って考えたら・・・
これは「大むら」の蕎麦の味だ!
これぞ正しき街の蕎麦屋の味なのだ
飽きない味を作り続けるというのは凄い努力と才能が無ければ出来ない
そう思うと石坂浩二の平板に見える演技が違って見える・・・かも?
もうすぐ「やすらぎの郷」も終わる